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予想通り今日、幼児落下事件があったウチの棟は、報道陣で囲まれた。早朝は1階エレベーターホールの前にギッシリ。通勤通学のため、出てくる人をつかまえては、情報を集めている。私は午前中外出しなかったため、その取材攻勢には合わなかったが、家で仕事をしていると、ついに彼らが訪ねてきた。ピンポ~ン、ピンポ~ンと、チャイムが鳴り続け。結局、ドアの外で話をすることになった。事件が起こった時の状況を話していると、各社の記者やカメラマンが集まってくる。もう、ほとんど囲み取材だ。私も同業のマスコミ関係者。取材の大変さは分かっているつもりだから、各社のみなさんに同じ話を何度もした。で、午前中は仕事はできずに終わり、今度は自分の取材のために外出。ある雑誌の企画で、書評家に秋の夜長に読むといいミステリー小説の紹介をしてもらうというものだ。その中で、船戸与一の「緋色の時代」が出た。この作品は、人がこれでもかこれでもかと殺される。私も船戸ファンだから、殺戮シーンには引き込まれた方だ。が、今日ばかりは、色あせて感じる。フィクションで800人殺されようが、現実で身近なところにいたひとりの子供が落下して死ぬことの方が、やはり衝撃は大きい。現実とエンターテインメントの重さの違いを痛感した。
Sep 27, 2006
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嫌~な事件に遭遇した。私が住んでいる公団住宅(14階建て)で、さっき赤ん坊の落下事件があったのだ。パソコンに向かっていると、何かが落ちた音がした。外に出て下を見ると、「救急車を呼んでください! 赤ちゃんが落ちてきました」の声。慌てて119番をした。それからが大騒ぎ。救急車はもちろん来たが、警察も来て、第一通報者ということで事情聴取を受けた。午前2時を過ぎた今も、大勢の警察関係者で赤ん坊が落下したと見られる地点を囲んでいる。なぜ、こんなことが起きたのか、今の時点ではまったく分からない。多分、明日は上空をヘリが飛んだり、マスコミが来たりするんだろうな。ちょっと興奮していることは確かだが、身近なところで、こんな事件が起こるのは、嫌~な感じだ。 巨人・桑田のこととか、高校生ドラフトのこととか、スポーツのことを書こうと思っていたのに、ふっとんでしまった。
Sep 26, 2006
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久々の更新だ。更新する気になったのは、2年前、高校横綱になった澤井が幕下優勝し、十両昇進を決めたからだ。澤井は埼玉栄高出身。その当時から、大相撲で活躍しそうな雰囲気を持っていた。彼には、好敵手もいた。高知・明徳義塾の影山で、大相撲ではひと足先に十両に昇進している。四股名は栃煌山(トチオウザン)。彼も、高校時代から大物感を漂わせていた。来場所はプロになったライバルが、関取として対決することになる。この対戦も楽しみだし、外国人ばかりが目立つ大相撲にも、日本人の有望な若手が出てきたことを喜びたいし、多くの人に知ってもらいたい。外国人だって、いい相撲を見せてくれればいいんだけど、やっぱり大相撲が盛り上がるためには日本人で強い力士がいないとね。
Sep 23, 2006
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気持ちの浮き沈みは何度も経験しているけど、今回は重症だ。更新が滞っているのは、そのせい。一応、めぼしいスポーツは見ているのだが、気持ちが盛り上がらないのだ。夏の甲子園大会には元気をもらった。早実-駒大苫小牧戦以外でも、感動する試合ばかりだった。高校スポーツの醍醐味をたっぷり味わった。だが、あれは劇薬だったのかもしれない。やっぱり現場から遠ざかっているせいだろうか。大好きなラグビーやアメリカンフットボールがシーズンインしたことだし、元気回復のために現場観戦してこようかな…
Sep 8, 2006
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夏の甲子園が、早実の初優勝で幕を閉じた。 2日間の激闘で、スーパーヒーローになったのが斎藤佑樹投手。4連投にもめげず、淡々と好投を続けた。おまけにルックスよし、頭もよさそう、コメントもしっかりしている、とすべてが好印象。こりゃ、ヒーローになるのも無理はない。 斎藤投手は、センバツ、夏は西東京大会準決勝の日大鶴が丘戦から見ているが、確かに、すごい進化を遂げている。甲子園の決勝も凄かったが、ハラハラドキドキ度では西東京大会決勝の日大三高戦の方が、上だった気がする。 とにかく日大三に押されっぱなし。何度も危機をしのいで、甲子園行きを決めた。その時から、特別な星のもとに生まれた選手と思っていた。 延長15回を投げきった翌日、涼しい顔をして好投する姿にも驚いた。怪物といわれた駒苫・田中でさえ、疲労が見えるというのに、140キロ台のストレートを投げ込むのは本当に凄い。相当な基礎体力と精神力があるのだろう。 それと斎藤投手は、高濃度酸素カプセルを疲労回復に使っていたようだ。あの、ベッカムが故障を直すために使ったというもの。 こんな超人的な活躍を見せられたら、その効果は大注目されるんだろうな。
Aug 22, 2006
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複数の仕事が錯綜して混乱状態にある。おかげで、ほぼ毎日書いてる日記を、一日サボってしまった。複数の仕事とは、1締切りを迎えた原稿書き、2その原稿を書くうえでまだ終わっていない取材、3それとは別の取材、4その後に控える仕事の取材のアポ取り、5それとは別の作業、6それとは別の私的雑事などだ。混乱するのは、仕事の質が微妙に違うためだ。原稿を書くこと、人に会って話を聞くこと、電話やメール、ファックスなどでアポを取ること…、これらは頭の使う部分が違うようだ。それを1日で切り替えながらこなすのは、結構大変。結局、どっちつかずで、どれもはかどらなかったりする。複数の仕事が来るのは、ライターにとってとてもありがたいことだ。それにこんなこと、ン十年も続けている。混乱したり、コボしたりしている場合じゃないのだが、いつまでたっても慣れない。売れっ子のもの書きのブログなどを読むと、原稿を何本仕上げた、誰それに会った、テレビに出た、趣味の何々をやった、などと1日でいろんなことを、ごく当たり前のようにこなしている。そういうのを読むたびに、すげ~なと思う。それができない私は、とりあえず目の前の仕事を終わらせていくしかない。
May 25, 2006
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昨日、初めて「キッシュ」なるものを食べた。別に食べたかったわけではない。昼からの取材が長引き、終わったのが3時過ぎ。何か食べようと編集者と手近な店に入った。数種類あるランチは、すでに売り切れ、唯一残っていたのがキッシュだった。私も編集者も、キッシュがどんな食べ物か知らなかった。メニューに説明もない。が、これしか残っていないので、とりあえず食えりゃいいやと頼んだ。で、出てきたのは卵パイのようなもの。中にはソーセージやホウレンソウが入っていて、トマトソースをかけて食べるようになっている。まあまあ美味かった。初めてと言ったが、何かの立食パーティかなんかで食べた記憶がある。しかし、メニューにどんな食べ物か説明しないで済むほど、キッシュとはポピュラーなものになっているのだろうか。これを知らないオジサンのライターと編集者は、遅れているのだろうか。もしそうなら、時代の流れに取り残されていることになる。
May 23, 2006
