福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

福岡市個別指導学習塾慶應修学舎の記憶「石橋の思考」

2009.04.12
XML
カテゴリ: 子育て論




多くの親や先生、子どもと関わるすべての人が、きっと一度は立ち止まって考えたことのある問いかけでしょう。
私自身、この問いに何度も向き合ってきました。そして、ある日ふと気づいたことがあります。それは、子どもたちの心が動く“スイッチ”には、性別による傾向があるのではないかということです。

もちろん、すべての子に当てはまるわけではありません。性格や環境、生育の背景によって、一人ひとり違って当然です。ただ、あくまで「傾向」として、男の子と女の子では、心に響く言葉が少し異なることがあるように思うのです。

男の子は、自分の能力や存在価値が認められたときに、大きなやる気を見せることがよくあります。

たとえば——
「君のおかげで助かったよ」
「そんなふうに考えられるの、すごいね」
「君はチームにとって欠かせない存在だよ」


「自分は誰かの役に立っている」
「自分には力がある」
その実感が、何よりの原動力になるのだと思います。

一方、女の子の場合は少し違う面があるように感じます。
彼女たちは、自分が愛されている、大切にされていると感じるとき、心の奥底からやる気が湧き出してくることがあります。

たとえば——
「あなたがいてくれると安心するよ」
「あなたのこと、大切に思ってる」
「あなただけにお願いしたいの」

そんな言葉が、彼女たちに**「私は特別な存在なんだ」**という実感を与え、行動のエネルギーへとつながっていきます。
誰かの心の中に「居場所」があると感じたとき、女の子の瞳は柔らかく、そして力強く輝くのです。


けれど、どこに最も心が動くのかという点で、それぞれの“違い”を少し意識することは、関係を深めるうえでとても大切なのではないでしょうか。

私はこのことを、「決めつけ」や「固定観念」としてではなく、“ひとつの視点”として大切にしたいと感じています。
子どもたちと向き合うとき、性別や個性に応じた言葉の選び方をほんの少し工夫するだけで、彼らの表情がパッと明るくなる瞬間があります。
それは、まるで心の中にあったカギが開かれたような、そんな不思議な光景です。

子どものやる気を引き出すのは、特別な教材でも、立派な説教でもありません。

その一言が、人生を変えるほどの力を持つことだってあるのです。

今日、目の前にいる子に、どんな言葉をかけてみようか。
そんなふうに優しく想像しながら、子どもたちと向き合っていけたら、それはきっと、私たち大人にとっても、幸せな時間になるのではないでしょうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.05.05 09:32:53
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: