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鮎竿修理方法を知りたく従兄弟に伺った
昨日は前釣行時に折った鮎竿を修理した従兄弟に修理方法
を知りたくて自宅に伺い修理行程を教えて頂きました、
幸いと言うか折れたのが元竿で竿の形状が太い事、二番竿と
の繋ぎ部分に近い事、縦割れで無い事、から修理可能でした
(会話の中で作業手順を聞き止めて画にして説明します)
1 )厚紙を竿の内径寸に合わせて「紙パイプ」を作りる(20cm)
2 )紙パイプに接着出来ないナイロン系シ-トをパイプ中央に貼る
3 )シ-トは接着テ-プで取れない様に完全固定(要注意)
4 )紙パイプの先端に取り出し用の紐を2ヶ所設ける
5 )折れ竿下部に折れ口え紙パイプを差し込み固定させる
6 )折れ竿上部も同様に差し込み折れた部分に噛み合わせる
7 )噛み合せた部分に「瞬間接着剤」射し数分間放置し固定する
8 )固定時の断面画(竿が噛み合わせ良く水平に成ったか確認)
次に補強用竿(20cm程)を他の竿から元竿径に合う物を探して
寸法に切断し補強部品としています「同メ-カ-の予備部品より」
9 )補強用竿を元竿径に合まで予備竿で探し20cm程の部品作り
「元竿径に合う径寸を予備竿から作るのに神経を使った様です」
10 )元竿の折れた部分(外周約19cm)に薄い二液性ボンドを塗る
「硬化性の遅い二液性を使い(材質不明)同様補強用竿内部にも」
10-1)補強竿を元竿に差し込み折れた部分に回転させながら固定
10-2)補強竿上下に出来る隙間を埋める瞬間接着剤を数回射す
10-3)接着が安定するまで(約一夜)竿を固定して放置する
10-4)接着が完成したら竿全体「表面塗装」し完成。
11 )完成品断面「竿表面に補強竿の肉厚段差が有るが使用Ok
段差部分に金色のラインを設け段差が目立た無く成ってます。
こうして手に馴染んだ鮎竿が復帰出来助かりました竿調子は
元竿の事から影響は薄く来年も活躍してくれるでしょう。
折れた状態が縦割れで無かった事も修理出来て助かりました。
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