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現在、午前1時20分。たまった原稿を書いている。ついさっきまで、インターネットのプロ野球情報をチェックしながら書いていた。東京ヤクルトー福岡ソフトバンク戦だ。延長12回までいって試合が終わったのが0時15分頃。こんな深夜まで試合をやっていたのは、記録的なことではないだろうか。試合を見ているわけではないのでスタジアムの空気までは分からないが、その攻防はすさまじいものだった。とくに延長に入ってからは、両軍ピッチャーはピンチの連続。1球で試合が決まってしまう状況が続いた。最後は12回表にヤクルト・吉川が3点を取られて7-4でソフトバンクが勝ったが、こういう試合では、チームのみんなが頑張っている分、観客が遅くまで残って見ている分、敗戦の責任を負うのはつらいだろう。こういう状況を見ると、スポーツ選手はつくづく大変だなと思う。スポーツは行為の成功と失敗を公開で多くの人に見せることでもある。成功することは、勝者やヒーローになることであって、多くの人が拍手や歓声で称えてくれるのだから、喜びは大きいだろう。だが、逆の失敗した場合は、みじめな姿をさらすわけだ。ただでさえ負けたことの悔しさがあるのに、見ている者の多くがそれを心に刻む。責任も感じる。罵声も浴びる。ひょっとしたら次のチャンスを与えられなくなるという不安にもさいなまれる。われわれ一般人だって、日々成功と失敗の連続だ。が、それは公開ではない。もちろん周囲の人には知られるだろうし、落ち込むこともあるはず。だが、それが拡がることはない。場合によっては、自分の心の中にとどめておくこともできる。しかし、プロスポーツ選手は見知らぬ他人からも失敗を見られ話題にされる。勝敗がはっきりすることは大きなプレッシャーになる。その意味で大変だ。そのすごい世界で生きている選手には敬意を表したい。
May 22, 2006
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すっかり国際化された大相撲が面白い。千秋楽は、横綱への階段を順調に上っている白鵬(モンゴル)と、新入幕ながら優勝争いに食い込みそうになった怪物・把瑠都(エストニア)の初対戦がある。ふたりとも、21歳。今が伸び盛りだし、朝青龍や琴欧州らとともに今後の大相撲の顔になるのは確実だ。そう、大相撲の未来を担う力士のほとんどが外国人なのだ。その外国人を相手に孤軍奮闘している日本人力士が、関脇・雅山だが、トシは28歳だもんなあ。期待の19歳・稀勢の里は、ホンモノの強さが身につくまでまだ時間がかかりそうだし。本当は外国と日本、同数ぐらいの強豪が優勝争いを展開する構図が理想的なのだが、今の外国人力士の強さを見ていると、それは難しい感じだ。
May 21, 2006
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某雑誌のW杯直前特集の取材をしている。その中で各界のファンにW杯予想をしてもらうページがあり、昨日も3人に話を聞いた。私もそれなりに、日本代表の戦いぶりや試合展開の予想はしているが、3人も3様で、詳細にシミュレーションをしている。それを語る口調の熱いこと!。180度違う見解もあるが、それぞれ説得力があるし、視点によって色々な解釈ができるのが、サッカーの面白さだろう(話で共通するのは、ブラジルの強さ。グループリーグで当たる日本はもちろん、優勝争いもブラジル中心で展開するというのが共通認識だ)。でもって、話が始まると止まらなくなる。ひとりとは、2時間も話し込んでしまった。今後も仕事に限らずW杯の話は出るだろうし、さまざまな見解を聞くことになるはず。それを加味したうえで、6月に入ったあたりで、私なりの展開予想を出すつもりだ。
May 20, 2006
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ここのところ、ネバネバ系の食品ばかり食べている。納豆にヤマイモ、モズクにメカブ、松前漬け…、今は、スーパーで見つけた野沢菜と昆布を混ぜてとろみをつけた漬け物をつまみに酒を飲んでいる。ネバネバ系の食べ物は、体の粘膜の強化になって健康にいいといわれる。それもあるのだが、ネバネバ食品を食べたくなるのは精神的なものもあるような気がする。なんか最近、自分自身に粘りが足りなくなったと感じるのだ。トシのせいか、仕事をやっても持続力がない。このくらいでいいか、とすぐに妥協してしまうことも多い。でも、それじゃいけないという思いもどこかにある。スポーツでもそうだ。いい選手は、簡単には勝負を捨てない。負けるにしても粘る。それが次につながることがある。粘りは重要なのだ。それを自分に意識させるために、ネバネバ食品を食べてような部分がある。肉体的にも精神的にも、ポッキンと折れないように、これからもネバネバ食品を食べ続けようと思っている。ネバネバは、私にとって一種のサプリメントかもしれない。
May 19, 2006
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12日にジャスティン・ガトリン(アメリカ)が出した陸上100メートルの世界記録が取り消された。ガトリンのタイムは9秒766。0,001の位は四捨五入するのが規則だが、誤って切り捨てられて、9秒76と発表されたそうだ。正確には9秒77で、パウエル(ジャマイカ)との世界タイ記録になってしまった。このレベルの選手になると、0,001秒で1,02センチ進む。まあ、分りやすくいえば1センチだ。当初の発表通りの9秒76にするには、9秒764を出さなければならず、その差は2センチ。だが、この2センチはとてつもなく大きい。2センチ速く走れたかどうかで、陸上関係者はもとより、世界中のメディアが右往左往するわけだし、何億人という人々の話題になる。ガトリン自身も世界最速の称号が得られるかどうかは大問題。収入にも億単位の違いが出るだろう。大したことのない2センチの違いもあるし、これほどとてつもない2センチの違いもある。そういうものに振り回されるのも人間だからか。
May 18, 2006
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BSで中継した交流戦・楽天―ヤクルトの一戦で、楽天の谷中が印象に残るプレーを見せた。1-7から6点を一挙に取り、楽天が7-7に追いついた5回、2番手で登板した谷中は、2アウト1・3塁のピンチを迎える。打者・古田が打ったのは強烈なピッチャー返し。抜ければ、センター前のタイムリーで勝ち越し点を与えることになる。その打球を谷中はなんと、グラブをつけていない右手で捕りに行ったのだ。打球は指に当たって勢いが衰え、ショートゴロアウトになった。バッターからピッチャーまでは約18メートル。その至近距離から飛んでくる石のような固さの硬式ボールは凶器だ。長年ピッチャーをやっていれば、その怖さは知り抜いているはず。当たり方が悪ければ大怪我になるだろうし、選手生命が終わる可能性だってある。冷静に考えれば、やっちゃいけない行為だ。1点を失うのも痛いが、チームにとってはケガで中継ぎピッチャーがひとりいなくなるのは、それ以上に痛い。だが、谷中は手を出した。グラブをはめている左手では間に合わない。反射的に右手が出た。楽天はダントツの最下位。しかも、4回までで7-7という荒れた試合だ。ここで1点を失うぐらい、大したことはないと外から見ている者は考える。しかし、谷中にそんな意識はなかった。真剣勝負をしているアスリートの「負けたくない」という本能だろう。指を痛めた谷中はこの回で降板。後続のピッチャーが打たれて、結局、楽天はまた負けた。身を挺して守ったプレーは何にもならなかったわけだ。が、私はこのプレーに感動した。別に体を張ることがすごいというわけではないが、必死の思いが伝わってくるプレーは目に焼きついた。谷中は西武、阪神、オリックス、楽天と渡り歩いた33歳の地味なピッチャーだが、この一球入魂の姿を見せてくれた以上、応援しないわけにはいかない。
May 17, 2006
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今回の日本代表発表で最も注目されているのは、久保が落選し巻が入ったことだろう。私も一番頼りになるストライカーは久保だと思っている。それだけにショックだが、キリンカップのスコットランド戦の動きを見ると、不安を感じないではいられなかった。ジーコの選択には、賛否がうずまいている。否は、やはり久保を外したことに対するものが多い。だが、詳細な情報は入っているはずだし、久保の今のコンディションでは厳しいと判断したのではないか。そう思った時点で、FWでゴールを奪うことは期待せず、MFにその仕事をさせることを決断したような気がする。FWは前線で体を張ることであり、そこでキープしたボールを、テクニシャン揃いのMFに託すと。巻は自分を犠牲にするそんな泥臭いプレーができるし、高原もそんなタイプ。柳沢も自分で打つよりも、生きたボールを出すスタイルの選手だ。そういえば、これまでの2回のW杯の6ゴールも、FW3、MF3。本来、点を獲る役目のFWと組み立てをするMFが同じ点数だ。ジーコが育てた鹿島も、FWのゴールは少なく、MFが点を獲るケースが多い。また、ジーコ自身がMFでありながら、ゴールを量産した選手だった(そういえば「マイアミの奇跡」でブラジルを破ったゴールを決めたのはMFの伊東だった)。日本の場合、FWはゴールのお膳立てをする役目であり、得点担当はMF。代表の人選を知って、そう感じた。この構想が吉と出てくれればいいのだが…。
May 16, 2006
