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2004年08月04日
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カテゴリ: 映画、ドラマ
 原題「双瞳」。2002年。台湾。

 主役の梁家輝が、なんかやたらと老けていてショック。若くてピチピチしていた頃から見てたからなあ。でも役柄のイメージに合わせたんでしょう、よれよれ疲労困憊の役だから。
 ホラーということだけれど、「道教」という割には「仏教」もガンガン混じっていて、道教と断言しない方がよいのかも、と思ったり。まあ道教自体、あちこちからパクってるから、いいのかな? 
 「双瞳」は古くから言われていることですが、これは確か「異人」「偉人」の証拠で、別に悪人でなくても可。むしろ、すごい能力を持った仙人とか伝説上の神様に言われている特徴の一つ。他にも「方瞳(四角い瞳)」とかいろいろあるし。だから、この作品での用いられ方には、ちとピンとこなかったり。うーむむ。イメージがちと違う(^^;) 
 ただ、道観の中で繰り広げられた大量殺人はさすがに、スプラッタ気味。「人肉饅頭」には負けますが。
 一番良かったのは、BGMでした。なんかとても静かで感じの良い音楽。うむ、ホラーにはこういう音楽がいいなあ。昔のイタリアン・ホラーのBGMも綺麗ですよね。
 それにしても主人公の名前が「火土」って聞いたとたん、「ああ、五行だわ。事件の中心になるな」と分かってしまうあたり、もう少しひねってほしかったかも。それにしても100年前の予言って…? 結局どういうことだったんでしょ。永遠の生命は火土によってどうなるわけ? 
 というわけで、ハッキリしなかったので、また機会を見つけて見直します。とほほ。
 それにしても、台湾なまりのきつい言葉は全然聞き取れないよーう。多少なまってるくらいなら平気なんだけど。やっぱり大陸標準語仕様の耳になってしまっているわたくしでありました。





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最終更新日  2004年08月04日 18時20分53秒
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