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2010.01.13
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昨日少し書いた分裂人格たちについて。

【眠り姫】と呼んでいる人格さんですが、この子は一番最初10月のワークショップで出会いました。

5歳くらいの等身大の人形として、鉄格子のはまった牢のような部屋に居ました。
昭和30年代位の何も写さないテレビの前に、昔の待合室にあったような長椅子に座ってました。
最初に感じたのは「拒否」。

放っておいて。
何も要らない。
何したくない。
何も見たくない。



通常この手のインナーチャイルドに会ったら、それから毎日会いに行くことを約束するものらしいのですが、私はその約束はしませんでした。
その時はそれが出来ないのが分かっていたから。

なので約束したのは、
「毎日は来れない。でも事あるごとに来るし、見捨てないから」
ということ。

実際にその後毎日は行けず、時々しか行きませんでした。
部屋を変えようとも、何かプレゼントを持って行こうとも反応せず、下手したら部屋にもおらず、探しまわる羽目にもなりました。
そこまで拒否されてました。

そして「人格統合」の本を読んだ時に、ああ、プレゼント渡したり、部屋を綺麗にするだけじゃ意味が無いんだ、とわかり、その日から結局私はその子を腕に抱いて歩きまわることに。

拒否しまくっているので側に居ても分からない。
しかも“人形”になってしまっている。

そう思ったのです。

そしてその取り組み3日目くらいから“人形”は女の子に変りました。
それでもその子は「拒否」なのです。
でもその「拒否」は無視して腕に抱いたまま、あっち行ったりこっち行ったりしてました。
色々話しかけながら。


腕から降ろすとその子は部屋の隅に行って膝を抱えて寝ようとしました。

「ちょっと待って!寝ても良いけど、ここはやめてっ!!」
ハッと気づいてそう言って、フリルがふんだんに使われた白いベッドを用意し、女の子にもhリフルの白いパジャマを用意して、それを着せ、そして寝かせました。
でも彼女から感じたのは結局拒否。

外なんて知らない。
世間なんて知らない。
何も知らない。
眠らせて。

全てを拒否して眠り続ける彼女をどうしたものか。
無理に起こして起きないし、と途方に暮れかけた時にふと、ちょっと前にケアしたチャイルドたちを思い出しました。
そして彼女たちに見てもらうことに。

そして私は彼女が何故そこまで周囲を拒否するのかわからず、その理由を知るために彼女にチューニングをしたのです。

そしてその彼女が持つ「物語」を知った途端、彼女は女の子から女性の姿に変りました。
それでも昏々と眠り続けてます。

彼女の持つ「物語」を知った時、あまりのことに私は最初思いっきり拒否してしまいました。
あまりにも受け入れ難かったし、重荷だと思ったから。
でも彼女が自分に居ると言うことは、彼女は確実に私の一部で私に影響を及ぼしている。
それがわかったため、それを受け入れることを私は決めました。

「物語」のことを詳しくここには書きませんが、彼女の心が壊れて行った過程は、今の私が幼いころに意識が分裂していったこととシンクロし、辛さと世間一般を拒否する気持ちが理解できました。

多分私にとって幼いころのそれは普通には受け入れ難く「物語」として出てくるしかなかったのかと今は思います。

でも彼女は理解して共感しただけでは目覚めません。
更にチューニングすると彼女の意識はさらに下の海の底を漂い歩いているのを知りました。
なので私もそこまで降りて行き、色々話しかけましたが、効果ありません。
茫洋とした視線でふらふらとさまよう彼女には何の効果も無かったのです。

そしてふと思いついたのです。
私は彼女の前に窓を作り、そこで彼女の嫌いな世界(外)を写し、そしてそこを破壊し始めました。
そして彼女が拒否している他の人たちも全員殺して見せました。
すべて破壊しつくしてから聞きました。

「貴方の嫌いな外も、貴方を追い詰めた嫌いな人達も全部壊して殺したよ。
 これであなたの嫌いなものは無くなったよ。
 貴方が望むならまた殺しも壊しもするよ。
 さあ、貴方は何をしたい?」

彼女は驚いて立ちつくしました。
少し考えて途方に暮れてました。

「目覚めたい」
「じゃあ、戻ろうか」

そう言って海の底に居た彼女が目覚めたのでした。

これが年末年始に私の内部で起こっていたことです。






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Last updated  2010.01.13 19:19:42
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