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日曜の朝、スポーツ紙のテレビ番組欄を見て驚いた。なんとスポーツ中継の多いこと。プロゴルフは男女、全日本ボウリングもあるし、競馬のヴィクトリアマイルもある。夜はK1にプロ野球、フィギュアスケート、深夜にかけてはF1にサッカーFAカップ、プロレス、BSでも大リーグやプロ野球をやっている。もう、スポーツ中継花盛りなのだ。いろんなことが重なって、なかなか現場で観戦できない身としては、テレビ中継はありがたいのだけれど、これだけ色々あると何を見るべきか、迷ってしまう(丸一日、スポーツ中継を見ている暇はさすがにない)。で、限られた時間で何を見たかというと、大相撲の幕内後半戦だ。実は、何を隠そう、モンゴル人力士・安馬(アマ)のファンなのだ。身長は185センチあるようだが、体重は110キロそこそこの軽量。だが、軽いにもかかわらず、真正面から正攻法の相撲をとる。強靭な足腰や人並みはずれた運動神経があるからこその相撲だ。だから、見ていて楽しい。スポーツを見る爽快感がある。ところが、今場所は不調で、今日まで1勝7敗。負け越しの危機だ。この分だと、負け越して小結を陥落しそうだが、これからどこまで粘れるか。しっかり応援したいと思っている。
May 15, 2006
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サッカーのゴールのサイズは、横7,32メートル、高さ2,44メートル。キーパーの能力によっても違うが、ボールが通過するには十分な空間がある。ところが、今の日本代表は、この空間にボールをなかなか通すことができない。シュートを打てば、キーパーの正面をつく。隅へ飛んだと思ったらポストに跳ね返される。ゴールを大きく外れるシュートは減ったが、ゴールネットが揺れるシーンは滅多に見られない。サッカーゴールのサイズというのは不思議なものだ。チーム状態がよく、選手のモチベーションも高い時には、意外なほど簡単にゴールが奪える。ところが、チームの歯車が合わなくなると、ゴールには目に見えないバリアができたように、入らなくなってしまう。今の日本代表はまさにこんな状態。スコットランド戦では、相手のゴールがやけに狭く見えた。代表選考前の試合で緊張感もあったのだろうが、かなり深刻な状態だ。W杯までの4週間でこの状況を脱することはできるのだろうか。セルジオ越後さんが、ラッキーボーイの出現しかないといっていたが、嫌な流れを断ち切るラッキーボーイが本当に出てきてほしいと思っている。
May 14, 2006
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松井秀の手首が、変な向きに曲がった映像を見て、背筋にヒヤッとしたものを感じた。レベルは違うが、私も似た経験をしたことがある。草サッカーのキーパーをやっていた時のこと。ボールをセーブしようとして飛んだときに、右手の小指から地面に落ちた。小指に体重がかかり、変な向きに曲がった。軽い骨折で、数ヵ月後には治ったが、その時の嫌な感触は今も意識にこびりついている。松井も嫌な感触が手首に残るだろう。全治まで3ヶ月ぐらいかかるというが、これまでのようにバットを振れるようになるまで、さらに時間を要するのではないか。バッティングの感覚は微妙なものだ。とくに、手首の感覚は重要。松井の精神力は、そんなケガで萎えてしまうほどヤワではないだろうが、嫌な感覚が本来のバッティングを狂わさないとも限らない。この野球人生最大ともいえる試練、乗り越えてほしい。
May 14, 2006
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日常、家で食べたり飲んだりする飲食物の産地をチェックするクセがある。別に産地にこだわっているということではなく、それがどんな土地でできたのか、単純に興味があるからだ。この日記を書いているのは、お酒タイム。最近は焼酎を飲んでいるので、鹿児島、熊本、宮崎、大分など、九州産が多い。今、飲んでいるのは、大分県日出町で作られたものだ。で、「日出か、ここには日出暘谷高校があるな。自転車競技が強い高校だよな」とか思ったりしながら飲むわけ。熊本だったら、九州学院の末続や熊本工の前田(広島)、秀太(阪神)が思い浮かび、宮崎だったら、ジョニー黒木(ロッテ)、青木(ヤクルト)の名前が出てきたりする。こんなことを、ものを食べたり飲んだりしているわけだ。これも高校スポーツ好きの性(サガ)だろうか。
May 12, 2006
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主に競馬の写真を撮っているカメラマンと会った。カメラだけでなくパソコンにも精通した人で、ある操作で解らないところがあったので教えてもらおうということで会ったのだが、話はつい競馬のことになってしまう。で、話題はジョッキーの人柄になった。それによると、リーディング上位に名を連ねるようなジョッキーは、大体性格に問題があるそうだ。ウラオモテがあって、自分が得になると思われる人物、たとえば馬主や調教師にはすごく気を遣って接するが、それ以外には横柄。つまり、人を見て態度を変える嫌なやつが多いということだ。もちろん、性格のいいジョッキーもいる。真面目で誰にでも分け隔てなく接する「いい人」。だが、あまり勝ち星は上がらない。でも、これって世の常なんだよね。要領のいいやつがいい思いをして、実直な人が割りを食ったりする。しかし、私はいいハートを持っているジョッキーを応援したい。ちなみに、性格のいいジョッキーとして名前が上がったのは、柴山雄一と小林淳一だった。
May 11, 2006
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キリンカップ、ブルガリア戦は、勝たなくてはいけない試合ではなかったけど、せめて引分けで終わってほしかった。FIFAランクは日本が17位、ブルガリア38位だが、私はブルガリアの方が実力は上だと思っている。94年アメリカW杯では準決勝まで進出しているし、ストイチコフ(現監督)という名選手も出したしっかりしたサッカーをする国だ。でも、ホームだし、W杯という目標がない相手はモチベーションも低いだろうし、最後の最後で失点して負けるのはなあ~。話は変わって、何かと話題の日ハム・新庄。交流戦初戦の中日戦は、襟付きのスパイクをはいて登場した。襟付きアンダーシャツがダメなら、スパイクに襟をつけちゃおうというオチャメ。この軽~いノリの反抗心は新庄らしくていい。新庄の主張にはこんな意図があるはずだ。プロは見せてナンボの世界なんだから、ただ全力でプレーするだけではなく、ファンを意識し、「見せる」サービス精神も必要だと。私自身はチームスポーツでユニフォームが統一されないことは好きではないが、新庄のような遊び心はあってもいいと思う。こうした行動が、選手たちの意識を少しずつ変えていく。「球場に来て応援よろしくお願いします」という決まり文句を言うより、パフォーマンスをどう見せたらファンは喜ぶか研究し努力を始めるだろう。こういうことを始めると、波風も立つ。だが、自ら進んで、出る杭になろうとしている姿勢も買いたい。だからこそ、シーズン早々の引退宣言は寂しさを感じる。
May 10, 2006
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迫力の映像が見られる期待で楽しみにしているNHKのドキュメンタリー「プラネットアース」を見た。これはこれで大感動なのだが、その流れで後番組の東海道五十三次を歩く「街道てくてく旅」という番組を見たところ、その歩き手(レポーター)を務めているのが、元サッカー日本代表の岩本輝雄だったことで驚いた。岩本は好きな選手のひとりだった。私自身は会ったことはないが、ライター仲間からは人柄のよさを聞いていた。サッカー選手としては苦労を重ねている。フジタを皮切りに、平塚、京都、川崎F、ヴェルディ、仙台、名古屋と7チームを渡り歩いた。だが、日本代表経験を持つように、なんでチームをたらいまわしにされるのか分からないほど、サッカーセンス溢れる選手だった。フリーキックはうまいし、守備もできるし、今でいえば、阿部勇樹を実直にしたって感じかな。年齢は34歳になったところ。もし、5年生まれるのが遅かったら、ドイツW杯代表候補になっているかもしれない。だが今、岩本は東海道をてくてく歩いている。でも、その表情を見ていると結構幸せそうだ。うな丼、桜海老、安倍川もち…、その土地の名物を食べたり、子供たちや親父と触れ合ったり。もちろん、サッカー選手としてはW杯にチャレンジ出来る方が幸せに決まっているが、岩本の今もまんざらではなさそうだ。ちょっとした差のW杯か東海道てくてく旅。人生はどっちが正解か、解らないから面白いのかもしれない。ともあれ、岩本が出ている「東海道てくてく旅」、見逃せない番組だ。
