2006.10.04
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今回は、いつもより詳しく書きます。
出場するにあたって、いろいろ検索したのですが、
情報が少なかったので、これを機にまとめておきます。
(長文なので、大会に興味のある人以外はさっと流してね)

この大会の正式名は
セルフディスカバリーアドベンチャー マウンテンラン・ペアマッチレース
in HAKUBA
」。
ペアで出場するという条件の制約からなのか、関東圏から遠いためか、
パワーバーが主催するわりには、参加者数は多いとは言えません。

走行距離は23キロ。
八方尾根スキー場のジャンプ競技場下からスタートし、
唐松岳(2,696m)までひたすら登った後、
見晴らしのよい稜線のアップダウンを走り、
岩盤むき出しの難所「クサリ場」を経て、
五竜岳(2,814m)まで登ります。
この頂上を過ぎると、あとは下り中心の展開。
ラストは白馬五竜スキー場のゲレンデ下のエスカルプラザがゴールです。

東京を出発したのは土曜日のお昼頃。
長野高速道の「豊科」で降り、17時に現地入りし、選手登録を済ませました。
行きがけの道沿いで安曇野の「大王わさび農場」の看板を見つけ、
ちょっと立ち寄りました。しばしスロータイム。

大王わさび

男二人でここを散歩するのは、少々気がひけたけど、
せっかく来たんだからねと、相棒(実は20歳年下のスポーツジム仲間)と、
見学していました。
わさび田のわき水の冷たかった!
1本1800円のわさびを試食させてもらい、その甘みに感激でした。

選手登録時、
「今年は総合で23チーム、男子チームは12チームです」との
大会スタッフの方からの説明があり、
「明日の降水確率は60%です」とのこと。

昨年は総合で14チームだから、微増。
この1~2年のアドベンチヤーレースや山岳マラソン人気で、
もっと参加選手が増えていると思ったけど、
ペアで参加という条件は難しいのか?
しかし、明日の雨だけは・・・イヤだ。

この日は、国道沿いのガストで夕食をとり、明日に備えて早めに就寝。
当日は朝3時45分に起床。
五竜のエスカルプラザで選手が集合し、
ここからスタート地点の白馬ジャンプ競技場まで、
大会側のバスで移動しました。
途中、朝焼けの白馬三山? の見事な赤さに見とれてしまいました。

朝日

登る山はこんな感じ。
写真右から順番に登るようになります。

ペアマッチの山

けわしい~、です!
富士登山競争を除けば、本格的な登山コース経験ゼロの私には、
別世界の登山愛好者が行くような山であり、未知の世界です。

レース距離23キロの断面はこんな状態です。

ルート

出発点の標高がわからないけど、高低差2400m~2600mはあるのでは。
練習で何度か足を運んだ高尾山(599m)の4倍強。
話にならないといえば、そうなんだけど、
東京からカンタンに練習で来られる距離じゃないから、しょうがない。

スタート地点で最終競技説明を受け、
6時に久々に聞くホーン(現在トライアスロンは2年休止中)の合図でスタート!

競技場を半周するように5分ほど走ると、
すぐに八方尾根スキー場のゲレンデ下にたどり着き、
ここから早足の登山。
ここでスピード派?とゆったり派?の2つのブロックに大きく分かれたのが、
後方を見て確認できました。
私たちは、スピード派の後ろの方でひたひた登っていきました。

昔、スキーをやっていたので、八方尾根の雄大さだけは知っていました。
「なつかしいなぁ、兎平だ」
でも、今は雑草と放牧された牛の糞だらけ。
相棒は、ややきつそうな表情。

唐松1

彼は昨年、初出場のハセツネを13時間台でゴールしていますが、
最近はある目的のために貯金に走り、
1日20時間近い(マジで)労働を週3回、1ヶ月以上も続けていたため、
練習不足がたたっていたのは知っていました。
それでも若さでどうにか踏ん張っている感じ。

