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ひかりのヘルニア記録


    ひかりは、たまにおしりをずりずりする癖がある
    その日の朝、またやってるよ~と思ってたら、なんか変。。。
    そのうち、クッションの10センチもない段差すら、上りたいのに上れないことに気づき急遽近所の病院へ。
    ヘルニアだろうと診断され、当初入院し内服治療をする。
    これまで、飼い主としてヘルニアの言葉はしってても、内容や対処法についての知識が全くないことに反省。
    また土曜日という事もあり、病院が手術するなら紹介してくれるという大学病院は週明けじゃないと連絡がとれなかった。
    急に内服治療にするか手術をするか・・・と聞かれても、方法も値段もわからず、「少し考えます。」としか答えられなかった。
    その日は、ネットで調べまくった。
    やすが当時2ヶ月で、気力体力が・・・(T_T)。それでも夜中も落ち着かなくて、寝るに寝れなく、朝までパソコンいじり。

1月22日
    入院中のひかりに会いに行った。
    かなりの膀胱炎になってたらしい。
    ひかりはこれまで、さとみと離れた事がなく、たまに距離をとるとものすごい泣き声を上げる。ひかりは普段全く吠えず、親は吠える
    事ができない子だと思いこんでた位。
    そんな子が、一晩知らないところで過ごすなんて、心配でたまらなかったけど、会いにいったら、先生いわく「静かでしたよ~」と。
    で、ひかりは、私が会いに来たことをすごく喜んでくれた。
    進行性のヘルニアだったら一週間が山と聞いてたので、余計にその時のひかりの顔が頭から離れなかった。
    旦那はその日は当直。
    夜、あるところで、手術代は2,30万位だった・・・の一文を見つけた。
    手術代について、自分では7,80万かかると思ってたので、やってやれない金額じゃないのでは・・・とだんだん希望が湧いた。
    でもタイムリミットまじか。

1月23日
    朝一で、旦那や親と手術について相談。
    金がなくなったら、早めに働きに出ればいいかぁと開き直った。
    朝旦那が仕事を休んで帰ってきて、9時半頃近所の病院に行き、手術の相談。
    大学病院だと予約がいっぱいで、新宿の相川動物医療センターを紹介してくれた。
    先生に、紹介書を作るので少し時間が欲しいと言われ、その間に、東京まで行く支度をしに一旦家に帰った。
    家に帰って、息子に母乳飲まし、私はミルク等を準備し母に託した。
    そして、旦那と二人で近所の病院に寄り、ひかりを連れ、東京へ・・・結局出発したのは11時半だった。
    2時すぎに相川さんに着き、診断。
    やっぱり、レベル5。深部痛覚もなし。
    すぐ手術。でも48時間は少し超えている。希望はわずか。
    それでも、確率なんて・・・ひかりにとっては0か100。
    思いつく最善を尽くせた事にほっとした。
    時間的な事など後悔すれば、きりはないけど・・・(T_T)。
    手術は、これまでで一番高価な私への誕生日プレゼントになった。
    6時半、手術が無事終わったと連絡があった。
    ひかりは、ヘルニアが3カ所もあったらしい。
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1月30日
    ひかりを迎えに行った。
    やすは、2ヶ月にして、初の長旅をした。
    ひかりは背中の傷跡が痛々しく、上目遣いのいじけ虫になっていた。
    家に着いて、久しぶりにさとみと対面させたら、さとみが吠えた。
    「私のご主人様達とどこに行ってたの~」とジェラシ~炸裂。

    これまで、2匹はある程度自由にさせてたけど、ひかりを安静にさせなければ(その後、手術した場合はその必要なかった事をしり反省)と思い、2個ハウスを用意し、部屋も別々で、二匹が見えないようにした。 


・・・制作中

11月・・今のひかりは、家の中では距離がなく、フローリングのため普段はおしりをずってます。
トイレはいつのまにかでちゃう感じで、トイレシートまでいけません。
ただ、外に1匹で散歩に行くと、よたよた歩けます。
深部痛覚については今なおありませんが、夏にスイムセラピーに2ヶ月預けたおかげで、ここまでなる事ができました。

早く走りたい時は車いすはいいですが、少しの段差なんかの時は、よたよたでも、自分で歩けるというのはとてもメリットがあります。
また、反射でやっているので、無意識でも、とりあえず足を張り、交互に動かすというのは筋肉にとってもいいのではないかと思います。

スイムセラピーはコパンに行きました。
先生いわく、「一度体にしみこませるとそうは忘れないから、通って週に数回リハビリをするよりは、預けて集中的に覚えさせたほうが、早く結果に出る。たまにやるだけでは、なかなか難しいし、根気がいる。」
との事でした。
預けると、かなりの確率で結果がでているみたいです。
うちは、夏だとひかりが気持ちいいかなと思いそのまま預けました。
それに、家が名古屋と東京の間くらいなので、通うには時間もお金もかかるので。
ただ中にはなかなかうまくいかなかった子もいたみたいで、7ヶ月とか預けて歩けるようになった子も・・・と聞いたような。
そこまで根気比べですが、歩けるようになって本当によかったと思います。

手術をした子の場合は、なるべく筋肉が落ちてないうちに始めたほうがよく、すでに落ちてしまったら、いつ初めても同じだそうです。
手術をしてない子は、安静期間を守らないといけませんが。

うちの場合は、
 手術・・・治らなかったけど今後の再発の可能性を少しでも減らせた点で      はよかった。約40万。交通費いれると50万位かなぁ。
 スイムリハビリ・・・犬と離れるのは寂しいけど、かなりメリットあり。約月10万。うちは2ヶ月で、20万。
 膀胱炎治療等・・・当初、近所の病院へ入院。術後の圧迫排尿指導や膀胱炎治療。約10万位。
すべて、お金がかかるので、判断に迷います。
もし家で、今、どちらかがまたヘルニアになったら、今度はもう生活的に手術はさせてあげる事ができません。(恥ずかしながら)
ただ、出来る事を出来る限りしてあげたいと思います。


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