May 9, 2006
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連休終盤は静養に徹したため、風邪の症状も軽くなってひと安心。日曜日もテレビを見たりしながら、体力回復に努めた。そんなテレビ番組の中でも注目に値したのが、朝のNHKのノンフィクション「にっぽん再発見」で取り上げられた長崎・国見高サッカー部総監督・小峯忠敏氏の日常だ。38年前、ごく普通の県立高校に小峯氏は社会科教師として赴任してきた。サッカー部はもとより、強い部活などない。若き日の小峯氏は、自費でマイクロバスを買い運転し、部員たちに対外試合の経験を積ませることから強化を始めた。そして日本一になり、名選手を数多く育て、功なり名を遂げた今も、自らバスを運転して対外試合に出かけている。小峯氏のことを、アクの強い人物だと思っていた。もちろん、これだけの実績をあげてきた人だ。アクが強い部分はあるだろう。だが、取り上げられた素顔は、至極まっとうな人であり、教育者だった。この位置まで来ると、天皇状態になる指導者は多いが、とくにそんなこともない(ベンツには乗っていたけど)。生徒と同じ目線でサッカーを見られる人という印象だ。だから、部員も萎縮しない。レギュラー争いは厳しいけれど、その目には、やりがいが宿っている。結果を出す指導者には、こうした独特の「熱」を持っている。小峯氏が定年退職することになり、校長として最後に臨んだ今年の卒業式で語っていたのも「熱」。情熱と熱意を持ってこれからの人生を歩んで行ってほしいという言葉の熱は、見ているこちらにも伝わってきた。高校スポーツの側面をまたひとつ学んだ。
May 8, 2006
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陸上競技の大阪国際GP大会・女子1500mで兵庫・須磨学園の小林祐梨子が日本記録で2位に入った。テレビで見たのだが、招待された格上のオーストラリア選手やアメリカ選手に臆せず、攻めのレースに徹しての好記録であり2位。高校3年でここまでできる度胸はすごい。以前から、中距離選手としては理想的なフォームや果敢な走りには注目していたが、世界と対等に戦える姿を見て、モノが違うことを確信した。また、女子走り幅跳びでも日本記録が出た。更新したのは、「イケクミ」こと池田久美子だ。イケクミは、難病と戦う砲丸投げの森千夏と同じスズキ所属。森選手の分も頑張ろうという思いがあって、この好記録が出たのではないだろうか。勝手に想像しているだけだが、何かジーンとくる記録更新の瞬間だった。好敵手・花岡真帆との戦いが、今シーズンも楽しみだ。
May 7, 2006
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事情があって仕事場を実家に移すことになり、20数年前まで住んでいた部屋を整理した。資料などが増えているため、タンスをひとつ解体することにしたのが問題の始まり。木製のタンスだから、ハンマーでたたけばすぐに壊れると思ったのだが、昔の家具は丈夫に出来ており、なかなか壊れない。で、解体には3時間もかかり疲れきってしまった。そのうえ、何十年分のホコリやチリを吸ったせいで、くしゃみと鼻水が止まらない花粉症状態に。それが時間がたつにしたがって悪化して、風邪をひいたみたいな不快感、脱力感に襲われている。亀田兄弟のWマッチも見たし、巨人-ヤクルト戦も見たけど、選評を書く気力がない。
May 6, 2006
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日ハム・新庄が、今度は外側からは見えないアンダーシャツ(つまり、裸の上からユニフォームを着ているように見える)を着てプレーした。突然引退発表した後、襟付きのシャツを着て物議をかもしたと思ったら、それに対抗するようなスタイルで登場したのだ。「今日はどんな格好で出てくるのだろう」という人が球場に足を運ぶかもしれない。観客動員に貢献しているわけで、大したプロ意識といえる。亀田興毅・大毅兄弟の試合が、ノンタイトル戦にもかかわらず注目を集めるのは、その不適な言動を含めたパフォーマンスの効果も大きい。前日計量では、お得意のメンチきり。興毅はフライパン曲げで怪力をアピールしたし、大毅は勝ったらリング上で歌を披露するという。見たいのは試合であって、そんなパフォーマンスには興味はないが、普段ボクシングを見ない人には、そっちも含めて面白がる。すでに試合場に来ているお客も大事だが、そうでない人たちも注目させようという新庄や亀田兄弟のパフォーマンスは貴重だ。スポーツイベントは花盛りだが、ひとつひとつを見ると、安定して客が入る状況ではない(プロ野球の阪神戦やJリーグのレッズ戦などの一部を除いて)。本人たちは意識しているかどうか分からないが、そんな背景があって生まれたサービス精神のような気がする。
May 5, 2006
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CSでヤクルト-広島戦を見た。慨深かったのは、ヤクルトの新人右腕・松井と広島の新人内野手・梵の対決だ。注目度が低かったから知らない人も多いが、松井と梵は昨年9月に行われた、野球世界選手権の日本代表でチームメイトだった。そのときの合宿に行き、松井にはインタビューしたし、梵にも身近で接した。社会人だったふたりは、日本代表としてプレーできることを意気に感じ、全力で練習に打ち込んでいた。そのまじめな姿勢がとくに目についたのは、このふたりだった。好感が持てる選手で、これからも応援し続けようと思った。そんな松井と梵が約半年後、プロ野球の公式戦で対決している。去年の夏に予感したシーンだが、実際に目にすると素直にうれしい。勝負はレフト前タイムリーを打った梵にあがったが、これからもしっかり1軍に残り、対決を見せてほしいと思っている。
May 4, 2006
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私は40代のいいトシだが、最近になって家事に目覚めた。一人暮らしの父親が大手術をし、日常生活に不自由する状況。それをサポートするために、炊事、洗濯、掃除など、色々とやっているのだが、それらの手順にも慣れ、ロスなくこなすことができるようになってきた。中でも、前向きに取り組んでいるのが料理だ。登山をやっていたことがあるので、メシを炊いたり、カレーや簡単な料理をすることはこれまでもできた。が、ほぼ毎日となると、レパートリーを増やさなければならない。で、基本的な料理の作り方の本を買ってきて、それを片っ端から作っている。で、初めて作る料理が、そこそこの味に出来上がると、結構嬉しいのだ。ひとつ、上手くできると、また次に挑戦したくなる。料理本に出ている料理全部を制覇してやろうという気になっている。料理をしているときも、野球は見ることができる。これまでは、結構集中して見ていたが、よ~く考えると、野球は集中している時間が短いスポーツだ。勝負の山場が終盤に訪れることもあるが、序盤で試合が決まることもある。その辺の勝負どころを押さえていれば、他のことをやっていても楽しめるスポーツだということが、料理をすることで分かった。たとえば野菜を切る時、プロ野球をなんとなく見ながら、作業をすることはできる。攻守交替のインターバルに鍋に食材を入れて煮たり炒めたり。試合に何の変化もなければ、そのまま調理を続けることもある。こうした緩急がつけられるスポーツであることが、家事をやることによって改めて判った。サッカーだと、こうはいかない。前後半90分間、ホイッスルが鳴ったら、目を離すことができない。当然、料理なんかしている場合ではない。サッカーも野球も(そのほかのスポーツも)好きだが、家事をやりながらのんきに見るには、野球がいいのかもしれないと思った。
May 3, 2006
