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梅魂

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2007.05.03
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草野「いいから早く走ってっっっ」

2人と別れて4日が経ち、連絡などは一切来なかった。
草野「ハンパねぇな・・・流石大都市」
半壊したビルに身を潜め、敵がいなくなるのを静かに待った。
女性「あの・・・助けてくれてありがとう・・・」
女性は酷く怯えていた。
草野「いや、女性が殺されるのを見たくなかったからね。で、えーと」
女性「あ、私はハルって言います。」

女性「友達がみんな殺されてしまって、私1人でどうしたらいいか・・・」
草野は少し考えて、とある場所に電話をした。
草野「うんうん。だからそっちに1人保護して欲しいの。」
草野は少し会話をして電話を切った。
草野「名古屋に置いてきた女友達が静岡にいるらしいからそこまでいこう。」
ハルをユリたちの元まで案内をするため東京を離れることを決意した。
2人は辺りを警戒しながら東京を出ようとした。
草野「あっちょっと待って」
ハルを止め、草野は違う方向へ歩いた。
草野「あそこに銃があるから取ってくるね。あいにく玉切れなんでw」
そう言い残し20m離れた場所に落ちている銃を取りに行った。

落ちていた銃は赤い血に塗れていた。
草野「げっこれも玉切れかよ・・・ってあれ?」
草野は近くに落ちていたある物を発見した。
血に塗れたネックレスを拭き取ってすぐに気づいた。
草野「これ・・・勲がしてた奴だ・・・」

草野「あぁ・・・もう終わったんだな・・・」
草野は勲がもう死んでいると確信した。
その場で少し黙祷を捧げ、ハルの元へ戻った。
草野「ゴメン。遅くなっちゃった。あの銃にも弾がなかったから敵に見つからないように行こう」
そう言い、先を歩き出した。
ハル「草野君・・・なぜ泣いてるの?」
草野の目から涙が零れていた・・・・
草野「あれ?おっかしいな・・・何で泣いてるんだろ・・・」
拭いても拭いても涙は止まらなかった
ハル「あの場所に何かあったの?」
ハルはおずおずと聞いてきた。
草野はハルの顔を見ないで行こうと言った。
ハルはそれ以降涙の理由を聞かなかった。
そして2人は敵に見つからずに東京を後にした・・・





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最終更新日  2007.05.03 14:44:59
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