熊本・天草・松島の石屋(浦田石材彫刻店）

　朝から友人Ｔくん邸新築の棟上（むなあげ）の応援に行き、
クレーン車横付けの状況で、どんどん組み上げられ
プレカット工法で切り込まれた木材の精度の高さに感心しながら手伝ったが
夕方には、二階の屋根板まで張り巡らされてしまい
五色の長い旗を竹に飾り、恒例の【餅投げ】が行われた。

　最初に直径10ｃｍほどの四方（シホ）餅四個が、東西南北に投げられ
一般的な紅白の餅やお菓子、お金（小銭）などが投げられたが
最終的に、直径25ｃｍほどの紅と白の【鏡餅】が
二個投げられフィナァーレとなる。

　施主のＴくんが投げた白い鏡餅は、太い電線を超え
二階の屋根より高く舞い上がった！
そして、自分の頭上に落下して来ていた。
タイミングよく大きくジャンプして、差し出した右手で受けたが
一旦手を弾むようにして落下。
しかし、その鏡餅の行方を最もよく察していたのは
一旦、手に当てた自分で、
アスファルトに落ちた鏡餅を、誰とも奪い合うことなく
咄嗟に拾い上げ、自分が獲得した。

　今まで、鏡餅を拾ったことがなく、貴重な初体験をさせてもらい
収穫は、その鏡餅だけで満足していたので
それまでに拾った小さな紅白の餅や小銭は、
近くにいた幼児に撒いて、お裾分け。

　右手で一発でキャッチしていればカッコ良かったかも知れないが、
少し硬くなっていた餅で、右手にはしばらく衝撃痛が残るほどだった。

貴重な初体験をさせて頂いた！

　もちろん、夜は。 ご馳走さまでした。