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2005年01月20日
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カテゴリ: 本、マンガ
「ダークホルムの闇の君」(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/創元推理文庫)

 これも出版されると同時に購入し、読みふけった一冊。特にグリフィンたちが可愛くて、何度も何度も読み返した愛読書の一つでもあります。

 魔法の国では、こっちの世界(たぶん我々の世界)からやってきた事業家によって、観光地化されていた。それは強力な魔物の力を用いた契約であり、魔法の国を搾取し奴隷化するものでしかなかった。
 向こうの国からきた「巡礼」(観光客)のために、魔法の国の十人は本当に戦い、傷つき、死ぬことすらある。土地は荒れ果て財政は逼迫。さらに魔法力までもが減り始めている。
 何とかしなければ、と神に訊いたところ出たお告げが、無魔術師ダークを「闇の君」にすることだった。
 闇の君とは、観光客にとってのラスボス。
 しかし、次から次へと問題が生じて…。

 という話。
 まず、この魔術師ダークの家族が個性的で楽しい。圧倒的な魔力を持つ妻、詩人を目指すしきりやの長女(人間)、母親譲りの魔力を持ちながらコントロールできない息子(人間)、それに五匹のグリフィン!! グリフィンを作り出す時に、夫妻の細胞を取り込んだため、グリフィンたちもれっきとした子供たちで、かれらはみんな家族。

 とにかく可愛い。もう、動物好きにはたまりません。

 他にも魅力的な動物(ダーク製作)が山ほど。もちろん、エルフもドワーフもドラゴン(ウロコ大好き!!)も、魔物も出てきて、さながら巨大なテーマパークのよう。

 とにかく楽しくて面白くて、そしてちょっぴりほろりとくる、家族愛、兄弟愛、友情に恋愛、何でもござれの物語です。

 ダイアナ・ウィン・ジョーンズが人気あるのも納得できますね。ストーリーテラーとして本当にすばらしい。

 ちなみに本作は、あの「ハリー・ポッター」と争って賞を獲得したそうです。ふふふふふふ。私は断然、ダイアナ・ウィン・ジョーンスよいしょなので、とっても嬉しかったりします。てへ。






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最終更新日  2005年01月21日 11時15分22秒
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