ΖガンダムとガンダムΖΖは

Ζが前半・ΖΖが後半と言うような作品の並びになっている。

ストーリー的には、Ζガンダムと 2作品をまとめて1本と言う意味で言えば

まん間くらいに「Ζガンダムの登場」があって、ガンダムΖΖ において主人公の機体として3ヶ月。

その後を「ガンダムΖΖ」のタイトル通りにZZが主役になっています。

ドラマと言う意味では、ハマーンカーンとの対決がZガンダム後半の主軸になっています。

しかし作品的には、ΖガンダムとガンダムΖΖ では『全く演出が異なって』おり

前編後編と言うには少し違いすぎるほど違うと思っています。

Ζガンダムは、変形シーンをあえて「一瞬で済ませ的な」演出からウェーブライダーになって『瞬間的に変形』して飛び去ってしまう。

また、どこからともなくウェーブライダーが登場。

一瞬でゼータガンダムに変形、戦闘が始まる。

と、いった具合に『変型シーンを見せない』ことで、スーパーロボットとの違いを見せていた。

しかし、ガンダムΖΖ においては『合体シーンを毎回盛り込みコアファイターとAパーツ・Bパーツが合体し変形する』シーンを

大画面で、ゆっくりと見せていた。

これはスーパーロボットで使われていた演出方法であり、Ζガンダムとは一腺を引く演出方法になるワケです。

その理由は、Ζガンダムは『絵コンテを富野監督』が、自ら描いていたのですが

ガンダムΖΖ においては、『総監督』と言う立場に収まり絵コンテ等は全部部下に任せていた。

したがって、演出と言う意味において全く別作品と言っていいほど変わったワケです。

富野監督自身も「ガンダムΖΖ に置いて、自分でも絵コンテぐらいキレばよかったんだろうけど、スタッフに任せると言った以上･･･

手は出さない。と言うつもりでやっていた」

と語っていたので

やはりガンダムΖΖ は、もう別作品と言う程違いが出ていました。

ある意味、仮面ライダーアギトが、クウガの続編と言いながらも

別作品となったアレと同じ様な感じで

ガンダムΖΖは、アナザー世界のガンダム？アニメ？と考えてもいいのかも･･･？

しれない？