げーむ


..





「むー・・この優等生め・・。」





勝 ち た く な い ゲ ー ム 






「あったりまえ♪僕には負けの二言はない。」

なんて、彩(あや)を見下ろしてみる。


「運動も、勉強も負けた。なんだったら弱いの君は!?」


そう、今までゲームでも勉強でもなんでも勝ってきた。


「さぁ、なんでしょう?」

僕の弱いところといえば、一つだけなんだけど・・


  君を失うこと


これしかない。

これ以外なにがある・・?



君には僕は弱いんだから。






その時―・・



「あーもういい!先に喋った方の負け!よしっ。」


ぎくっ。


おもいっきり肩がふるえた。


単純なようで、深い言葉。少し驚いた。



「もう、あんたなんかと話してあげないんだから!」

なんて、言っている。


だから、そうゆうのやめようヤ・・。


一番弱、いんだからさ・・。



「さー星輝(ともき)は、負けるかなー?」

なんてニヤニヤしてる。


だからつい・・


「馬っ鹿。負けるはずないだろ?」


なんていってしまった。

ただ俺には冷や汗と・・

これから彩と話せないとゆう、この先の事で

不安がいっぱいだった。

だって、僕は彩が好きだから。



自分の変なプライドに、この関係を壊したくない。



絶対。




でも彩をすきなのは本当。


それとも、彩は僕をためしてる?


でも僕の、自意識過剰だったり・・。






この先が思いやられる。












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