福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

2009.04.11
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カテゴリ: 偉人論
「思想──後世に遺せる無形の富」



未来学者アルビン・トフラーは言います。
「『見識』を富に数えました。
それが昇華し、普遍性が備わり、人に認めていただける何かになるとすれば、
これは素晴らしい富です」と。

お金や物ではない。
けれども確かに人の人生を支え、照らす“何か”。
それが「思想」という、形のない財産なのでしょう。

誰かが築き、考え、悩み、選んだ生き方そのもの──


私は思います。
この「思想」という富は、特別な誰かだけが持つものではなく、
すべての人が、自分の人生のなかで育てていけるものなのだと。

たとえば、日々のささやかな選択や行動、
人との接し方、何を大切にし、どう生きていくか。
そのすべてに“思想の種”が宿っている気がします。

ぼくは、教育という場に立たせてもらっている人間です。
日々、生徒たちと向き合いながら思うのは、
「何を教えるか」だけでなく、
「どう生きるか」を静かに見せられる大人でありたい、ということです。

知識を伝えることは、もちろん大切です。

そんな背中を見せられる人でありたいのです。

言葉にしなくても、態度や表情、ふとした一言が
誰かの記憶に残っていく──
そういう積み重ねが、やがて思想となり、
「この人と出会えてよかった」と思ってもらえる無形の富になっていくのではないでしょうか。


その種がいつか芽吹き、新しい命に引き継がれていく。
そんな循環が、人生の美しさでもあると思います。

未来を生きる子どもたちに、何を遺せるだろう。
お金や物でなくとも、
「この人の生き方が好きだった」と思ってもらえるなら、
それは最高の贈り物なのかもしれません。

見識を深め、誠実に生きる。
その積み重ねが、自分だけの思想をかたちづくり、
それがやがて誰かを照らす“富”になる──
そんな人生を、これからも歩んでいきたいものです。





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Last updated  2025.05.06 15:06:55
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