熊本・天草・松島の石屋(浦田石材彫刻店）

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2003.11.16

睡魔との戦い

(3)

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　日頃自然の中で綺麗な空気？を吸って生きている自分にとって、今日の一日は、本当に息の詰まるような長～い一日となった。

　昨日から二日間の開催で、”第１７回部落解放熊本県研究集会”
天草大会の二日目の大会に出席してきた。

　■部落差別の現実をふまえ部落解放基本法を制定し差別と戦争のない２１世紀を築こう。
　　●「人権教育のための国連１０年」熊本県行動計画をさらに具体的に推進しよう。
　　●「人権教育・啓発に関する熊本県基本計画」の制定を実現する強力な県民運動を展開しよう。
　　　　　　　　　　　　　・・・・・といったタイトル。
　緑に囲まれた素晴らしい環境の中に数年前統合して新設された本渡市立稜南中学校体育館での開催であったが、県内から三千三百余名が集結しているため館内は熱気むんむん。

「人権教育の施策」と「人権啓発への取り組み」についてが主な内容だったが、要するに全ての人権を尊重する事が、いちばん大切な事だと思う。そして思ったのは、今の時代に於いては子どもに対する親の躾が最も基本になっていると思う。
　しかし、同和地区以外でも人権に関わる大きな問題が起こっているし、部落問題だけじゃない世の中になって来ている。
　本人の家庭環境がどんなに素晴らしい家庭であっても、本人がどんなに優れた人間であっても「あなたの親戚には過去○○○○罪で・・・」なんて事、堂々と本人に告げて就職さえ受け入れない公の職種も有るではないか！それこそ血縁による堂々とした差別ではないだろうか！そんな事考えながら一日中睡魔と戦い椅子におとなしく座っていた。
　結局、「部落解放研究集会」とか「人権教育・啓発運動」なんてしないでいい世の中を創って行けばいいのである。その基本はやっぱり、それぞれ世の中で自分なりの役割を以て生きているという自覚と自信、そして子どもに対しては教育の基本である家庭での躾が重要だと思う。

　今日の家族は四つに別れた。上記の研修会に私、小学校の親子ハイキングに次女ひとり、高校のバザールに妻・長男・長女三人、家で留守番リク&シェリー

問題・・・・・・いちばん寂しかったのは誰でしょう？

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