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January 6, 2006
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カテゴリ: 仕事
今日も寒い一日でした。

仕事のほうは、引き続き忙しく、一日中、バタバタと慌しくしていて、あっという間に一日が終わってしまうような気がします。

残業を終えて、電車を乗り継いで最寄り駅まで着き、自宅に向かって歩いている途中で、拍子木を打ちながら歩いている自治会の方々とすれ違いました。

毎年、12月と1月は、自治会の方々が夜回りをしているのです。たぶん防犯強化月間とかいうことではないかと思います。

こうした取り組みは、とても意義のあることだと私は思います。

最近、犯罪発生件数が増えており、政府でも、警察官の増員などによって対応しているのですが、それでもやはり追いつけないようです。

考えてみれば当たり前のことで、これまで、この国の治安が維持されていたのは、地域内での住民の結びつきが強く、良くも悪くも相互監視的な状態になっていたため、不審者が容易に住宅地に侵入できない、という構造が原因となっていました。

しかし、現在では、プライバシーを重視する考え方が強まり、そうした相互監視的な感覚が薄れており、善良な個人にとっては、近所から要らぬ干渉を受けなくなって住みやすくなった反面、不審者(見慣れない人)が住宅街をうろついていても、不審者か近所の人か判別できなくなってきました。

このため、不審者の住宅街への侵入が楽になり、都市部では、相当、大胆な形での犯罪が増えています。マンションなどで、建設作業員の服を着た窃盗団がドアや壁を大きな音を立てて破壊して、留守宅から金品を奪うといった犯罪も増えています。あとで隣室の住人に尋ねると、「隣室で工事でもやっているのかと思ったので放っておいた」などと答えるようです。



こうした事情がだんだんと国外にも知られるようになり、外国人の窃盗団などが入国するようになり、組織的な大掛かりな犯罪も増えてきています。

犯罪を防ぐには、警察に頼るだけでは駄目で、各世帯できちんと防犯意識を持ち、地域ぐるみで犯罪に対処していかなければならないのです。

そのために重要なことは、犯罪者に対して、「この地域は防犯意識が強いから、仕事がしにくい」というアピールをすることです。

海外では、「割れた窓をなくそう」という運動が成果を収めています。

窓が割れたまま放置されているのは、美観上、良くありません。近隣の住民に、そうした意識が強くあれば、空家の窓が割られた時点で、警察に連絡するなり、家主に連絡するなりして、窓はすぐに修復されるはずです。

しかし、近隣の住民が他家のことに無関心であれば、割られた窓は放置されます。

これは、犯罪者にとって、格好のターゲットになってしまいます。

同じような事例は、たとえば、塀やトンネル、コンクリート壁などへの落書きでも見られます。

街の美観を保つことは、単に景観上の問題にとどまらず、大きな防犯効果があることが、もっと理解されて然るべきだと思います。

それだけではまだ不十分で、夜回りなどを恒常的に行うことも、大きな防犯効果があると思います。

深夜、人通りが絶えるからこそ、窃盗を行いやすくなるのであり、時々、しかも、防犯意識の強い人が回ってくる、というのであれば、よほど手馴れた犯罪者でない限り、仕事はしにくいでしょう。



防犯カメラの設置が最近、増えていますが、これは、あまり効果がないことも、きちんと知られて然るべきだと思います。

イギリスは防犯カメラがあちこちに大量に設置されていますが、犯罪発生件数が減っていません。

その理由は、カメラを設置した地域では犯罪が減りますが、カメラの設置されていない地域で、逆に犯罪が増えるからなのです。

そのうえ、最近は、カメラに映されてもよいように、コートのフードなどで顔を隠して、ひったくりや窃盗などを行うケースも増えています。

カメラの台数が増えれば増えるほど、それを監視する職員を増やさなければなりませんが、それは人件費の観点から無理です。



監視カメラに頼るのではなく、「自分の身は自分で守る」という意識を持つことがやはり必要とされるのでしょう。

こういうことを言うと、「人を見たら泥棒と思え」などというのは悲しいことだ、と必ず反論されますが、実際に犯罪が増えている状況下、そうしたのん気なことを言っている場合ではなく、むしろ、そうしたイメージ論が「ターゲットにしやすい人が多い国」という認識を広まらせ、事態を悪化させていることを、もうそろそろ気づいて欲しいものです。

そんなことを思いながら、家に帰ってきました。





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最終更新日  January 7, 2006 08:35:57 PM
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