電話ボックス



帰宅途中の公園の道路を自転車で通り過ぎようとすると、電気が点いて明るくなった電話ボックスに人が居るのが判った。

なんとなく、どんな人かと見ると中肉中背の男性が受話器を持って話をしている様子だった、顔は見えなかった。

その電話ボックスの中の男性を見ながら自転車で走り抜け、道が交差点を渡り右に曲がる為、前を確認して自宅の方を見た。

ふと、もう1度男性を見たくなった、振り向くと電話ボックスには誰も居なかった。

家に帰り妹に「さっきさー!公園の電話ボックスに男の人が電話してるのを見て、前を見て又見たら居なかったみたい、目の錯覚かなあ?」

「あたしも見たよ男の人でしょう?前を見て又見たら誰も居なかったよ」




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