熊本・天草・松島の石屋(浦田石材彫刻店）

11月20日（金）の夕刻、現場作業時
濡れた基礎土台の端で足を滑らせ、足の甲が裏返り、
右足第5中足骨基部骨折 の負傷をしたが
今日で、5週間もギプスに固定されてしまった。

　朝から掛かりつけのＨ医院に行ったが、患者さんが多く
診察と会計が終わったのは昼前だったけど
レントゲン画像を視ながら、
先生から 「ギプスを外してもいいよ」 と言われた。

やったァ～！

　「でも、完全に繋がっていないから無理するな」と、言われた。
　5週間もギプスに固定され、不自由な思いをしてきた足は
今では、開放感に満ち溢れているが、
何だか物足りない気分と、動かすことの恐怖心がある。

　午後1時から二件の葬儀があり、
妻と分担してそれぞれの葬儀に参列したが
まだまだ正座も、まともな歩行も出来なかった。

　自分が、午後三時まで、病院や葬儀へ行って入る間
息子は、霧雨の降る冷たい工場でひとり
業務用の強風の扇風機の風を浴びながら、
自然石を利用した記念碑つくりの
表面の削り出し作業をしていた。

記念碑造り


　骨折の怪我をした時、
一番心配してくれたのが息子で、
「俺が二倍働く」 と言ってくれた息子の言葉が蘇る。

　二倍とまでは行かなかったけれど、
自分が負傷し苦しんでいる最中、
慣れない作業でも、息子はよく頑張ってくれたが、
妻は・・・ 何と！、 障害・労災保険の算用をしていた。

　年末の追い込み作業も多々あったけど
息子の存在があって、予定通りの作業を消化でき
自分も今日、遅くまで掛かったが
来年早々建立の設計図面を仕上げることが出来た。

親子の二人三脚は、寅年も継続するぞ