ワールドカップの歴史
１９０４年 ＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）が発足。（日本は１９２９年に加盟）
１９２４年 パリオリンピックでウルグアイが優勝
１９２８年 アムステルダムオリンピックでウルグアイが連覇
| 開催年度 | 開催地 | 優勝国 | 決勝戦の結果 | コメント |
| 1930 | ウルグアイ | ウルグアイ | ウルグアイvsアルゼンチン 4-2 |
この試合が影響してウルグアイとアルゼンチンの関係が悪化し、 両国は国交を凍結。 その後アルゼンチンにクーデターが発生。 |
| 1934 | イタリア | イタリア | イタリアvsチェコスロヴァキア 2-1 |
当時のイタリアはムッソリーニのファシスト党政権下にあり、 W杯の開催自体が、政権基盤強化と国威発揚を目的としたもの。 出場国は32カ国（本大会は16カ国）に増えたが、 前回優勝国ウルグアイは、 自国大会における欧州各国の不参加に反発して参加せず。 |
| 1934 | フランス | イタリア | イタリアvsハンガリー 4-2 |
予選参加を決めていた日本も、日中戦争（1937年～）の勃発で 出場を辞退。 オランダ領東インド（現：インドネシア）がアジアからの初出場国に 翌1939年9月、ドイツ軍がポーランドに電撃侵攻し、 英仏がドイツに宣戦布告。第２次世界大戦が勃発して、 ワールドカップの歴史は12年の空白期間を迎える。 |
| 1950 | ブラジル | ウルグアイ | ウルグアイvsブラジル 2-1 |
ブラジル敗戦のショックでスタジアムにいた観客４人が 心臓発作で急死する事態に。 ブラジルチームはその悪夢を忘れるため、 ユニフォームの色を白から現在のカナリア色に変更 |
| 1954 | スイス | 西ドイツ | 西ドイツvsハンガリー 3-2 |
日本も予選に初参加。 東西冷戦の下、1949年に東西に分裂し、 この大会から出場した西ドイツには希望の光が届けられた。 ハンガリーは、2年後の1956年にワルシャワ条約機構軍が 進攻して政権が崩壊。 主要メンバーが亡命してしまう。 |
| 1958 | スウェーデン | ブラジル | ブラジルvsスウェーデン 5-2 |
ソ連のスターリンの死後「雪解け」と言われた緊張緩和の中、 ソ連が初出場、テレビの国際中継も初めて導入。 また、ペレが初めて出場した大会であり、 そのペレを擁するブラジルが開催国スウェーデン破って初優勝。 |
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