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2023.01.14
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カテゴリ: ネット小説
不屈の勇士は聖女を守りて 単行本 2017/5/1
戸津 秋太 (著)

【あらすじ】

ある日突然、異世界の森の中で目を覚ました高校二年生の篠原悠真。一体何が起きた?なんて考える間もなくゴブリンに襲撃された悠真は、深手を負って意識を失ってしまう。そんな彼を介抱したのは、聖女と謳われる加護持ちの聖職者シャルナだった。心優しきシャルナに救われた悠真は、この孤独な異世界を、冒険者として生きていこうと決断する。だが、剣の才もなければ加護持ちでもない。だからあくまでも命の安全を第一に考え、危険のない薬草採取の依頼ばかりをこなしていた。そんなある時、冒険者ギルドに火急の報せが届く。街外れで大量のゴブリンが発生し、シャルナが滞在する村に進撃しているというのだ。普段悠真を臆病者呼ばわりする冒険者たちがこぞって尻込みする中、悠真はたった一人、シャルナ救出に立ち上がる。敵は六十体超。聖女を守るため、無才の青年が無謀な戦いに挑む―

【ひとりごと】

寝てたら突然異世界に転移して、訳の分からないままゴブリンと戦う_(:3」∠)_死にかけながら気を失ってしまった悠馬は、目覚めると助けられており、そんな彼を救ってくれたのはヒロインのシャルナである。けがが治った悠馬は、この世界について何も知らない。だから教会に寄生する感じで宿を確保し、冒険者になって金にならないクエストばかりとる。ゴブリン退治すれば余裕で宿に泊まれるのに、それをせずに金がないからと教会に泊まり続ける。お手伝い程度じゃダメダメだと思われる。そして、忙しいシャルナを掴まえて、時間が空いてるからという理由で薬草取りを手伝わせたりする。薬草取りでの死闘、奴隷を見ての価値観の押しつけな感じ。そして、ゴブリンの大群が村々を襲う知らせがきて、冒険者戦々恐々。数十体なんてむりだよ。でも悠馬ヒロインを助けるために助けにいく! 何十体ものゴブリンを切り倒す! ひゃっはー。

というわけで、いろいろ言いたいことがある。
とりあえず、個人的に言わせてもらえれば面白いと評価するには難がある。ストーリー構成もそうだけれど、主人公の価値観がアレ過ぎる。郷に入っては郷にしたがえをせず、自身の価値観で突っ走る感じ。そういう意味ではちょい不愉快ではある。異世界人もなんやこいつって思うやろ。
加えて、主人公一人で何十体もゴブリンを殺せるなら別に冒険者が束になって問題ないやろ。というか、冒険者そんなに少ないんか? 一人で数体倒せるやろ? 十人か二十人かでいけるやろ。そんなに冒険者少ないんか? 多いと思ってたんやけど_(:3」∠)_
ちなみに、主人公悠馬の覚醒はピンチの時に発動する超人系だお(*´ω`)かっこいい能力ではあるけれど、主人公が迷い込んだ系で価値観は押しつけがましい系だからあんまり共感もてないんだお。
あと、命は大事にはいいことなのだけれど、それは自立してからしろよと言わざるを得ない。寄生してると感想抱かれても仕方ない。まあ、ぬるま湯に高校生してれば致し方ないのかもしれない。
ぶっちゃけ、どんだけ金貨とか白金貨があるんだよと言いたい。流通量ぱなくない?_(:3」∠)_なお、宿屋は五千マネぐらいだったかな? うん、流通量感考えるとやばくない?_(:3」∠)_そんな風に思う今日この頃。




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最終更新日  2023.02.05 05:07:46
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