生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

2015年11月08日
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家庭教師に挨拶をするクララとハイジ。

ロッテンマイヤーは家庭教師にハイジは読み書きもできないと
愚痴をこぼします。

それを聞いた家庭教師は「では、アーべーツェーから教えましょう」と言いましたが、
ロッテンマイヤーがそれではお嬢様の勉強が遅れて困るので、
同じところから教えてほしいと無理難題を言い出します。

「人間その気になればやれるものです。
 先生、 ひとつよろしく お願いいたします。」







家庭教師がやってきて、勉強が始まります。

文法の説明ですが、ABCすらわからないハイジにとっては
何が何だかわかりません。


そして居眠りを始めます

もちろん見る夢はアルムの山のこと。

もみの木が鳴る音をきいたハイジ。

「もみの木が鳴ってる!!」と叫び
テーブルクロスを蹴散らかして部屋を飛び出します。
haiji21

外へ出ると、馬車が通りを走っていました。

「もみの木も風もどこにいっちゃったのかしら・・・・」






ロッテンマイヤーがやってきてハイジは
もみの木の音が聞こえたが、どこにあるのかわからないといいます。

「バカバカしい。ここは森の中ですか?
 自分のやったことをよくごらんなさい」

と言い、ハイジの腕をつかみ部屋へと連れ戻します。


セバスチャンとチネッテがしていました。
haiji21
インクで床は真っ黒。

それを見て、ハイジは自分がしたことを知ります。

「ごめんなさい。」ハイジは謝ります。

「いやんなっちゃうわ!どうしてあたしの仕事を増やしてくれるのよ!!
文句を言うチネッテ。


セバスチャンがすかさず、クララお嬢様が呼んでいたと教えてくれます。


クララの部屋に行くと鳥の声が聞こえてきました。

かごの中にいる鳥を見て、ハイジはピッチーの話をします。

「山にはピッチーだけじゃなく、ゆきちゃんやヨーゼフもいる!」

と楽しそうに話すハイジ。

それを聞いたクララは

引き出しやクローゼットを開けるようにハイジに言います。

引き出しにはたくさんのお人形、
クローゼットには素敵なドレス、靴、帽子がきっしりと入っています。

自分には山羊も犬もいないが、素敵なドレスがたくさんある
「ハイジはどう?」と聞きます。

ハイジはおじいさんに買ってもらった帽子を得意げにかぶり
クララの前に現れます。


そこにロッテンマイヤーが現れ、お嬢様の邪魔をするなといい、
そんな汚らしいものを被ってお嬢様の部屋に入るなんて非常識と、
ハイジが大切にしている帽子を取り上げてしまいました。
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落ち込むハイジ。

鳥かごの中の鳥を思い出し、
かごから出して一緒に遊びだします。

そこにまたロッテンマイヤーが現れ、驚いた鳥は窓の外へと逃げてしまいます。

大空に羽ばたく鳥を自分と重ねるハイジ。


「だってピッチーは自由に飛んでいるわ。あの鳥も山へ帰りたいと思ったの。」

鳥を逃がした理由をロッテンマイヤーにいうハイジ。

「カゴから出た鳥は生きていく力なんてありゃしません。」

そういいながらハイジの腕をつかみ地下のワインセラーに連れていくロッテンマイヤー。
反省しなさいと中へ閉じ込めてしまいます。
haiji21

閉じ込められたハイジは、その中でねずみがいることに気づきます。

ポケットに持っていた白パンを与えるハイジ。
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そして・・・・・・・。






しばらくして、チネッテがハイジを呼びに来ます。

おとなしく座っているハイジのそばに寄り
そこでチネッテが見たものは・・・・・
haiji21「?」


haiji21 「!!!!!」
子ネズミと戯れるハイジ。


haiji21 「ギャーーーー!!!」
悲鳴を上げ逃げだすチネッテ (当然)




部屋に戻り説明をしようにも言葉にならないチネッテ。

そこにハイジが戻ってきます。
ネズミを連れて。

それを見たロッテンマイヤーは部屋を飛び出して逃げていきます。

haiji21
「かわいいのよ」とねずみをクララに差し出すハイジ。

「触ってみて。すべすべしているのよ」

☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆

    サルモネラ菌食中毒やチフス、E型肝炎を媒介したりします。
    ハンタウイルスに関しては致死率30%以上と侮れない数字です。 
    糞尿を垂れ流して移動します。
    そちらも危険です。気を付けましょう。

☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆


ここでのクララの対応が素晴らしく、

「返してあげたほうがいいわ。ねずみのお母さんが探していると思うわ」
対応。

しかし、ハイジのスカートの中のたくさんのネズミを見て
さすがに悲鳴が (当然)

その声に驚いた子ネズミたちはいっせいに逃げ出します。

「早いわね~~~」とのんきなハイジ。


ネズミが1匹もいないことをセバスチャンに確認をとるロッテンマイヤーさん。

「あの子のせいでこの家はめちゃめちゃになるわ。どうしよう・・・・」

と不安を口にします。




ハイジは風呂に入れられゴシゴシと体をこすられます。

着ていた洋服は焼却処分。


新しい服を着て部屋にいるとクララの部屋から鳥の鳴き声が聞こえます。

「私、きっと帰って来ると思っていたわ」とクララ。

自らかごに戻った鳥。

どうして山に帰らなかったのかと聞くハイジに

「その小鳥はね、山よりそのかごの方がいいのよ。」とクララが言います。


ハイジ、みんながあなたと同じじゃないの。
 その小鳥は山なんか知らないのよ。
 私だってこのうちからほとんど出たことがないわ。
 でも、ここには山にはないものがあるわ。」


ハイジは、山に来ればわかる、山ではみんなが自由に飛び回っていると
楽しそうに言います。

haiji21 みんなみんな自由! ハイジの頭の中も自由

「いいわね、ハイジは・・・・・・。」

その一言を聞いたハイジは、クララが自由に動けないことを知り、
初めてかわいそうに思いました。
そして、山へいつか行こうと誘うのでした。



☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆
優しいおじいさんとペーターに囲まれて暮らしていたハイジが
初めて見る自分とは違う世界。
少しだけ視野が広がる経験をしたのではないでしょうか。

クララが言った「みんながあなたと同じじゃない」というのは
かなり深い言葉だと思いました。
自分の考えが常にいつも正しいと思いがちですが、
それは勝手な思い込みで、すべての人はみな自分とは違うのだという
認識を持つことが大切なのだと改めて考えさせられる回だった思います。

この回からハイジの洋服が変わります。
ハイジのトレードマークともいえるあのアルプスの洋服が
そういう理由でなくなったのかと納得です。


次回、「​ 遠いアルム ​」です。

不定期更新中。お楽しみね♪





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Last updated  2018年09月30日 22時22分25秒
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