モンスターハウス

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2008.04.15

テーマ：最近観た映画。(39139)

カテゴリ： MOVIE

昔「HOUSE」という映画を見た。大林宣彦監督作の邦画である。
調べてみると、その映画なんと1977年、監督デビュー作品だったらしい。
大林監督作品って、どれも独特の暗さがある。
このデビュー作もちょっとへんてこりんな感覚・・・な映画だった記憶がうっすらと残っているのだが・・・

この映画と対極のようなロバート・ゼメキス、スティーヴン・スピルバーグコンビが制作した 『モンスターハウス』 は３Ｄアニメ映画だった。
実は、アニメと書いてあった時点で録画するのやめようかな～と思ったのであるが、なんてったって制作があの大御所だ。
期待せずに見てみたのだったが・・・
これがねぇ、かなり良かったのよ。

サブキャラまで愛着が沸くものたちばかり。
それに最初はただ怖がらせるだけって感じだったのが、気味悪い感じからだんだん変化が・・・
ただモンスターハウスに挑むだけじゃ終わらなかった意外性がすご～く良かった。

どこの町にも昔はいた 怖いおじさん が実は・・・となると、ラストはやはり感動的に盛り上がり、鑑賞後も心が温泉でのんびりできたという感じにさせてくれた。

この映画は既にほぼ一年前にDVDになり発売されているし、ゲームに移植もされている。

映画だけど、ゲームを作るようにモーションキャプチャーを使っていたらしい。
道理で動きがほんとに人間っぽかったもんね。
そういえば、ロード・オブ・ザ・リングのスメアゴルも確かそうだったはず。
アニメ映画やクリーチャー的なものまで、やっぱり生身の人間の演技が良いってことになるのか？

この映画、エンドロールが始まっても最後まできっちり見ましょう。

アニメ映画といえどもバカにできませんわね。
劇場で見たら迫力あったろうなぁ・・・

なぜ最初に大林監督のHOUSEを思い出したかといえば・・・ＤＶＤジャケットを見てもらえばわかる（笑）
なんでも飲み込んでしまいそうな家が・・・そっくりなのだ～！