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巨人戦の4月の月間平均視聴率が、過去最低(12,6パーセント)だったという。巨人ファンにとっては待望の原監督になり、勝ちまくって独走状態を築こうとしているというのにである。テレビ局は、強い巨人が戻ってきたのに、なんで?と思っているようだし、ナベツネさんも「なぜだ!」と首をひねっているに違いない。でも、こうなることは、なんとなく予想がついていた。マスコミは、野球人気の低下、野球ファンの減少と分析する傾向があるが、たぶん日本人はまだ野球は好きだし、ファンもそう減ってはいないと思う。野球ファンの質や楽しみ方が、この数年で大きく変わったのだと私は見ている。ひと昔前まで、プロ野球のナイターは、おトウさんたちの一日を締めくくるささやかな娯楽だった。仕事を終え、家に帰り、テレビをつけるとナイター中継が始まる。晩酌をやりながら、それを見るのが、おトウさんたちには至福の時間だった。やっているのは地上波の巨人戦。いつも見ているチームで親近感はあるし、長嶋・王の時代も知っているから、深く考えることもない巨人ファン。プロ野球ファン=巨人ファンという時代で、巨人が勝てば気持ちよく酔えるおトウさんが多かった。ところが今は、CSやBSで、巨人以外のカードも試合開始から試合終了まで見られるようになった。近畿圏の阪神や福岡のソフトバンク、札幌の日本ハム、仙台の楽天のように地域で盛り上がるチームも多くなってきた。他にJリーグというライバルもあるし、様々な娯楽もある。また、厳しい競争の時代、おトウさんがナイターが始まる時間に家に帰れるとは限らない。巨人戦が唯一の娯楽だった時代は去ったのだ。だから、当然視聴率は下がる。10パーセントあれば十分なのではないか。そう思う日々だ。
May 2, 2006
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NHK「サンデースポーツ」で、NFLヨーロッパのアムステルダム・アドミラルズに所属する木下典明選手が取り上げられた。このレポートがよかった。私はアメリカンフットボールの本を書いたことがあって、日本の社会人・学生フットボールは結構見ている。木下選手も立命館大学時代のプレーが印象に残っている。スピード抜群のワイドレシーバーで、彼にボールが通ると手がつけられない。「超日本級」の選手だと思って見ていた。レポートは、その木下選手が、NFLヨーロッパで苦闘している様子を紹介するものだった。日本で飛びぬけていても、NFLヨーロッパというNFLの2軍ともいえるレベルに行くと、なかなか思うようなプレーをさせてもらえない。木下という日本選手を通して、NFLというプロスポーツのレベルを分かりやすく伝える好レポートだった。木下選手が壁にぶつかったのは、「ブレイク」という、動きに緩急をつけ、急激なターンで相手ディフェンスのマークを外すプレーだ。これを身につけるには、下半身の筋力や全身のバランスを、現在より数段上のレベルにしなければならない。NFLの選手がなにげなくやっているプレーを、日本の超トッププレーヤーが、なかなかマスターできないところは、実に興味深かった。こういう地味だけど奥の深いレポートができるのは、NHKだからだろう。これまで何度も書いてきたが、民放ほど視聴率を気にしないで済むはずのNHKは、民放の真似をせず、こうしたレポートに力を入れて欲しい。そんな姿勢が見られれば、受信料だって喜んで払う。受信料を払わない人には強制的に払わせる方針というが、よい番組を見せてくれるなら払う。それを考えた番組作りを行うのが、何より先行させなければならないことではないのだろうか。
May 1, 2006
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体重制限なしの真の柔道日本王者を決める全日本柔道選手権の決勝は見ごたえのある試合だった。対戦したのは世界王者の鈴木桂治と世界ジュニア王者の石井慧。2004年8月、ふたりは別の舞台で頂点に立った。鈴木はアテネ五輪100キロ超級で優勝した。世界王者となったのだ。一方、石井は日本の高校王者決定戦・インターハイで優勝した。あれから2年、鈴木は王者の力を維持し、石井は大学生となってさらに力をつけ、同じ舞台で戦うことになった。世界を制した鈴木の足技は健在。だが、高校時代タイトルを総なめにした怪物・石井は足技を食いそうになっても動じない。結局、最後の最後で隙を見つけた石井が大内刈りで有効を取って勝った。19歳4ヶ月の石井の全日本優勝は最年少記録だそうだ。2年かけて石井は鈴木の位置、つまり世界のトップレベルに駆け上がってきたのだ。日本の重量級には、鈴木はもちろん、井上康生もいるし、棟田康幸、高井洋平もいる。それに石井が追いついた。世界大会に向けてますます分厚い布陣になったし、日本王者争いもさらに激化するだろう。柔道界は頼もしいぞ!
Apr 30, 2006
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これまで日記には書かなかったが、卓球団体の世界選手権を結構熱くなって見ている。日本女子は予選リーグを順当に勝ち上がり、決勝トーナメントの準々決勝もハンガリーを相手に勝利した。放送しているのはテレビ東京。地味ながらシブい競技の中継をやってくれるテレビ東京は、好感を持っている局だ。今回の中継も、男子をやってくれないのは不満だが、某局がやるような、あざとい演出もなく、競技を集中して見せてくれるのはありがたい。ただし、中国からの帰化選手・金沢咲希の紹介の仕方にはひっかかった。「中国五千年の大和魂」というキャッチフレーズは、同様のことを他局もやっていることだし仕方がないが、選手紹介のVTRにラモスを登場させるのは、なんだかな~って感じだ。日本代表としてプレーするために帰化した選手として例えているのだろうが、いきなりラモスが出てきても意味が解らない。金沢のプレースタイルを紹介した方が、見る側の興味につながるように思う。ともあれ、メダル獲得を確定した日本代表には拍手を送りたい。
Apr 29, 2006
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昼飯の時、たまたま「徹子の部屋」を見たら、プロ野球解説者(というよりタレントか)の金村義明が出ていた。そこで語っていたのが、恩師である仰木彬監督の思い出だ。これがよかった。金村の話だから、笑えるエピソードが多い。だが、そんな中にも仰木監督を慕う気持ち、心底ほれ込んでいる思いが伝わってきて、ウルウルさせられた。話を聞けば聞くほど、仰木さんという人は、やることなすことかっこいい男だ。「仰木」を「男気」と読みたいほど。とくに生前葬をやった話にはグッときた。死を覚悟したうえで監督を引き受けた2005年シーズンを迎える前の12月、仰木さん自身の発案で生前葬を行ったそうだ。費用は全部、仰木さん持ち。香典代わりの会費は一切受け取らず、お返しもしない。そんな生前葬をやったら、野茂、イチローをはじめとする仰木さんを師と仰ぐ多くの選手がかけつけたそうだ。そして2005年シーズン、ペナントレースをしっかり戦い終えてから、この世を去った。生前葬では、「グラウンドで死ねるなら本望」と語っていたそうだ。実際はグラウンドで亡くなったわけではないが、ほぼその通りになった。教え育てた選手たちが、その思い出を心に刻んでいる。これほどかっこいい死に方はない。仰木さんが出た福岡・東筑高校は高倉健の母校でもあり、ふたりは親友だったそうだ。ニッポンの男の中の男と呼べるふたりが出た東筑高校とはどんな学校なのか、気になっている。
Apr 28, 2006
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今年、高校に進学した娘がバドミントン部に入ったのだが、そこでのしきたりに馴染めないと、ぼやいている。そのしきたりとは、上級生へのあいさつとか、声出しといったものだ。中学時代は陸上部にいた。学校によっても違うだろうが、陸上競技は個人競技のため、チームワークを高めるたり、秩序を保つためのしきたりというのは、あまりないようだ。が、チームスポーツの部は、どうしてもしきたりがつきもの。それに対する違和感があるらしい。私も同様な経験がある。私の高校時代は相当昔だから、今とは比べものにならないほど、部内はしきたりだらけだった。3年生は神様、2年生は人間、1年生は奴隷。そんな感じで、体罰もある。が、それに耐えるのは当たり前のことだった。今は、上級生も下級生も友達感覚でつきあう部活が増えているといわれるが、それでも伝統校の部活では、さまざまなしきたりがあるはずだ。そして、それに違和感があって憂鬱な部活生活をスタートさせた高校生もたくさんいるだろう。話を聞くと、理不尽なことも山ほどある。それに耐えるのはナンセンスでもある。だが、ある意味それも、うまく行くことばかりではない人生の練習のようなもの。非合理的だが、耐えるのも、ひとつの社会勉強ではないかと思っている。それを、メゲている娘に話した。な~に、変なしきたりだって、ひと月もすれば、慣れるものだ。そして部活に慣れるに従い、そんなことは気にならないほどの喜びが味わえるようになる。ちょっとの辛抱だよ。がんばれ!新1年生。
Apr 27, 2006
