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カテゴリ: ジーコジャパン
 対クロアチア戦後のジーコ監督のインタビューが話題になっているようで。「サッカーはビジネスになっており、選手が犠牲を払っている」と、日本の対オーストラリア戦、クロアチア戦が2戦続いて3時開催となったことを批判したそうです。

 確かに2試合とも選手はバテバテでしたし、暑い中、90分走り回ることは大変かと思います。「こんな時間にサッカーをやること自体、間違っている。試合時間を遅くすることを提案したい」という主張も当然かと思います。選手を守り、選手が燃え尽きない時間に試合を開催する。それができるに越したことはないです。

 でもなあ。いま、それを言うべきタイミングなのかどうか。ワールドカップドイツ大会の1次リーグの試合開始時間が、午後3時、6時、9時なのは、昔から決まっていた話なわけで。さらに日本代表の試合開始時間は、対オーストラリア戦が9時からだったのを3時に変更。対クロアチア戦が6時からだったのを3時に変更したわけです。これは日本のテレビ放送の都合で、昨年の12月頃の話です。昨日、今日に決まった話じゃない。

 日頃、すべての練習をマスコミに公開し、スターティングメンバーを事前に発表し、マスコミに協力する姿勢を取っておいて、今になって、試合開始時間に文句を付けるというのは、いかがなものかと思います。大会の運営方法とか、試合開始時間を批判するのであれば、もっと前にしなければならないはずです。このタイミングでの発言は、正直言って「選手を守るため」というより、単なる「言い訳」としか受け取れません。

 ドイツでの開催なんて、ずっと前からわかっていたことですし、だったら6月のドイツの気候というのも調査済みのはず。大切なのは、3時からの試合開始に備えて、どれだけの準備をしていきたのかということです。暑さ対策、選手のフィジカル面などなど。少しでも選手がいつもの実力を発揮できるように環境や条件を整えることも監督の仕事の一つだと思いますが。まさか何の準備もしてこなくて、「なんだよ、6月のドイツって暑いじゃん。え~、3時から試合やるの。そんなのできっこないよ」なんて今になってダダを捏ねているんじゃないですよね。

 同じ時間に同じピッチに立っているんですから、日本代表も相手チームも条件は一緒。雨が降っていようが、雪が降っていようが、嵐だろうが、かんかん照りだろうが、同じ条件で戦うわけです。それがサッカー。天気や気候のせいにしても、意味がないです。「天候は同じ条件でやるわけで、それについてはあまり話したくはない」とヒデが語ったのは、まさにその通りだと思います。

 選手はフィールドでのプレイがすべて。監督は結果がすべて。言い訳は聞きたくないものです。





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Last updated  2013.08.23 14:10:24
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