生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

2015年09月20日
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アルムの山に長い冬が訪れ始めました。

ハイジがアルムに来て3回目の冬です。

雪が辺り一面を覆います。



そんな冬のある日、ハイジは一生懸命に"何か"をしていました。


やり終えると、ヨーゼフを呼びます。


しかし、ヨーゼフは利口犬。
何かを察知し、ハイジのそばまで行くものの
小屋の中に入ってしまいました。


そこに現れたのが、ペーター。


ハイジは、ペーターを“何か”のターゲットに変えました。



そうです。
ハイジは落とし穴を掘っていました。


自分の目の前にある穴に
なかなか近づいてこないペーター。


じりじりしながらもじっと待つハイジ。


ペーターが

「大角のだんなを見たよ!見に行こう!」と誘うと、

ハイジは

「ほんと!?どこ?」

と一歩前に踏み出し自分で自分の作った穴に落ちました。



1:ヨーゼフ。
2:ペーター(運がよかった)
3:ハイジ。


そりに乗ってペーターのうちに寄り道をし、
ペーターのお父さんのソリに乗り遊んでいました。



山羊のユキちゃんの様子をみて
遅くなるから帰ろうというペーター。


そばの広場では村の子供たちが雪投げをして遊んでいます。

ハイジはペーターの言うことも聞かず
村の子供たちと一緒に遊ぼうとします。

しかし、村の子供たちは突然来た女の子がハイジとわかると
急に遊びをやめてしまいました。

そして、

「お前、おんじのところのハイジだろ?どうして学校に来ないんだ?」

と質問します。

ハイジは

「学校って行かなきゃいけないの?」

と聞き返します。

デルフリ村では子供は8つになると学校に行くようになっているらしく
再三、学校がおんじに手紙を出していましたが、
おじいさんが無視をし続けていたのです。

「おんじは変人だからな!」

村の子がおじいさんのことを悪く言います。

「ヘンジンって何?」

ハイジはその言葉の意味すら分かりません。

「お前、 バカ なのか?」 (←どうしてわかった?!自分の落とし穴にも自分で落ちたぞ!)


ハイジは自分は山羊の乳しぼりもできるし、
口笛も吹けるといいます。
しかし、村の子はそんなことは誰でもできるといって
ハイジを笑います。そして、

「ハイジは何にも知らない子!」

と大きな声をあげて笑いながら、
村の子たちはその場を去っていきました。


何が何だかわからずにいるハイジにペーターはこう言います。


「学校って変なことばかり教えるんだ」





山小屋に帰るとハイジはおじいさんに尋ねます。

「私は学校に行かなくていいの?」

heidi

おじいさんは答えます。

「学校なんか行かなくていい。
 くだらんことを覚えて、くだらんヤツになる。
 ヨーゼフや山羊たちと暮らしているほうがいいんだ。」


誰にも邪魔されずに、ハイジと二人で暮らしたいと
思っているおじいさん。
でもこれから先、果たしてその願い通りに行くのでしょうか・・・・?

と何かの前触れを感じさせるナレーション。


ずっと一人だったおじいさんに、突如現れたハイジ。
おじいさんにとってはハイジが自分の全てで
それを奪われるのは何よりも怖いことになってしまっているからこそ
他人を排除しています。
でも、それはおじいさんからの視点。
散々傷ついた人生を歩んできたから
もう、傷つきたくないというおじいさんの苦悩も感じさせる回です。

でも、それがハイジにとってはいいことなのか・・・?
それを投げかけた回でもあります。
本当に愛するということは?ということの
意味の提起にもなっているような内容です。


そして、この平和が壊れてしまう
信じられない事態がおじいさんとハイジに起こります。



それはまたの機会に。


次回、「​ 二人のお客さま ​」です。

不定期更新中。お楽しみにね♪





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Last updated  2018年09月26日 00時16分10秒
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