ようやく唐松岳の第3ケルンだったかな?に到着。
この雲海、お見事です。

雲海

ここで私たちが景色に見とれているうちに、
混合チーム2組目の方にさぁーと抜かれちゃいました。
左前方を眺めると、五竜岳がみえてきました。

唐松より五竜

どれが五竜岳か分からなかったのですが、
登山のオジサンが「あれだよ、あそこまで行くんだぞぉ」って教えてくれました。

「あそこまで・・・」
でも、ちょい楽しみ。
2600~2800mの稜線のすばらしさを知らないので、さぞいい景色なんだろうと。

唐松岳頂上を過ぎ、五竜岳に行く途中に、難関といわれているのが「鎖場」。
岩盤の絶壁が500mくらい続くところで、
打ち込まれている「鎖」をつたって、下るところです。

クサリ場

ついに初体験~。
この絶壁、一歩間違えば、滑落して、岩にたたきつけられ、
大怪我か死んでしまうはず。
「こんな所を年輩の登山者は、よく登っているなぁ・・・」って思います。
男2人で鎖を握って岸壁を降りる姿は、
「ファイトー! 一発!」のリポビタンDの世界によく似ています(顔以外)。

次は白岳、大黒岳という2つの山を越えて、また登って登って五竜岳。
もう、かなり疲労。
下った後の登りがつらいのなんの。
この頂上に大会スタッフが待機していました。
WEB掲載用らしい写真を1枚撮ってくれるといので、ポーズ。
聞くと「トップは1時間前に通過」したとのこと。
ひえ~、速い!
(兎平ではまだ背中が見えたのに・・・)

ここからの下りは学生時代、サッカー選手だった相棒が得意とするところで、
ひっぱてもらうように走りました。
あとは下るだけという安堵感もあり、
疲れの出てきた足を高く上げつつ、飛ばしましたが、
行けども行けども、ひとつ前にいるはずの混合チームが見えてきません。

林の中を抜ける小刻みなカーブ続きだったため、
前を走る相棒が見えなくなっていました。
「たまには○○○さん~」と声が!

そこは幅50cmぐらいの細い道で、彼は落っこちていました。
顔と手だけが崖の縁から除いている状態。
「うわっ! どうした?」
「飛ばしていたらカーブが曲がり切れずに転落しちゃいましたぁ」
(車じゃないんだからさ、やはり若者は無茶するものである)
幸い頂上付近と違い、森林のある所だったため、
樹木がクッションとなって滑落には至らず、怪我もないとのことで、
引きあげて、再び全開で下りました。

途中の紅葉が色鮮やかでした~。
五竜紅葉


やっと視界が開けたのは、五竜スキー場上の「アルプス平」駅。
「やった! 近い近い、もうすぐゴールだよ」
ここからはゴロゴロの石だらけ。ある意味で最も走りづらいところでした。
前を見ると、およそ500m先に混合2番目のチームを発見。
やっと人里に出て、人に出会った時のような安心感です。
ゴールゲートも見えてきました。

疲れた足を踏ん張って、ゲレンデの最後のコースをラストスパート。
ゴールタイムは5時間12分。
男子部門12チーム中、5位でした。

ゴール

出場者数が少ないので、ゴール付近は閑散としていて、
ちょっと寂しいのですが、
それがまた山のレースらしさでもあるのかな?

1位と2位は、自衛隊の2チームでした。
やはり強い。
3位はレース後、売店で話した大学を卒業したばかりの
元オリエンテーリングのチーム。
4位は中部森林局という本業のような人たち。
そして次に我々。
混合トップは、なんと楽天ブロガーの MARA さんのチーム。
(このレースのあとで知りました)

私たちのタイムは昨年ならば、2位入賞。

*MARAさんの書き込みでのご指摘で、
昨年はステージ別の計45分の強制休憩タイムが加算されていたことが判明。
つまり、私たちは昨年なら5時間12分+45分+悪天候だった。


出場したみなさん、ホントにお疲れ様でした。
昨年と違い、天気も良かったようで、すばらしい景観を楽しむことができ、
とてもよい山岳レース体験が出来ました。

その後・・・・・・・
トップって、どういう人たちなのかなぁ?
富士登山駅伝には出ている猛者さんなのかなぁって?
失礼ながらリストのお名前をみて検索しちゃいました。
驚き!
10キロ30分○秒とか、
フル2時間45分とか、
ハセツネ9時間台の人とか、すごい人たちでした。
フルが3時間11分の私には、まだまだかないません。

さらにその後・・・・・・・・・
今日は水曜日。いまだ筋肉痛。階段を下りるのがつらい。





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Last updated  2006.10.04 14:34:00
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