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「次に当てられたら、命をかけてマウンドに突っ走る」という清原の相手ピッチャーに対する恫喝発言が波紋を呼んでいる。20日の日ハム戦で、ダルビッシュに死球を受け、左手打撲のケガをしたことを受けての発言だ。戦列復帰に向け、ピッチャー心理に影響を与えるためと思われる。何を言ってるんだか、である。そもそも、ダルビッシュから受けた死球だって怒るようなボールではなかった。VTRで見たが、プロのピッチャーなら誰もが投げるような内角胸元のボール。清原は、それを打ちにいって、自分から当たりにいったように見えた。清原は歴代でもダントツの死球王だ。内角が弱点で攻められるということもあるが、それ以上に、避け方が下手というのが定説だ。向かっていく気性である反面、体が固く、機敏さに欠けるため、ヒョイっとボールをかわすことができないのだ。死球が多いのは自分にも責任がある。それを棚に上げて、恫喝するとは。巨人にいた去年、好機で阪神・藤川にフォークで三振に取られた時、「なんで、ストレートで勝負をしないんや。力と力の対決ができない藤川には失望した」というような発言をしたことがあったが、それも同じ。野球は劇画やプロレスの世界とは違う。内角を攻めようと、どんなボールで勝負をしようと、相手ピッチャーの自由。ピッチャーだって打たれたら生活に響くのだから、命がけで勝つための勝負をする。そこにはかけひきもある。少々危険なボールもある。ピッチャーもバッターも、それを承知で向かい合うのが野球だ。なのに、清原は言葉や威圧感満点の態度で、自分有利の状況に導こうとしている。清原が凄い選手であることは認める。出場試合数は現役で最多。歴代でも10位以内に入るのは時間の問題だ(実は某雑誌でそれを誉めたばかりだ)。通算ホームランも歴代5位。通算打点も歴代9位。こうした記録はもちろん、記憶に残るプレーも数多く見せている。こんな実績があるのだから、プライドを持って黙って勝負に臨むべきではないか。その方が、ずっとかっこいいのに。
Apr 26, 2006
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陸上競技・女子砲丸投げのアテネ五輪代表・森千夏が虫垂ガンで闘病中だというニュースを聞いた。治療費が高額なため、日本陸連が寄付を呼びかけているという。森のパフォーマンスは日本選手権で何度か見ている。女子砲丸投げという地味な種目のため知名度はないが、169センチ・92キロという体から、日本人離れしたスケールの大きな投てきを見せる選手だ。世界大会では、メダルは無理としても入賞は狙える存在として期待していた。それだけに、このニュースはショックだ。まだ、25歳。その若さでガンを抱え込むことになるとは…。本人が一番辛いのは当然だが、力みなぎるパフォーマンスを見てきた私も信じられない思いだし、つらい。なんとか病気に打ち勝ち、復活してもらいたい。
Apr 25, 2006
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新庄が引退宣言をして5日が経ったが、思いのほか世間は新庄の決断に対してやさしい。マスコミも、批判的な記事はあまり載せていないし、ファンからも批難の声は聞かれない。別に期待していたわけではないが、「サンデーモーニング」で、オヤジ感覚でスポーツ選手を切る大沢親分も、張本も、新庄に「喝!」を出さなかった。「あれだけの選手なのだから、辞めないで欲しい」と翻意を促すようなコメントだけだった。オヤジが文句を言わなくてどうする、といいたい。オヤジの古い感覚と、新庄のトンデモ感覚が、ぶつかり合ってこそ、議論は熱くなるのだし、スポーツ選手の引退についての問題も注目されるのではないか。新庄も、自分の決断が波紋を呼び、批判も含めて論争などの騒ぎになることを期待していたはずだ。このまま、やさしく引退までの日々を見守ろうっていうんじゃなあ。なんか、拍子抜けだ。
Apr 24, 2006
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22日は、プロ野球もJリーグも見ず、草野球のやりに行った。たまには自分でプレーもしないと、選手の感覚が判らなくなっちゃうからね。プレーするのは半年ぶり。このところ色々忙しくて、ランニングも中断しているから、完全に体がなまっちゃって、全然動けなかった。幸い守備の方は、難しい打球が来なかったから、ミスなしで済んだが、守備位置に立っているだけで疲れる。打球とともに体を動かさなきゃならないから、ただたっているだけでなく、全身の筋肉が緊張状態にある。日頃、パソコンに向かってばかりの生活をしているから、この筋肉の緊張感がしんどいのだ(若い人には、分からないだろうな)。たかが草野球とはいえ、これでミスでもしたら、結構へこむ。そういえば、21日のヤクルトー横浜戦では、ライトを守っていた武内が、イージーフライをポロリとやった。こういうプレーをプロがしてしまうと落ち込むだろう。武内は打力が買われてプロ入りした選手だが、そうはいっても、イージーフライを落とすのは、プロとして情けない。落ち込んだはずだ。武器の打力の方も1割を切った状態だし、2軍行きは近いかも。こういうワンプレーで、周囲の目も変わってくるのだから、やっぱりプロというのは大変だ。
Apr 23, 2006
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巨人―阪神戦の結末も劇的だったが、それよりも野球というスポーツの醍醐味を感じさせた試合が、ヤクルト-横浜戦だった。4-1で横浜がリードして迎えた8回裏。横浜は160キロストッパーのクルーンを出してきた。今季の自責点はゼロ。この日もストレートは156キロ出ていたし、フォークも切れていた。実際、ラミレス、ラロッカは「打てっこない」という感じで三振。たちまちツーアウトになった。もう99パーセント、ヤクルトの勝利はないと思った。ところが、ここからドラマが始まる。前の打席まで全然ダメだったリグスが、詰まりながらも右中間に2塁打。宮本がフォークをなんとかバットに当てて内野安打。米野もフォークにくらいついてタイムリー。武内は三振を取られたが、振り逃げで生き残る。青木もフォークをバットに当てて内野安打。そして、代打で出た土橋が、フォークをバットにうまく乗せるように打って、逆転2塁打を打った。ひとりとしてクリーンヒットはない。なんとかバットに当てて(三振振り逃げの武内を除き)、つないだ結果だ。今、一番安定しているクルーンから、6人が連続してアウトにならないなんて、とても考えられないが、実際にはそんなことが起きた。一度流れが傾くと、絶対なんてなくなる。これが野球なのだ。世間は巨人・李のサヨナラホームランに注目するだろうが、私としては野球の不可思議さを実感できたヤクルト-横浜戦の方が面白さを感じた。
Apr 22, 2006
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朝、家族が入院する病院にクルマで向かった。で、ラジオを聴いていると、TBS「大沢悠里のゆうゆうワイド」に、早稲田大学ラグビー蹴球部の元監督で、今季からトップリーグ・サントリーの監督を務める清宮克幸氏が出ていた。清宮氏には、かなり前、取材をしたことがある。早大で活躍していた頃で、その時から独特のカリスマ性、リーダーシップを発揮していた。学生が年上のライターに取材を受けるのだから当然だが、無駄口は一切なく、ただ、理想とするプレーを語ってもらった記憶がある。それから10数年が経ち、清宮氏は名指導者になった。現場で見る姿は、現役時代そのままで、独特のオーラがあった。弱体化していた早大を、見違えるように強くしたのだから、伝説の指導者、大西鉄之祐なみの厳しい人格を持っているのではないかと思っていた。ところが、ラジオで聴いた言葉はソフトでサービス精神満点。大沢悠里や毒蝮三太夫のピント外れな質問にも、丁寧に解りやすく答えていた。なにしろ、「♪お~さわ、ゆ~りの、ゆうゆうワ・イ・ド♪」なんて歌まで歌っていたのだから、あのコワモテの清宮が…。イメージがすっかり変わった。これはひとつの到達点に立った男の余裕のような気がする。自分が立つべきところに、しっかり立っているから、自信があるから、自分を必要以上に大きく見せることもないし、小さく見せることもない。自然でいられるのだ。だから、鷹揚な受け答えができる。低迷する日本ラグビーを救える第一の人材は清宮氏かもしれない。いずれはなると思うけど、清宮監督が率いるラグビー日本代表を見たい。
Apr 21, 2006
