うさぎ屋

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天然酵母のパン屋さん~その1パンや楽


ついに薪で焚く石釜完成!
アジャドさんが煉瓦を一つ一つ積んで手作り。天板は火山岩。
直子さんは釜になれるため、いったんパン屋を閉め、1ヶ月近く練習期間を持ちました。

直子さんはパンを焼く人。
二十歳過ぎに岩国で「のら」というカレー屋を始める。
その後、自分の道探しにインドへ。
帰国後、天然酵母パンで超有名な「ルヴァン(東京)」で修行。
岩国のお山に帰郷し「パンや楽」を始める。
直子さんの目指すパンはフランスの田舎のどっしりした昔ながらの素朴なもの。勉強にフランスのサンピエール村のパン屋に1ヶ月滞在したことも。
酵母の世界に見せられた探究者。

アジャドさんは、主に大工仕事担当。
かつては大竹でログビルダーやアジア&アフリカ雑貨屋、インドで瞑想三昧・・・等々、経験豊富な直子さんのパートナー。
今回のパン釜は二作目。1号は試し焼きするまで完成していたのですが、納得できず、つぶし(このときのカンパーニュも電気オーブンよりふっくらして旨味もより強く、十二分においしかったのですが・・・)
昨年夏に直子さんと鹿児島へ行き、天板用の火山岩を目で見て選び車に積んで帰り、2号機に一から着手。その間にも、ニワトリ小屋や店舗付住居(数年前から作っては壊し、壊しては作りの制作中)も手作り。
納得できるまで諦めない、頑固に物を作る人。
ちなみに日本人。見た目は国籍不詳ですが・・・

とにかく、自分のもの作りにとことんこだわり、道を究める、日本人離れしたお二人が中心となって「パンや楽」はあります
そんな「パンや楽」がまた進化しました。
ベーグルの試し焼きを食べたのですが、今までのものより1.5倍は上にふくらんで、もっちり感も増え、食べやすくなっていました。
(焼かない状態でも、以前の電気オーブンのを焼いたのより、ふっくら、もっちりしてると思います。)
味も、よりふわっと表に出ている感じです。石釜、薪火のパワーはすごいですね。同じ材料なのに。

石釜は一度に焼ける量が少なく、今までパン焼き日は週に1日だったのが3~4日に。で、今までの楽さんの配達が出来なくなったので、入荷をどのようにするか検討中なのですが、当面はスポットになる予定です。


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