島田隆の天職相談室

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しまりゅう52

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2004.12.09
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今日の朝刊各紙のトップは、北朝鮮から持ち帰った骨はめぐみさんのとは違う別物、というニュース。これはこれで、大問題で、いい加減にしろ!とか政府はもっと厳しく対応を!とか言いたくなる。しかし、ビジネスの面でも大きな話題があるのは皆さんご承知の通り。

それは、中国のLENOVOがIBMのPC事業を買収したというニュース。中国って、元気ですねえ。人件費をはじめ、コストが安いという優位性によって競争力を強めてきた中国の各企業。それが、一足飛びに「あのIBM」の一事業部門を買っちゃうなんて、「ほんまかいなーー」とその勇気と決断力にびっくり。

日本の企業がアメリカでのM&Aに積極的に乗り出したのは、1980年代に入ってからで、数が増えたのは80年代半ば以後のことだった。「安かろう、悪かろう」とバカにされながらも、地道に米国への輸出を拡大し始めたのが、1960年前だったから、ほぼ四半世紀を経て、米現地企業の買収に乗り出したという計算になる。

実に日本的な、「一歩一歩着実に地歩を固めながら」進めるやりかた。買収より、まずは自分で販売会社を作り、次に工場を建て、商品・事業の幅を拡げ、と積み上げてきた訳だ。ある先輩に教えてもらった話だが、当時の苦労は並大抵の事ではなかったらしい。人材も、「チンケな極東の日本とかいう国から来た、チンケな会社」に集められる人材には限りが大有りだった。そんな状況の中で、騙しだまし、コツコツと積み上げてきた、涙の物語。当時のことを取材すると、「プロジェクトX」のネタになりそうな話が、ごろごろしている。

これに対比すると、今回のDEALの鮮やかさ、というか、大胆さというか、脇の甘さというか、あせり、等等。見方はいろいろあるだろう。私も、大胆なことをやったという積極評価の一方、これからの統合・経営には沢山の課題があって、それを旨くこなせるかどうか、かなりリスクの高い案件だと思っている。

ただ、今までの中国の人や企業とのやり取りの中で、今回の案件の背景にある気持ち・アスピレーションは、すごくよく分かる。それは、「世界で一流のXXX」になりたい、いや、もうそう出来るのだ、という矜持と自信。少々過剰気味に感じるときもあるが、その思いの熱さは圧倒される思いだ。

個々の案件の成否は別として、この熱さを我々も少し盗めればと願っている。江戸の文化文政期みたいな爛熟文化も結構なれど、もう少し「朝や昼の気分で」世の中進まないものか。まあ、嘆くより、お隣の方の元気に乾杯!!





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Last updated  2004.12.09 09:10:27
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