昭和60年に我が石材店で加工・施工した小型墓石を
「お寺の共同納骨堂に移ったから解体して欲しい」 と依頼があり
「そんなの絶対にイヤです」 と断る理由もなく渋々応じた。
昭和60年施工の小型墓石
自分が20代後半のときに、今は亡き父と作った作品で
まだしっかりとしたかたちで建っているし、造りとしては何の問題もなく
全く勿体ないことだけど、とても辛い思いで解体して撤去してしまった。
悲惨
過疎化が進む中、様々な理由はあるだろうけど
墓石施工をメインとして生計を立てている我々にとっては大打撃
しかし、共同納骨堂に預ければ【安心】という人が多いけど
建物の老朽化に伴う建て替え時に発生する莫大な費用の問題や
年間管理費の滞納によるトラブルも実際に発生しているし
生花も手向けられないし、焼香もできなくてまともなお参りが出来ないなど
それなりに多くの問題も抱えていることを考慮して欲しいと思う。
また、【墓じまい】なんて新語まで流行りだしているけど
石屋は、 【解体】 【買いたい】 人を求めるべきなのです
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