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2025.05.08
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カテゴリ: 小説
ブラッド・ブレイン1 闇探偵の降臨 (講談社タイガ コB 1) 文庫 2019/6/21

【あらすじ】

ある母娘を脅かす「悪魔の声」。その正体と目的は?警視庁捜査一課の刑事・百成完から相談を受けた「闇の探偵」月澤凌士は、たちどころにその謎を解き明かす。だが、それは複雑怪奇な連鎖殺人の序章でしかなかった。完璧なアリバイを支えるトリックと、犯罪の恐るべき全貌を月澤は見破れるか? そして月澤自身に隠された最凶の秘密とは? 本格ミステリー界を揺さぶる強烈な名探偵登場! シリーズ第1弾!!

【ひとりごと】

冒頭天誅下し人で始まり、父親がなくなった家族の不和の事件を解決。次に訪れるのは警官殺人事件で、その解決を闇探偵と助手役の警官が推理と聞き込みを始める。その過程で、警官が浮上し、後輩二名が浮上し、最後は恩師が浮上し、天誅下し人や父親がなくなった家族へとつながっていく。事件は解決したかと思いきや、実は黒幕がいて、その黒幕はなんと殺された警官の身近な人だった_(:3」∠)_

総評としては、期待してなかったというよりなんだか手に取りづらい表紙だったのだけれど、読んでみれば普通以上の作品。
単純に私がミステリ小説というか探偵小説を読んでいないせいかもしれないけれど、二転三転したり、冒頭の物と繋がったりするのは面白いものがある。まあ、伏線だろうなとは思ってはいたけれども、ちゃんと解決に近づくにつれて繋がっていく様は良い感じ。
ただまあ、黒幕に関してはそこまでする必要ある? と思うのだけれど、闇探偵のなんだかんだがある以上、逆にそういうキャラが必要なのはわからなくはない。

にしても、なんだかんだでなかなか良い解決にならなかったというか、半分以上というか八割以上救いねえなぁっていう小説でした。出てきたキャラというか、事件にかかわったキャラ全員心に傷おう感じでしたよ。救いねえなぁって感じでした_(:3」∠)_






ブラッド・ブレイン1 闇探偵の降臨 (講談社タイガ) [ 小島 正樹 ]






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最終更新日  2025.05.10 05:22:26
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