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2017.05.21
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カテゴリ: 人格心理学 
【人格の力動論】人格がどのように変容しているか仮説を立て、治療的に役立てる助けとなる。

人格をある程度「部分」に分けて、その部分どうしの関連、それらのその部分が強いか弱いか、あるいはどう作用し合っているかをみるもの。

→仮説であって可視化できるものではない。

フロイト・・・人格を意識と無意識に分ける考えかた。


『抑圧』・・・自分にとって都合が悪く、収まりがつかないことを意識から締め出すこと。
普段は意識されていないので、簡単には思い出せない。

『欲動』・・・普段は意識していない、人を駆り立てるような原始的な心の動き。

『心的現実』・・・本人にとってはリアリティがあり、情動的体験だが、実際には起こっていないことがある。本当に起こった事実だけでなく、本人にとっての心的・主観的事実というものがある。
→無意識の欲動が現実と何とか折り合いをつけ、意識しやすいように形成された想念だと考えられる。



・抑圧→自分の心から締め出す
・合理化→自分を正当化する
・否認→なかったことにする
・置き換え→別の方法で満足させる
など。

『構造論』(第二局所論)

・自我 →社会生活をおくるために、さまざまな調整を行う。知覚システムと関連が深い。防衛機制は自我によってなされる。意識されている場合もあるが、一部は無意識にも属している。自我は外界との調整だけでなく、内界との調整も行う。

・エス →無意識。人間固有の衝動、生きるためのさまざまな欲求。自我とエスは連続していて境目はない。

・超自我 →無意識の部分が多い。自我が行うエスや外界との調整を監視し、評価を下す。親からの評価や叱責が取り込まれて生じると考えられている。自我が働く前につくられている。親の価値観や規律の影響が強く、衝動的。





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最終更新日  2017.05.21 17:05:09
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