痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

2003年10月28日
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昨日は仕事の終わるのが遅く、同僚と食事に行った

家に着いたら新聞配達のバイクが停まっている
(やばい、、)

ドアのところまで来ると予想通り朝刊が来ていた
(これを取って入ってはいけない)
そう言い聞かせて静かに入る

新聞を取って家に入ると
「朝刊より遅く帰ってきた」と言うことがバレバレで


昔の仕事の修正で朝刊を取ってチェックする修正があったため
自然と朝刊を取って入ってしまい、お目玉を食らっていた

最近は学習効果が出てきてどんなに遅くても
朝刊は取らずに家に入る
どうせ爆睡してるんだから、、、

朝は起こされた
まだ酒が残ってる
(どうしよ、、)
そう思うんだったら飲まなきゃいいのに
それが出来たら苦労はしない

雨が降ってるので駅までバスで行き、ホームに下りるといつも以上の混雑


バスで来たおかげで時間に余裕があり3本目の急行待ちの先頭になった
(うーつらい、、お茶買っとけばよかった)
今更引き返せない


混雑度の比較的ゆるい中間地点にポジションを取り爆睡モードに入る
(今日は寝てよ、、、ニワトリ観察できる状態じゃないや、、)


が、駅を出発してしばらくして電車が止まった
アナウンスでは「前の電車が車両故障があったので確認中です」とのこと
5分ほど遅れて電車は走り出した
(よかった、、まー座ってるからいいけど)
ここまでは余裕だった


次の駅に着く
恐ろしいほどの乗客が乗り込み、あぶれた人が必死になって乗り込もうとしている
どうやら私が乗っている電車は5分遅れで運行する電車の先頭のようで
ホームに溜まった乗客が集中して乗り込んでいるようだ

その状態は駅に着くに従い加速度的に悪化し、車内はパンクしそうな状態
いつもなら前後にゆれると人が傾くが、それすらない鮨詰めならず「バッテラ」状態

昔ヒットラーがアジ演説で群集の密集密度をコントロールすることによって
人間の心理状態を操作していたというのを読んだことがある

あるレベルまでだと混雑に対して不快感は増加するが、それを超えると人間は従順になるそうだ
今日の車内はまるでそんな感じ
険悪なムードにもならずにただひたすら皆さんは耐え忍んでいる
(文句も言えない状況なのね、、皆さん表情が必死)
二日酔いのくせに座っているので余裕をかましてる


前で立ってるお兄さんは両手で握り棒に掴まっているが、後ろからの圧力に耐え兼ねて腕がブルブルしてる
そのくせ少し余裕が出ると「氷壁」っていう単行本を片手で読んでいる
(すごいねー、そうまでして読みたいかね)
ただただ感心するばかり


目の前に綺麗な女性が立っていた
ラブリーモッチさんの掲示板の書き込みをPDAで見ていたのでなんとなく気になった
後ろに居るのはおっさん
背後に居るんだけど何やってるかはわからない
上半身は離れてるんだけど下半身はくっついてるみたい
周りの人は特に見てはいないようだが、肝心の本人は変った様子は無い

以前女子高生が触られてて困ってそうだったので間に割って入ったらお辞儀されたことがある

今日のケースは「状況証拠」がつかめないし、肝心の本人に反応が無い
(場慣れしてるのかな?それとも何にも無いのか?)

(本人が嫌がってなければいいか、、、)

私の関心事項は彼女が股に挟んでる傘が足に当たってること、、、
(でもなんで股に挟んでるんだろ、、、傘の柄の高さが微妙に、、、)

そんなことを気にしてたら渋谷でおっさんは降りていった
綺麗なお姉さんは何事も無かったように青山一丁目で降りていった

私は結局寝れずにまだ酒が残ってる


永田町でやっとお茶のペットボトルを買った。
有楽町線のホームでキャップをあけて飲もうとしたら出てこない

なんと「凍ってた」
(どういう温度管理しとんじゃい)
(頭でも冷やせって言うことか、、、)

おでこにつけたら冷たくって気持ちよかった





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最終更新日  2004年01月06日 09時46分19秒
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