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J2第10節は、J1から降格した3チームが揃って負けた。柏は山形に、東京ヴェルディは仙台に、神戸は横浜FCに足をすくわれた。私は、J1もJ2も、あるチームのファンブックの仕事をしていたことがあって、試合をよく見ていたので、J1とJ2のレベルの違いを知っているつもりだ。ほんの3~4年前まで、その差は大きく、J1とJ2の間には大きな壁があると思っていた。スピード、プレーの精度など、目に見えるほどの違いがあって、天皇杯などで対戦しても、J2のチームがJ1に勝つことはめったになかった。だが、今はそんなこともなくなった。かつては「J2のお荷物」と陰で呼ばれていた甲府が、J1に上がって健闘しているし、名門・ヴェルディやナビスコカップで優勝したことがある柏がJ2で苦戦している。日本のプロサッカーも成熟期に入り、各チームの力が拮抗、選手の名前や格だけでは勝負にならなくなったのだ。とくにJ2は、過去の実績がまったく通用しない混沌とした世界になっている。これから順位はどう推移するか、それによってチームは変わるのか。注目したい。
Apr 20, 2006
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新庄剛志の突然の引退表明は、偶然ラジオで中継を聴いていたため、生で耳にした。ヒーローインタビューのお立ち台で自らマイクを握った新庄は、「みなさんに報告したいことがあります」と切り出した。ホームラン2本を打ち、5打点をあげたヒーローだ。ファンは景気のいい話が聞けると思って、ワーッと歓声を上げた。ところが、話は妙な方向に向かう。「阪神で10年、メジャーで3年、日本ハムで3年プレーした」と。で、「今シーズン限りで引退することを決めた」という言葉が飛び出した時、スタンドの歓声は「キャ~!」とも「ヒ~!」とも聞こえる悲鳴に変わった。まだ、シーズンが始まって3週間。ホームランを2本も打つんだから、新庄だって故障しているとか、力の衰えを感じたということはないだろう。そんな時に、ヒーローインタビューの場で引退宣言なんて前代未聞だ。「宇宙人」といわれた男だけのことはある(それとも、どうしても辞めたくなるような出来事でもあったのだろうか)。ファンの反応は二分されるだろう。新庄の最後のシーズンを見ようと、球場に足を運ぶ気になった人もいるはずだ。反対に怒っている人も少なくないだろう。「こんな時期に引退発表なんかして、チームのことを考えているのか」と。たしかに、チームには悪影響を及ぼしかねない。「やめたくなったからやめます」、「最後のシーズンを楽しみます」なんてヤツがチームにいたら、優勝するために必死にプレーしている選手は、反感を覚えるはずだ。「そんなヤツは試合に出さないで欲しい」と思う選手もいるだろう。チームはそんなところから崩れていく。元日ハム監督の大沢親分や張本さんあたりは怒りまくって「喝!」を連発するに違いない。契約だって、これからのシーズン、全力を尽くすということを前提として交わす。なのに、こんな時期に引退宣言なんかされたら、詐欺みたいなもんだ。ただ、プロ野球選手は個人事業主だ。出処進退は自分で判断する立場にある。前代未聞だが、こういう決断や行為をする選手が出てきてもおかしくはない。それを、ぶっ飛び男・新庄は初めてやってのけた。「チームのため」という考え方が一番大事という浪花節がまかり通る世界から、あっさり飛び出したわけだ。私としては新庄の行為を支持はできないが、プロ野球の体質を変える一石を投じた意味はあると思う。ともあれ、残りのシーズン、新庄を見る世間の目、チームメイトの目、マスコミの目が、どうなるかには注目したい。
Apr 19, 2006
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今回も新聞記事の話題。目についた記事は、東京北区西が丘に来年07年末完成予定のナショナル・トレーニングセンターの運営を日本オリンピック委員会が参画することになったというものだ。ナショナル・トレセンとは、国がアスリートのために用意する最高のトレーニング環境だ。オリンピックの出場する選手が集中してトレーニングできる、あるいは将来有望なジュニア層を育てる基地としても使える。多くのスポーツ先進国はこうした施設を持っていたが、日本にはなかった。それがいよいよできることになった。ここまでは私も知っていた。その運営にJOCは当然加わるものと思っていた。国が作るスポーツエリート養成環境といえば、オリンピックを対象としたものだ。それをJOCが運営するのは当然のこと。結果的にはそうなったが、運営に参画することがニュースになるところを見ると、本決まりにはなっていなかったようだ。なんでこの国はこうなんだろう。当たり前のことが当たり前に決まっていないで、無駄とも思える紆余曲折がある。でもまあ、待望のナショナルトレセンができて、運営も収まるところに収まったからいいか…。
Apr 18, 2006
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16日の新聞に、群馬県立前橋工業高校の野球部長が入学を希望する中3生に入試の作文指導を行い、これが勧誘行為に当たるとして高野連が処分を検討している、という記事が載っていた。別に入試に出す問題を教えたわけではない。作文指導といっても入試本番の作文のテーマと一致していたわけでもなかったようだ。指導した生徒の一部は合格したが、その入試も厳正に行われたという。それで処分とは解せない。この野球部長の行為が目くじらを立てるほどのことなのだろうか。高野連への報告は、学校自ら行ったようだ。おそらく指導を受けた生徒か親が他の生徒か親に話し、それを不公平だと言い出した親がいて、騒ぎになっては大変と、あわてて報告したといったところだろう。勧誘行為の自粛を求めている高野連は、これを重大事と受けとめて発表。報道されたというわけだ。新聞記事なんかになると、前橋工がすごく悪いことをしているように受け取られる可能性があるが、こんなこと、多くの高校がやっていることなんじゃないか?今年、娘が高校に進学したから高校受験事情は分かっているが、今はかなりの比率で、推薦入学が行われている。私立だけでなく公立もだ。内申も重視されるが、それ以外の要素、スポーツの競技力に秀でているといったことも推薦に加味される。また、現実に私立ではセレクションや練習参加などが行われ、スポーツの能力で入学させるところがある。つまり勧誘は行われているのだ。今年の選抜大会で、さわやかな話題として取り上げられたのが沖縄・八重山商工と準優勝した長崎・清峰高校だ。両校とも県立高校であり、地元出身者で固めたチームということで喝采を浴びた。高野連としても、お手本としてアピールしたい高校だろう。だが、この両校の監督にしたって、他の野球名門校に行こうとしていた有望な生徒を、「行かないでくれ。うちの高校で甲子園を目指そう」と誘っていたという。入試指導こそしなかったかもしれないが、これだって勧誘じゃないか。そもそも有望な選手に対し、勧誘はまったくなしで地元の高校にちゃんと入試で合格点を取って入らなければならない、なんて決まりになったら、どうなるだろう。才能はいい環境、いい指導者によって開花するもの。その望む環境に行くことができなければ、才能の芽を摘むことになる。結果、高校野球のレベルは落ち込む。ただでさえ少子化で、部活人口が減っている今、こんなたてまえ論ばかり言っていたら、日本のスポーツはどんどん衰退するぞ。前橋工の一件に対し、高野連の参事は「旧態依然としたこのような行為は許されない」と語ったというが、どっちが旧態依然なんだ。野球の能力で人生を切り開きたい子は、それをすんなり認める方が、よっぽど合理的ではないか。高野連の言うことはワケが分からない。
Apr 17, 2006
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横浜―巨人戦を見ていたら新しい発見があった。巨人の応援が、どうも去年までとは違う。トランペットなどの鳴り物はあるのだが、それに合わせて応援団が歌うように選手を応援する。「かっとばせ~○○」なんて単純なものではなく、選手に応じた応援の文句がメロディに合わせて歌われる。ロッテファンが始めた応援に、どこか似ている。巨人ファンに言わせれば、もうとっくにやっていた、何をいまさら、かもしれないが、セリーグの開幕あたりから何かと忙しくて、プロ野球のナイターを落ち着いて見られなかったのだ。だから、応援の変化も今になって発見した次第。でも、この応援、なかなかいいと思う。よく、野球通といわれる人が、「日本の応援はうるさくてたまらない、メジャーのように、静かに見させてくれ」などというが、日本でそれをやったら、観客動員は減ると思う。思いっきり選手を応援したい、そうすることで好きなチームが勝ってほしい、そして自分もすっきりしたい。球場に来るファンはそういうものだ。そのファンが一番熱くなれるのが鳴り物なら、それでいい。それが日本のプロ野球ファンのメンタリティに一番合っているのだ。メジャー流にする必要はない。その応援が、ちょっと変わり始めている。サッカーに学んだというか、応援者が声を合わせスタジアムに一体感を持たせるものになってきたということだ。ロッテだけなら、特別に熱いファンがいるチームだからということになるが、巨人のファンもやりだしたとなると、他にも波及するかもしれない。それもいい。時代に応じて野球が変わるのは当然だし、応援も変わるのだ。
