マイスクール慶應修学舎の記憶

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2014.10.01
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カテゴリ: 6期_2013-14




 その1つ1つの決断には、愛をこめるという流儀があります。

 これまで、教育について、誰よりも考えているという自負で
 ここまでやってきたつもりです。
 これは、今現在も、これからも変わらないでしょう。
 教育について、そういう自負がある限り、
 この業界を卒業することはないでしょう。

 一方で、他のことについては、

 そこに属している僕の存在の大きさは、小さくなっています。

 実は、この学び舎も、そんな状況です。
 たくさんの先生の中に、僕が埋もれてしまっているかのようです。

 いい表現ではないかもしれませんが、
 塾生たちは、僕以外に、ファンとなる先生がいる感じです。


 それは、代表取締役を務めるもう一つの会社でもあてはまります。

 ここから、もう一つの会社のCEO(最高経営責任者)のブログより抜粋。

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 妹の最後の体育祭ということで
 福岡中央特別支援学校に行ってきました。

 日中よく晴れて日差しが暑いくらいでしたが、


 特別支援学校では、小・中・高が一緒に体育祭を行うので
 小さい子から大きな子まで様々なプログラムを行っていきますが、
 なかでもリレーは、いいものを見せて頂きました。

 特別支援学校の生徒は、
 リレーを1周走りきれる生徒は少数で、多くの生徒が


 ただ、それを見守る保護者の方々は
 一瞬保護者の顔を見た、無事ゴールできたといったことに対して
 本当に嬉しそうにされていました。

 そこには、誰かを抜かした・抜かされた、
 昨年よりも早く走れた・走れなかったという類いの次元を
 遥かに超越した純粋なものがあって感動しました。

 現状、時代の要請で、他人と競ったり、過去の自分と競ったりしなくては
 いけないことが多々あると思います。

 しかし教育者、特に保護者は子どもが他人と比較してどうとか、
 その子の過去と比べてどうとか以前に、
 その存在自体をしっかり認めてあげることが大切であると実感を
 伴って再確認させて頂きました。


 また、少し話は変わりますが
 今回の体育祭でメディアを通すこと、組織を通すことの難しさも分かったような気がします。

 僕は24時間テレビ等の感動の押し売りみたいなものは嫌いです。

 しかし、
 難病と戦う子どものドキュメンタリー制作や、マラソンの企画を最初に
 提案した人はそこにある純粋な感動を、ただ視聴者に届けたいという一心で
 提案したのかも知れません。

 しかし、それをどう視聴率をあげ、どうマネタイズしていくかということを
 考えていくうちに、もはや本当に届けたかったコンテンツではなくなっている。
 ということがおこっているのかもしれないと思いました。

 会社経営は、社員やその家族、株主等のことを考えれば
 利益最大化を目指すのが当たり前です。

 ただ、その利益追求プロセスが
 「いかに上手くお金をとるかという切り口からサービスを作ること」に偏って、
 「いかに良いサービスを提供してその対価としてお金を頂くかということ」が
 軽視されてしまっては問題だと思います。

 後者のプロセスは、前者に比べて短期的には利益をあげる可能性が低いですが、
 お金以前に、お客さんに良いサービスを提供していこうというスタンスが
 社内の根底にないと、参入障壁が低く、トレンドの移り変わりが速い
 インターネット業界では生き残っていけないと思います。

 純粋に、こんなものがあったらいいよね。面白いよね。を世の中に提案して
 いける会社でありたいと思います。

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 抜粋了

 九大生(休学予定)でありながら
 若干21歳の青年が、上記のようなことを思い、経営にあたっているわけです。
 シンプルに、そんな青年と仕事をともにできて、幸せに思っています。

 経営の分野、サイエンスの分野と僕が知っているだけでも、
 チャレンジスピリッツを持った若者は多いです。
 ただ留学をする、ただボランティアをするといった経験ではなく
 そういう体験を通して、マネタイズできる仕組み(ここでは、
 問題を発見し、解決していく過程で発生するその問題に直面している
 当事者の期待値を指します。)を作っている若者は多い。

 彼ら、彼女らをみていると、
 日本が世界をリードする時代も、そう遠くないような気がしています。

 僕たちの塾生も、そうやって、実学をできる人を育てていきたいと思っています。
 勉強は、実学となり、完結する。そう思っています。






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Last updated  2014.10.01 23:08:36
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