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去る4月7日、第三子を出産しました。
セブでの出産も3回目。
第一子&第二子が帝王切開だったので、第三子も帝王切開となりました。
個人的には、私自身は7人兄弟なので、母には遠く及ばずで、まだまだという気持ちはありますが、異国で(しかもフィリピンで笑)3人産んだのはなかなか頑張ったんじゃないかなと思ったりします。
よく、「フィリピンでの出産、怖くない(かった)ですか?」と聞かれます。
もちろん、不安がなかったかと言えば嘘になります。
特に最初は妊娠の過程がどうなって行くのか、右も左もわからないですし、日本のように(日本人にとって)基本何もかも整っている環境ではありません。
一番目の出産の時は、不安から疑心暗鬼になっていたので(笑)日本のインターネットの情報を読みまくり、セブ在住の方が買ってきてくださった妊娠・出産の本を穴があくほど読んでいたりしたものです。
ただ、出産をするという事においては、毎日多くのフィリピン人が出産をしているわけですし、何より意外と結構数の日本人の方がこちらで出産をしていて、ある程度お話を聞いていて、みなさん無事に産んでいたので、大丈夫、大丈夫と言い聞かせながらいた事を思い出します。
私の個人的な考えで言えば、フィリピン・セブでの出産も、不可ではない選択だと言えると思います。
しかし、繰り返しになりますが、やはり外国で、日本語の通じない場所、日本の家族がいない場所での出産は、それだけで大きなストレスであると言わざるを得ません。
またフィリピン・セブでは、出産前後のサポート、設備、サービスはやっぱり物足りなく感じる部分も多くありますし、慣れない行政手続きもある事を思うと、日本で出産できる環境と条件があるのであれば、日本で出産した方が良いというのが私の率直な意見です。
それでも、旦那様がフィリピン人だったり、仕事があったり、色々な事情でフィリピンで出産をされる方も多くいるのもまた事実。
そんなこんなで、フィリピン・セブでの妊娠、出産について、私の経験を元に(私の備忘録も兼ねて)書き出して行きたいと思います。
<病院・医師選び>
セブで出産すると決めたら、まずはどの医師にかかるかを選ぶのが第一ステップになるかと思います。
医師選びは重要です。
妊娠期間中ずっとお世話になりますし、医師のスタイルが妊娠・出産全体に大きく影響するからです。
フィリピンで出産するとなれば、もちろん、診察から出産、入退院、基本は全て英語です。
医療用語は分からない単語も多く出てきたりしますが、分からなければ聞き返して、ちゃんと確認する事をオススメします。そしてその説明を嫌がらない医師というのも結構重要だと思います。
また私的には、異国での出産は何かと不安な事も多いので、フレンドリーさも重要ポイントです。
そのほか出産のスタンスに関しても自分のスタイルに合うかを事前に確認しておいた方が良いかと思います。(すぐに帝王切開に切り替える医師もいるとかいないとか・・・)
また分娩時の医師への支払い(Professional Fee)も医師によって違うので、ここも確認をしておきたい所ですね。
私は、日本人でこちらで出産した友人に医師を紹介してもらいました。
医師が決まると出産する病院もだいたい決まってきます。
ただし病院は妊娠期間中にゆっくり決めていけば大丈夫です。病院に行ってみて雰囲気をみてみたり、その病院で出産した・入院した事のある人に話を聞いてみるのもいいと思います。
これはちょっとフィリピン独特な点だと思うのですが、
お医者さんは日本のように病院に雇用されて病院に勤務しているのではなく、独立しながらも各病院と提携をするシステムのようで、多くの医師が複数の病院と提携をしています。
なので、担当医師が提携している病院のどれかを選んで出産をするようになります。
そしてどの病院を選ぶかによって、分娩、入院時の費用も変わってきます。
病院は多くありますが、大多数の日本人を始めとした外国人は大型の私立病院で出産をするかと思います。
今まで私が日本人の方やその他外国人、ちょっとお金のある層で聞いた中で一番利用が多いのはダントツで Chong Hua Hospital 。
私も3回ともこの病院で出産をしています。
このChong Hua病院、最近Mandaue市にも支店(?)が出来、この新しい病院は施設が圧倒的に綺麗で(医療関係の施設、設備についてはわかりませんが、恐らくセブでは一番最新の機器が揃っているのではないかと思われます。あくまで医療には詳しくない個人の見解ですが・・・。)、知り合いの韓国人にはしきりにこちらをオススメされました。
が、自宅が近く、家族が来やすいという理由から、フエンテの本店(?)の方を選びました。
Cebu Doctors’ University Hospital
, Perpectual Hospital、最近では UC Med
の人気が高いようです。

ちなみにWomen Maternity Hospitalという出産のための病院もあり、こちらの方が費用が安く抑えられると産婦人科の主治医からは言われたのですが、他の医師からは、設備面やサービス面で劣ると言わざるを得ない、また出産に特化している分、他の疾患や赤ちゃんに問題があった際の対応が難しい場合があると言われ、金より安心安全、という事で結局Chung Hua病院に決定しました。
現地の人たちは、助産院や公立病院、庶民派の私立病院の利用が多くなります。上記のWomen Maternity Hospitalも多く利用されています。
2に続く
フィリピン、セブで出産 〜パート3 入院… 2017.05.26
フィリピン、セブで出産 〜パート② 検診… 2017.05.11 コメント(1)