熊本・天草・松島の石屋(浦田石材彫刻店）

　昨日（９日）は、午後からの降雨も大したことなく恵まれた天気だったが、
気象庁は、九州から東海地方が「梅雨入りした・・・らしい」と発表していた。
続いて今日、関東甲信、北陸、東北南部地方も梅雨入り宣言をした。

　今日は、朝からまとまった雨が降り続け
梅雨入り宣言も、まともな予報のようだったが、
明日以降は、晴れ間が続く週間予報となっている。

　日本列島には、変則的な梅雨前線がふたつ斜めに延びているが、
気象庁は、本当に梅雨入りを宣言してよかったのだろうか？

そんな中、先日二回目の収穫をした大きな梅の実が
黄色く色付き、香ばしい匂いを放っていたので
午後から梅干しつくりに初挑戦することにした。

　梅の実が、2.4ｋｇあったので、丁寧にヘタを取り除き
まず、あく抜きをするために水洗いをして水切りをしておき、
工場で、梅の実の倍の重量の漬物石を加工した。
お客さんからの注文も受けていたので、
山勘で重量を決め、5ｋｇ・7ｋｇ・15ｋｇ×3を製作した。
　漬物石製作も終わり、夕方から準備しておいた梅の漬け込み作業開始
左手で、ホワイトリカーに梅の実を数個ずつ丁寧に浸し
右手で、伯方の塩を万遍に馴染ませ、樽に並べ塩をまぶし、
その動作を繰り返し行った。

　梅干しつくりに初挑戦

2.4ｋｇの梅に対して、今回使用した伯方の塩は350ｇ
カビの被害が怖いからちょっとだけ塩分を多めに使用した。
　この後、山勘で製作した漬物石の一個が、5ｋｇピッタシだったため
2.4ｋｇの梅に対し、約二倍だったので、石もホワイトリカーで消毒し
覆い蓋の上に重りとして乗せた。
　３日後くらいには、梅汁が抽出されているはずなんだけど～・・・（不安）。

　今後は、漬物石を軽くしたり、赤紫蘇の葉を入れ込んだり
梅雨明けの土用干しなどの作業が待っている予定なんだけど、
最後の工程まで進めることが出来るかが心配だ。