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2004年09月10日
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カテゴリ: 本、マンガ
「キャプテンフューチャー全集」1


         エドモンド・ハミルトン/野田昌宏 訳
         創元SF文庫

 そんなわけで、買って読みました。出会ったのは小学生の時で、毎月お小遣いをもらうたびに、速攻で本屋に走り、ハヤカワ文庫(当時)を一冊、二冊と買っては読んだものです。もう毎月毎月、お小遣いが待ち遠しくて、買っていないキャプテン・フューチャーが売り切れてないか心配でたまらなくて、本屋に日参しては確認する日々。
 という我が青春未満? の思い出であります。小学生の卒業文集にも、「好きな作家/エドモンド・ハミルトン。尊敬する人/湯川秀樹」などということが書いてあります。すげえヤな小学生かも・・・。

 さて、時系列順に編纂されたこの全集、一巻は木星で起きる謎の「先祖返り病」と、背後にいる宇宙帝王、それに対する我らがカーティスことキャプテン・フューチャー及びフューチャーメンの活躍。犯人はたいてい知り合いの中にいて、こいつが犯人だと思っていたら実は、というパターン、けっこうあります。個人的には、木星にはかつて栄えた超古代文明があって・・・というあたりかな。今は落ちぶれていても、かつての栄光が伝説となり語り継がれている。それを信じて探索する学者。伝説が事実だと知り誇りに思う木星人。好きだなあ。

 二話目は暗黒星が突然出現し、地球めがけて突進してくる。しかしどんなに調べても重量も何もなく、どう考えても科学的には「存在していない」。だが、そう発表した科学者たちが家族と共にいなくなってしまう。「本当は衝突するのだ。それを知って自分たちだけ逃げたんだ」と信じ込まされる人々は、全権を謎の男ザロ博士に委任するよう求め始める、という内容。好きなのは多種族との接触をおそれ、惑星全体が水に浸かっているかのようにカモフラージュしていた、という幻想的なシーン。視覚的にとても美しいと思うのですが。

 あとはやっぱり、大好きなサイモン教授とエズラ・ガーニー。今読み直しても、この二人、とってもいい味を出していて、大好きです。おっと、もちろんグラッグとオットーのコンビも好きですよ(^^)



 創元さん、本当にありがとう!!





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最終更新日  2004年09月10日 22時16分49秒
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