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千貫堤・瀬戸染飯伝承館

昨日は親父の命日だったんでお墓参りに行ってきました。往復約１５ｋｍ。膝を痛めて依頼久しぶりの１０ｋｍ超えのジョギングでした。お墓に近くなると、冷たい向かい風が吹いてきます。小さな頃はこの風に手作りの凧を揚げて遊んだ事をおもいだします。帰りの途中で、千貫堤・瀬戸染飯伝承館なる物を見つけて中に入ってみると親切そうなおじさんが丁寧に説明をしてくれます。昔の大井川の堤防だった千貫堤は、僅かしか現存していませんが現在の大井川の堤防とは相当の距離が有りますね。瀬戸染飯はもち米を蒸してから、梔子実で色を付け小判形に薄く延ばして乾燥させた物です。梔子を乾燥させると漢方薬にもなって、消炎・解熱・鎮痛等の効果が有り、東海道を旅する人にとっては、足腰の疲れをとる食べ物として評判が良かったようです。びっくりしたのは、当時の食事で伊勢海老が食卓に並んでいました。旧東海道の松並木の下、参勤交代の風景（掛川城の二の丸に行くと、ジオラマか見れます）や弥二さん、喜多さんを思い浮かべながら、約３時間のジョギングでした。