うまじい~の十行随筆
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題「ほんとの味」 四十歳代の頃、中仙道の石畳の旧道をわざわざ歩いて妻籠の宿へ歩いたことがある。 確か馬籠峠だったと思うが、そこの茶屋で初めて五兵餅を食べた。その時の焦げた味噌だれの香ばしい匂いと味が忘れられず、その後デパートの長野県の物産展で二、三度買って食べてみたが、あの時の味ではなかった。 やはりその土地で、空気を肌で感じ景色を見ながら食べねば「ほんまもん」ではない。 出張販売の味ではどうもなーーー。
2005.04.24
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