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2005年08月02日
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今日のオープニングナンバーは、EW&Fライブアルバムよりアフリカーノ~パワー・メドレーでお願いします。
12月のTomorrow USAは、生バンド+黒人DJジョーのパフォーマンス+BAD CHILDRENのダンスショー+三人の個性派パーソナリティ、ジュリー、マチャアキ、ジョイのDJと、中味の濃いというかごった煮というか、盛り沢山な企画で盛り上がっておりました。
このころのヒット・ナンバーをざっと思い出してみると
○EW&Fのサタデーナイト(よくベイシティローラーズと間違えてリクエストがきました)
○EMOTIONSの恋のチャンス(モーリスホワイトのプロデュースによって不死鳥のように蘇ったコーラスグループの大ヒットナンバーでした)
○POCKETSのカムゴーウィズミー(これもアースプロデュースの新人グループでした)
○スティーヴィー・ワンダーのI wish(ベースがやたらカッチョ良かった。今聞いてもこのリズム部隊のノリは絶品、ホーンセクションのからみも最高です)
○同スティービーのIsn’t she lovely(邦題は可愛いアイシャ、だったかな? 2枚組アルバム・Key of lifeは彼のアルバムの中でも特に秀作が揃っていました)
○同、Sir Duke(邦題は愛するデュークだったかな)も忘れてはいけませんね。サッチモの名前なども歌詞に散りばめてあって、往年のJAZZプレーヤーへ捧げた鎮魂歌でした。アレンジもSWING JAZZをRespectした凝った作りになっていますね。


EW&FのターニングポイントとなったこのアルバムSPRIT(魂)は、そのジャケットの瞑想風のMIND POWERがこの後の飛躍への予兆として現れています。
このアルバム製作中に、彼らの盟友であったチャールズ・ステップニーを失ったことも、彼らにとっては新しい転機となったのかもしれません。
タイトルメッセージ「GETAWAY」では、この苦悩の日々から立ち去ろうと歌っています。
委員長は個人的に「Burning Bush」という曲が好きでした。
人類学を専攻したモーリス・ホワイトならでは、その哲学的なメッセージはこれまでのアルバムコンセプトの集大成のような気がしました。
更に、有名なゴスペルシンガーズのエモーションズの掘り起こしにもみごと大成功を収め、埋もれた実力派トリオの復活は、スタックス時代のファンも含めて彼女たちのセンセーショナルな再デビューに喝采が浴びせられました。
ダンスナンバーのI don’t wanna lose your love(恋のチャンス)、タイトルのFLOWER他全曲聞かせてくれます。
BACKは勿論アースのメンバーなので彼らの色が濃く出ていますが、エモーションズのヴォーカル&コーラスは全くと言ってよいほど音色に喰われていません。
しかし、このリズム・アンサンブルは本当に最高ですね。
アル・マッケイのギターがとにかくカッコ良いし、エモーションズの歌声も色あせるどころかアースサウンドに上手くフィットして、もうすでに過去からずっとやってきたパートナーのような感じでした。
ちなみにワッツタックスで見せてくれたあの有名なシーン、教会で祈りを捧げる黒人のオバちゃんたちを陶酔失神させバタバタと倒れさせた、彼女たちのゴスペルはまさしく神の声、究極のEmotionはそのままこのアルバムにも注ぎ込まれています。


Isn’t she lovelyは愛娘アイシャを歌った三連のスウィングビートで、とてもPOPな明るいダンスナンバーでした。
I wishはクリスマスの思い出を歌ったFunkyなダンスナンバーで、時期的にピッタリ合ったスティービー節といった感じのモータウンサウンドです。
モータウンのリズムはなんと言ってもベースにあります。
跳ねるベース、歌うベース、この曲の後半で聴けるベースのアドリブのノリは常人ではありませんね。日本人にはこのフィーリングは出せないでしょう。こんな演奏を始終している米国ミュージシャン達の層の深さを感じざるを得ません。

さて、音楽の話ばかりになってしまいましたが、我らがBAD CHILDRENはこの年の瀬に来て、新たな局面を迎えることとなったのです。

KGは高校中退、暴走族(恵比寿のジョーカーズですね)を経由してQ&Bで委員長たちのSOUL SPRITにカブれ、そのままズルズルと業界に居ついてしまった少年でした。
ご両親も一度Q&Bの委員長の元を訪れたことがあり、行く末をお願いされたりしましたが、つまらぬ道に入って、より愚れるよりは踊りでも踊らせておいた方が安全でしょう、などと結構いい加減なアドバイスをしたりして兄貴分を気取っておりました。
とは言うものの、親御さんにもそれだけ可愛がられていた甘ったれ小僧だったので、委員長としても目の届くところにおいてお預かりしていたつもりでもありました。
それでもここらがやはり潮時、せめて高校くらいは出ておかないと苦労するぞ、みたいな説教などかまして、たとえダブりでも復学するように奨めたのでした。
もうひとつは委員長の彼女ドリーのことでした。
やはり仕事の中にプライベートが入っていたのではプロ意識の障害になります。
マリやヒトミがけじめをつけたのに、委員長が混同していたのでは示しがつきません。
彼女もこの辺はおおかた察しがついていて、自ら脱退を申し出てくれました。
本人にしても、勢いでここまで来てしまったが、何もプロのダンサーを目指していたわけでもないし、楽しい時期に辞めるのがベストと言ってくれました。
ということで、この先メンバーは男女4人でやって行くことになり、少しはプロとしての自意識も固まりつつ波乱万丈、怒涛の1年が終わろうとしておりました。





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最終更新日  2005年09月22日 12時40分16秒
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