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2007年01月27日
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カテゴリ: 本、マンガ
「毒杯の囀り」(ポール・ドハティ/創元推理文庫)



 新刊紹介でなんとなく気になっていたので、出版されると同時に購入。
 一度読んで面白かったので、西洋の歴史好きな人に勧めたりして、つい先日ふとまた思い出して再読。

 1377年のロンドンが舞台で、謎の連続殺人(最初はそんなふうには見えない)が起きる。
 主人公は托鉢修道士で、過去に弟を戦争に連れて行って、死なせたという心の傷がある。
 聖職者として肉欲や恋愛を戒められているのに、どうしても未亡人の信者に想いを馳せてしまい、内心の葛藤に苦しんでいる、というキャラ。

 相棒はでっぷりした大酒飲みのジョン卿ことクランストン検死官。
 陽気でのんきに見えるこのおじさんも、実は過去に最愛の息子をペストで失い、そのつらさを忘れようと深酒しているという心の傷がある。



 その表現力、描写力にほれぼれ。

 一度目に読んだときはストーリーを追うのとキャラクターに神経がいっていたのでけれど、再読した時には描写力に魅せられていた。

 早く続きが出ないかな。

 とりあえず同じ作者の「蜘蛛の巣」(上下)を再読しとこうかな。

 ちなみに次の三読予定(もう二回読んだので)は「ルシタニアの夜」(上下)です。





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最終更新日  2007年01月28日 11時00分52秒
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