生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

生きてるだけでゼイタクです ~1/365のひとりごと~

2018年10月06日
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​​​​​​​​​​​​​​​​​デルフリ村の冬。
学校では子供たちが集まって授業を受けています。

ペーターは本を読むのに四苦八苦。

それを聞いていたハイジが横から助け舟を出します。

「海の泡を柔らかく固めて・・・」「


学校も終わり、ペーターとハイジはおばあさんのところへ
本を読みに行く予定でした。
しかし、雪が降りだしてしまい、ハイジは「雪が止むまでうちに来ない?」


ハイジの冬の家ではおじいさんは木工細工を、
ハイジとペーターはゲームをして時間を過ごしています。


雪は止む気配がなく強くなる一方です。

窓からその様子を見たペーターは「帰れなくなる!」と慌て出します。

ハイジはおばあさんに手紙を書くと言いペーターに手渡します。


それを持って家に帰るペーター。

「ハイジからの手紙だよ」

おばあさんにハイジの手紙をおばあさんに渡すペーター。

喜ぶおばあさん。

しかし・・・

「うちではペーターしか読める者はいない」



「ハイジの字は特別読みにくいよ!」





後日、ペーターからハイジにクレームが。

「目の見えないおばあさんに手紙なんてうっかりすぎるよ!」

「いつまでも字を覚えないペーターが悪いんだわ」とハイジ。


雪がかなり降り、固まるまではハイジにはペーターの家に行くことはムリになってしまいました。



「マジで?!」
えー?!と驚くペーター。

急に


「ぼ、ぼく、用事が・・・・」

と逃げ出そうとするペーター。

チーズを焼くからゆっくりしていけとおじいさんは言ってくれました。


部屋で過ごしていると、ペーターはハイジとのゲームより、
おじいさんの木工仕事に興味津々です。




「今、何をしているんだろう・・・」

ハイジがそれを見て、ゲームをやめようと言い出しました。

「おじいさんのことばかり気にしてる。つまんないわ」

それを聞いたおじいさんは、笑ってペーターに

「おまえもやってみるか?」と声を掛けてくれました。

「ほら、やってみろ」

大喜びのペーター。

道具を手にし、早速、木を削っていきます。

さすが!男の子!


ヤレヤレ・・・






学校へ行くと、男の子たちが月末に行われるソリ大会のことで
話が盛り上がっていました。


ハイジはそれを聞いて「私もうまいのよ!」といい出しますが、
男の子たちの反応はいまひとつ。

ハイジは女の子のところに行くと、「女の子は出られないの」と言われるのでした。



学校の帰り、ハイジはペーターにソリ大会の話をします。

「ペーターは男の子だから大会にでられるじゃない!」

不機嫌になるペーター。

「出られないんだ!」とハイジに言います。

「競争には競走用のソリが必要なんだ!」と言い、
そりすべりの練習をしている子たちのそりを指さします。

「あれくらい、ペーターが自分で作ればいいじゃない!
おじいさんに相談に行こう!」とおじいさんの所へと
戻るのでした。

話を聞いたおじいさんは、
「大将がソリをねぇ・・・」

「ま、作ってみろ。道具はどれでも使っていい。そのかわり、手は貸さないぞ」と

ソリ作りを賛成してくれました。


【ナレーション】
ペーターとハイジは毎日、学校が終わってから、せっせとソリ作りに
精を出しました。



ペーターは勉強の時とはまるで人が変わったように
生き生きと仕事に励みました。


そりはあと一日で完成です。




授業中、ソリの出来上がりを思い浮かべるペーター。
「はぁ~あと少し」

じゃ~~ん!



学校も終わり、ソリを仕上げるために急いでハイジの冬の家へと
ペーターとハイジは向かおうをします。

そこに学校の子たちが現れ、ペーターに今年はソリ競争に出るのか?と尋ねます。

「今日、ソリができるんだ」というペーター。

「おんじに作ってもらったソリならよく走るだろうさ!」と意地悪を言います。

「僕とハイジだけで作ったんだ」とペーターが言っても
笑って信じようとしません。

「ペーターなんかに競走用のソリが作れてたまるか!」とバカにします。

「遅くなるから行こう」と相手にしないでその場を去ろうとするペーター。

しかし、ハイジは、だったら、おじいさんに直接聞けばいい!と言い返します。


顔色が変わる村の子たち。

行ってやろうじゃないか!と息巻いていた割には、
おじいさんの前に来たら、ビビって逃げてしまいました。





無事にソリが完成。
やったわー!


それを見たおじいさんも「なかなかよくできている」とほめてくれました。

仕上げをしてやろうというおじいさんに

「だめよ!そんなことしたら、ますますおじいさんがつくったと思われるわ!」と
ハイジは言うのでした。



出来上がったそりを持って、試運転に出かけるペーターとハイジ。

しかしソリは・・・・
それっ!

右へ右へと曲がってしまい


クラッシュ!


冬の家に戻り、試運転は失敗したとあっけらかんと答えるペーター。

ハイジの顔は曇っています。

右と左の高さを合わせて・・・
ソリを手直しするペーター。

その木を削る音を聞いたおじいさんはハイジに声を掛けます。

「ペーターはおまえが考えている以上にずっと素晴らしいソリを作るかもしれんぞ」

わかるの?とハイジ。

「木を削る音でわかる」おじいさんはそう答えるのでした。





ソリ競争当日、ピストルの合図で一斉にソリが滑り出します。




山を滑り降りる男の子たち!


ゴール直前!!1着は・・・・・・


同着!!



「やったわ!1着よ!」と大喜びのハイジ。



おじいさんの所へと報告に行きます。

「大したもんだ!」おじいさんも喜びます。





おじいさんはそれだけ立派なソリを作ったペーターに
冬の間、木工細工を続けないかと提案してくれました。

喜ぶペーター。

「ただし!必ず学校へ行っての帰りだぞ」


「えぇ~~~」 「ペーターったら」


おばあさんにソリで一等になった話をしに行こうと
ペーターとハイジはおばあさんの元へと向かうのでした。



​​​​​​​​​​次回、「​ アルムへ行きたい ​」です。

お楽しみにね♪





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Last updated  2020年09月06日 22時25分23秒
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