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January 2, 2006
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カテゴリ: 日常生活
今日は、朝7時と9時と12時にそれぞれ目が覚め、結局、12時に起きました。

体調は大幅に回復し、喉の痛みもすっかり消えました。

お昼は雑煮を食べ、それから読書。

当初の予定では初詣に行くつもりでしたが、雨が降っていたので翌日に順延しました。

読んだ本は、ジェトロ(日本貿易振興機構)の「アグロトレードハンドブック2005」、渡辺米英「回転寿司の経済学」(ベスト新書)、「ぜひ知っておきたい日本の輸入食品」(幸書房)の3冊を読みました。

すべて食べ物に関係する書籍ばかりです。

わが国の輸入金額のうち、かなりの部分を占めているのが食料品です。その貿易動向・貿易構造を知っておくことは重要なのです。

アグロトレードハンドブックは、毎年発行されており、私も毎年読んでいるのですが、年毎に輸入動向がいろいろな要因(原産国の不作・不漁、BSEや鳥インフルエンザなどの疫病問題、日本の消費者の嗜好、海外の消費者の嗜好など)によって変わってくるので、毎年、きちんとフォローしていくことが必要となります。

読んでいて関心を惹かれたのは、「たらのすり身」の輸入動向でした。



原因は3つ。1つは、日本国内での練り製品の需要が減少傾向にあること。これは、なんとなくわかるような気がします。もうひとつは、米国景気の影響でした。

米国では、景気が好調を持続しており、個人所得が増加していますが、比較的所得水準の高い消費者が、BSEへの懸念から牛肉の消費を減らして、安全な水産物への需要を増やしており、その結果として、ソテーやフライ用に加工された白身魚(こうした用途の白身魚を「フィレ」と言います)に対する需要が高まり、相場が上がっているようなのです。

米国での相場上昇によって、米国やロシアの水産業者が、すり身ではなく、カットされた切り身(つまりソテーやフライ用の「フィレ」)の生産を増やした結果、すり身の生産が減ってしまい、輸入が減らざるをえなくなったのです。

米国景気の影響が私たちの食べる蒲鉾やはんぺんにまで関係してきていることに、改めて驚きを感じました。

米国の影響としては、景気好調によるパーティーの増加から大型エビの需要が増えて国際相場が押し上げられているほか、BSEへの懸念から豚肉を原料とするソーセージの需要が米国内で増えて、米国の生産業者の日本への輸出余力が減って、代わりに、日本では中国産のソーセージの輸入が増えているようです。

また、お菓子の原料などに使われるアーモンドについても、主力産地の米国が不作だったうえ、アーモンドが健康に良いという話が広まって、米国の国内需要が高まっており、アーモンドの日本への輸出価格が上がり始めているようです。

ロシアも原油価格の上昇で、原油の輸出代金が増えて、国内景気が好調であり、その影響で、ノルウェー産のサーモン(高級品とされています)に対する需要が増えており、日本向けのノルウェー・サーモンの相場が上がっているようです。

日本では、サケは国産品(養殖、天然)のシェアも高いのですが、年々、輸入品の占める割合が高くなっており、輸入品は大きく分けると、ギンザケは南米のチリ産(養殖物)、ベニザケは米国(アラスカのブリストル湾が主力漁場の天然物)、ロシア産、大西洋サケはノルウェー産がそれぞれ中心となっています。輸入品の中核を占めるノルウェー産の相場上昇は、国産を含めて、サケの値段を押し上げる方向に作用していることはまず間違いないでしょう。

結局、米国やロシアの景気が良くなると、私たちの朝食のお膳に並ぶ蒲鉾やサケの値段が上がる、というかたちで、私たちの生活にも間接的に影響が及ぶわけです。

容易に理解できる話ではあるのですが、改めて考えてみると、うーん、と唸らざるをえませんでした。

米国やロシアの景気好調は、日本からのIT製品や自動車の輸出を増やすというかたちで、日本に影響していることは容易に想像がつくのですが、実は、日本の輸入にも影響を及ぼしていたとは・・・・。



そういった単年度の動きのほかに、これまでも疑問に思っていることがいくつかあるのですが、結局、それは解消されませんでした。

たとえば、日本のビールの輸入をみると、アイルランド、メキシコ、オーストラリア、オランダ、英国の順となっています(2004年)。欧州系のビールは私もよく知っていますが、メキシコ産のビールは飲んだこともありませんし、銘柄も聞いたことがありません。

しかし、メキシコ産は実際に輸入量が第二位なのです。ここからは、私の推測ですが、米国のビールメーカーの生産工場がメキシコにあるか、あるいは、米国内で生産されたビールの日本への輸出港がメキシコの港湾とされているのかもしれません。

機会があれば、ビール会社か輸入商社の方にお聞きしてみたいものです。

輸入については、まだまだ個別の動向がよくわからない品目(鉱山が多いわけではないのに、フィリピンからの鉄鉱石の輸入が多い理由など)もたくさんあります。



今の仕事は分析からは離れてしまっていますが、それでも時間をみつけてフォローしておかなくては、と改めて感じました。

夕食は、昨晩と同じメニューでした。

妹と二人暮しなので、おせち料理を作るのも大変で、結局、お互いに食べたいものを食べることにしました。

その結果、メニューは、オードブル2品(サーモンのテリーヌ、卵とエビのテリーヌ)、数の子、マグロとタイの刺身、筑前煮、チーズ2品(クリスマスの残り<バルデオン、ミラベラ>)、生ハム、シェリー酒になりました。

いずれもおいしく頂きました。本当に幸せな気分になれました。

チーズのうち、ミラベラは、明らかにクリスマスの時に比べて、味が一段と良くなっており、冷蔵庫の中で少し熟成が進んだものと思われました。チーズは、食べるたびごとに、僅かずつ味が異なり、たいていの場合、味が良くなるので、そういった楽しみがあります。

食後には、コーヒー(コロンビア産の「エメラルド」)とチョコレート(これもクリスマスの残り。ジャン・ポール・エヴァンの「コスタリカ」)を頂きました。

チョコレートはオレンジ・リキュールの香りが強く、とても満足できました。コーヒーは、そろそろエメラルドがなくなるのですが、お店から年始にメールが届いて、セールが行われるということでしたので、また購入しておこうと思います。

明日のお昼は、妹がビーフシチューを作ってくれるそうで、今日のうちから下準備をしていました。今から楽しみです。





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最終更新日  January 3, 2006 03:03:00 AM
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