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2024年10月21日

■　「万葉仮名」、「ひらがな」と、「カタカナ」の違い。　意味とは？「大河ドラマ光る君へ」歴史解説より。　「高句麗」を、（コウクリ）と、音読みにすると、意味不明だが、日本語で読めば、その意味が出て来る。　「タカ（ク）ウルワシ」。

カテゴリ： ♣　言葉、カタカムナ、古代文字、神代文字

■　「大河ドラマ光る君へ」歴史解説平安時代の歴史と源氏物語の世界とは藤原摂関政治紫式部とは

（１）意味とは？

１、文字や、言葉の、意味（概念）。

　Ｔシャツなどで、単に、デザインとして、用いられる場合もあるが、

　それは、本来的には、

人工的に作られた、あるいは、切り取られた、特定の「形」であり、視覚を通じて、定義された、何かを伝える為に、生み出された、記号なのである。

　その、「何かを、伝える」とは、その記号が、ある種の、言語体系の、記号の連なり（単語、句、節、文章）を、イメージさせるものであるが、

　その、イメージ内容が、「意味」とも、言われる。

「意味」には、「共通の意味」と、そうでない「特殊な意味」とがある。

　適当な、呼び名が無いので、とりあえず、そう呼んでおこう。

　特に、言葉の、意味は、「概念」と呼ばれている様だ。

２、広い意味での、「意味」。

　しかし、「意味」とは、広い意味では、「結果」であるとも言える。

　外界の、言語的な、波動を、視覚や、聴覚で、受信したり、

　あるいは、内界の、過去の記憶から、例えば、「連想と言う現象」が発生して、その「結果」として、ある種の、感情などが、発生する場合がある。

　文章でも、そう言う表現は、可能である。

　今回の、株の、大暴落は、彼にとって、破産を「意味」するものであった。

　と言う、文では、「意味」が、推測しうる「結果」と、同じ様な意味となる。

　逆に、最初に、説明した「文字や、言葉の意味」も、また、受信者の、心理的な、「結果」とも言える。

（２）漢字から、「万葉仮名」、そして、「カタカナ」、「ひらがな」が、生まれた。

　１、二種類の「漢文」が、存在。　「中国語」の漢文と、「万葉仮名」の、漢文。

「日本語４８音」に、同じ様な音の「漢字」を、当てはめて、表現したもの 万葉仮名 」である。

だから、漢文だと思い、中国語で、それを読んでも、意味不明となる。

　しかし、日本語の、音で読むと、意味が通じるのである。

　つまり、日本においては、「漢文」と言われるモノには、二種類あると言う事だ。

　一つは、中国語を、漢字で表したモノ、もう一つは、日本語に、漢字を当てて、表現したモノである。

２、表意文字の「漢字」から、表音文字の、「カタカナ」「ひらがな」が、生まれた。

「文字」には、「表音文字」と、「表意文字」がある。

　「表音文字」は、音だけを表し、「表意文字」は、文字に、意味が、含まれている。

　「漢字」は、本来、表意文字、と言われていいるが、

　その、表意文字のから、表音文字の、「カタカナ」、「ひらがな」が、生まれた。

　「 カタカナ 」は、漢字の一部を、抜き取り、簡略化したもので、「フリガナ」に用いられた。

　これに対し、「 ひらがな 」は、漢字を、崩し、簡略化たものである。

（３）「訓読み」と、「音読み」

・「 訓読み 」とは、漢字に、同じ意味の「和語（大和言葉）」を、当てて、翻訳した、読み方。

・「 音読み 」とは、本来、中国読みを、用いたもの。

　また、漢字の、熟語の中には、「音」と「訓」が、まざったものも、ある様だ。

（４）「万葉仮名」を、中国の「漢文」に翻訳した、逆の、「漢文」がある？

【・　例えば、「高句麗」は、日本語読み、をすれば、意味が通じる。】

　例えば、「高句麗」。

　それは、古代に、朝鮮半島に、存在した国であるが、

　それは、「コウクリ」と、言われている。

　しかし、文字を、分析してみると、

「コウクリ」では、（ク）の意味が、不明で、不要な漢字となるが、「タカ（ク）ウルワシ」と、日本語で、読めば、（ク）は、必要な文字である事が分かり、その意味が、明らかとなる。

【・　「高句麗」は、「万葉仮名」か？　】

　「高句麗」は、である、と解釈もできるが、

　しかし、日本語の、一つの発音に対し、一つの、漢字を、当てるのが、「万葉仮名」である。

　仮に、それが、原則だとすると、これは、普通の、「万葉仮名」ではない。

【・　それでは、「高句麗」は、「訓読み」か？　】

　また、「訓読み」とした場合、「高く、麗しい。」となり、「高句麗」では、「ひらがな」、あるいは、「送り仮名」、と言おうか、それが、無いのである。

　と言う事は、現代表記と、同じレベルの、日本語の、「訓読み」の内容を、あえて、漢文にし、読みも、中国語に、近いものにしている、としか思えないのである。

　つまり、ここは、「日本の領域」である事を、他国に、示す為に、「高句麗」と言う、表記にした、と思われる。

【・「高句麗」は、「訓読み」と「万葉仮名」の組み合わせで、より、現代語に近い表現。　】

　これは、現代社会で用いられる、「訓読み」の文字と同じであるが、漢字表記になっていて、送り仮名は、存在しない。

　これは、「訓読み」に、「ク」と言う「万葉仮名」をはさみ「訓読み」で、完結する、と言う、形であり、

　全てが、「万葉仮名」ではないが、これは、漢字から、「カタカナ」や、「ひらがな」が、生まれる過程で、生じた、実験的な、試みなのかも知れない。

　ちなみに、真ん中の「句」は、「訓読み」の「高（タカ）」の、活用語尾を、形成している。

【・「高句麗」とは、何を、意味するものなのか？】

　結論からすると、富士山である。

　「高麗」は、コマ、と読むが、これは、富士山の、雪が、かぶった部分を示すものである。

　「狛」は、狛犬（コマイヌ）など、神社と関係あるが、富士山の、白い、頂上部分を守る、白い、ケモノであり、それは、白い、雪や、雲で出来ている。

　「独楽（コマ）」は、昔、子供の、遊び道具であった。

　それは、三角形であり、富士山の、雪が、かぶった部分「天児屋命（アメノコヤネ）」の、形も、そうである。

　丁度、「天孫降臨」の時期に、富士、箱根で、噴火が、起きて、武蔵に、住んでいた者達の、一部が、半島へ、逃れたと思われる。

　歴史書に出て来る「孕み山（ハラミヤマ）」とは、「葦原の中津国」付近に存在した、火山であり、富士、箱根の、いずれかだと思う。

　彼らは、「唐」に滅ぼされ、日本に、帰国して、先祖が、居た場所に、戻って来たのである。

（５）漢字のルーツは、本当に、中国なのか？　