Apr 16, 2006
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今年、高校に進学した娘が、バドミントン部に入った。進学した高校は、バドミントンの強豪ではないが、それでも中学での経験者はいる。娘も、中学時代はそこそこの成績を残していたので、東京都の中学バドミントン事情には詳しい。「○○中の○○さんは強い」という情報は頭に入っているから、それぞれの地域の出身者とは共通の話題があって、すぐに打ち解けたそうだ。「○○さんは強豪の○○高校に入った」、「○○さんは、真面目そうに見えるけど、性格は相当悪い。あの子には絶対負けたくない」とか。全国各地、あらゆる競技で、高校の部活が新人を入れて始動した。こんな会話が、いたるところで交わされているんだろうな。私の場合はマスコミにいるため、日本を代表する選手のライバル物語などを書いたりするが、どの競技もひとりひとりの選手の中では狭い地域でのライバル心、対抗心が渦巻いているはずだ。こうして始まる06年シーズン。娘だけでなく、多くの高校生アスリートがどのように成長していくか、見届けたいと思っている。
Apr 15, 2006
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男子プロゴルフツアーが開幕した(東建ホームメイト杯)。民事再生手続きをした尾崎将司が再起を期す。元プロ野球選手のデーブ大久保も出る。今年、高校生になったばかりの伊藤涼太も参戦する。女子に押され気味だった男子ツアーも、何かと話題豊富。それなりに面白そうだ。今回のツアーには出場できなかったが、プロゴルフでは気になっている選手がいる。礒貝洋光だ。元サッカー選手。帝京高校時代は、そのテクニックに度肝を抜かれたものだ。ガンバ大阪に入団した時も、注目度はすごかった。が、今ひとつ期待に応えられず、レッズに移籍。ここでもパッとせず、98年に引退してプロゴルファーになった。以来、気になって、彼のホームページを定期的に読むようになったが、苦闘を続けているようだ。腰痛で思うような練習ができないこと。トーナメントに出場するための予選会がなかなか通過できないことなどをこのサイトで知った。その文章からは、ゴルフに対するさまざまな思いが感じられる。明るく装っているが、プロとして活躍できないもどかしさが、なんとなく感じられる。サッカーとゴルフ、競技は違えば勝手も違うのだろう。でも、これからも応援は続けるつもりだ。今は苦闘を続けている。だが、いつか自分にとって有利な流れが来るはずだ。キツいことも多いだろうが、前向きの姿勢は捨てていない。そうした心意気が実を結ぶ日が来ることを信じたい。
Apr 14, 2006
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身辺が落ち着いてきたので、久しぶりにプロ野球中継をじっくり見ることができた。で、そこでテレビを消そうとしたが、ついチャンネルを変えたら、ワンナイのゴリエ杯・チアダンス全国大会なるものが目に飛び込んできた。テレビを消せなくなった。ワンナイという番組は見たことがある。が、笑いの感覚についていけなくて、以来、見る番組の範囲から消えた。だから、ゴリエ杯のチアダンス大会も知らなかった。だが、今回の出場者の演技には目を奪われた。完全にスポーツだ。とくに優勝を争った2チーム「パワフル・エンジェル」と「ガムQ」の子たちの極限までつきつめた演技は、スポーツの真剣勝負と同質の感動があった。先生は厳しい。子供たちはそれに必死についていく。涙、涙の日々だ。プレッシャーにも押しつぶされそうになる。小さいうちから何もそこまで追い込まなくても、といいたくなるほどだ。が、そこまでやることに、そしてやればやったなりの結果がついてくることを知ることには、やはり意味があると思う。うれし涙、悔し涙、色々あったけど、こんな経験をできる彼女たちは幸せだ。
Apr 13, 2006
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「JFAアカデミー福島」が8日に開校、第一期生がサッカーエリートになるための生活を始めた。JFAアカデミーとは日本サッカー協会が中学年代から才能あるサッカー少年・少女を集めて最高の環境で最高の指導を受けさせ、将来の名選手を育てようという試みだ。なにしろ練習場が日本代表もトレーニングする福島県のJヴィレッジ。コーチ陣もその道の専門家が揃っている。そもそも日本サッカー協会がバックについていること自体すごい。サッカーの道を進もうと思う子たちにとっては、これ以上の環境はない。そのせいか競争率も大変なもので、男子は455人が選考試験を受けて合格が17人、女子は202人が受けて23人が合格。各地から飛びぬけたセンスと身体能力を持った選手が集まったといえる。中学、高校、大学と、指導者も環境も違う分断状態での育成とは違う。それに今、どの競技も中学時代から将来を見据え、英才教育を受けさせることが当たり前になっている。だから、こういう試みが始まるのは当然だ。でも、その分厳しい生活が待っていることも事実。選手はみんな寮生活だ。中学は福島の広野中、楢葉中、高校は県立富岡高に進学する。多感な中学、高校時代に親元を離れて、サッカー漬けの日々を過ごし、競争に勝たなければならない。すごい決断をしたなあ。だからこそ、彼らの今後を見つめたい。応援したい。同年代の、やはりスポーツをしている娘を持つ親として、その勇気あるチャレンジは、注目し続けたい。
Apr 12, 2006
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ドジャースに入った斎藤隆が、メジャー初登板でいい仕事をした。フィリーズとの試合の8回、1死1・2塁で登板し、ピッチャーゴロ併殺。たった4球だが、きっちりベンチの期待に応えた。横浜の元エース。日本で15年活躍し、87勝をあげたピッチャーも、メジャーへ行けば、ゼロから実績を積み上げていかなければならない。1試合1試合、1球1球に気持ちを込めて相手を抑え、チームの信頼を勝ち取っていかなければならない。36歳になる斎藤が、すべてをリセットして、原点からチャレンジするのは大変だろう。だが、がんばっている。斎藤に限らず他のアスリートも同じだが、こういうチャレンジを続ける姿には勇気づけられる。いくつになっても、どんな状況でも、コツコツと積み上げていくことが大事だと思い知らされる。
Apr 11, 2006
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プロ野球の監督に取材する機会は結構あるが、野村克也監督には会ったことがない。が、知り合いの新聞記者で、いい印象を持っている人は少ない。私自身、外から見ていても好感が持てないタイプだ。とにかく、ぼやく。理想が高いのかもしれないが、選手のことを平気でこき下ろす。私はスワローズびいきだが、スワローズの監督時代も、優勝した時は感謝したが、説教くさくてチームが明るくなりきれない部分は、なんとかしてくれないかと、いつも思っていた。おまけに、あのサッチーをやりたい放題させているのも、なんだかなあという感じだった。ところが、NHKのBSでやっていた「スポーツ大陸」という番組を見て、ちょっと印象が変わった。弱い楽天をどう再生させるかをテーマにしたドキュメント。これまでの印象通り、ぼやきまくり、怒りまくり。だが、直接選手に対しては、やる気をなくさせるようなことは決して言わない。怒る時も、そんなことじゃプロとして食っていけない、生きていけない。だからキツいことをいう。一見冷たいようだが、選手のことを思っているというか、なんとかよくしたいという思いが感じられた。逆境から這い上がってきた人だけに、逆境にある選手たちに対してはやさしいのだ。時間はかかるかもしれないが、楽天は少しずつ強くなっていくのではないか、と思った。
Apr 10, 2006
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