ハリーポッターと謎のプリンス

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2006.12.05

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(87765)

カテゴリ： BOOK

読み始めてから途中放置を含めて、読了するまでに何ヶ月かかったんだろう？
とにかく、やっと読み終えた。
そして・・・ぽっかりと胸に穴が空いた。
謎のプリンスの正体が明らかになり、またひとつの大切な命が失われてしまった。

ハリーポッターのお話は、話が進むにつれてどんどん暗くなって行った。
ハリーが大切に思う人が一人一人いなくなっていく。
希望の光に照らされたか？と思うときは一瞬。
その一瞬先には試練が待っている。

宿敵との最終対決が迫っている。

長い長いハリーポッターの物語も、残すところあと一巻となってしまった。
最終章はもう出来上がっていて金庫の中に納まっているという。
そこへたどり着くまでに、私たちはどんな体験をハリーとともにする事になるのか。
覚悟がいりそうだ。

どうして、どんな世界にも争いごとが絶える事がないのだろう？
悪は、どうして生まれるのだろう？
また、本当の善とは？悪とは？一体なんなんだろう・・・
正義のために戦う。
だけど、戦いには犠牲が必ず付きまとう。
どんな結果になろうと、悲しみが生まれない事はない。
戦う事は、必ず悲しみをも引き連れてきてしまうのだ。

ハリー、ロン、ハーマイオニーの３人は一緒に過ごす事ができるのだろうか。
６巻の終りまでに、幼かった３人は大きく成長を遂げた。
ホグワーツで学んだ事は大きい。
ハリーはもう決心している。これからどうすべきか。
親友の二人は、またハリーの力になれるのだろうか。

最後の本をこの手に取るその時が怖い気もするのだ。