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2025.03.01
カテゴリ： ご命日
ステージ４の食道がんで闘病していた、プロレスラーで区議会議員の西村修さんが２月２８日に死去しました。
５３歳だった。
その後、海外武者修行を経て新日本のリングに呼び戻されたものの一度は拒否するなど頑固者でした。
1度目のガンは26歳の時。
ガン治療の時にインドへ渡り、そこで彼独自の”無我”の精神を身につけたと言います。
その後、長州力を相手に「俺がガンになったのはお前のせいだ！」とカメラ前で怒鳴ってまで試合をやったり
彼、独自の”無我の精神”をひもといてみたりと、独自の活動をもしていました。
２００６年に新日本を退団、「無我ワールドプロレスリング」の旗揚げ。
師と仰ぐ藤波辰爾も合流。
その後、団体の方向性で藤波社長と意見が対立。
無我ワールドプロレスリングを退団。
もう1人の先輩である、武藤敬司を頼り全日本プロレス入り。
その次は自らの活動をプロスだけに傾けることなく、あらたに区会議員としての活動を始めました。
区会議員とプロレスラーの二足のわらじを履いて活躍。
しかし、近年また癌が再発。
体調が良い時にリングに上がって、議員活動とプロレスラーを行っておりました。
最後になった試合は、大仁田厚と対決！
電流爆破タッグマッチで、敬愛するドリーファンクジュニアと共に戦いました。
近年、18年前に仲違いした「 藤波辰爾 師匠に直接会って謝りたい」と言っていたのですが、願いは必ず2025年2月28日天に帰りました。
ただ1つは、師匠と仰ぐ 藤波辰爾 選手との確執ですが、彼が体調不良で試合を休んだ時
藤波選手が出場してカバーしてくれると言うサプライズがあり。
電話で西村選手にインタビューしたところ、『師匠の男の大きさに本当に涙が止まりません。本来、自分から出向いて謝りたいところですが、体調が戻らず』と語っておりました。
彼自身の心が、 藤波辰爾 と言う師匠に素直に詫びたいと言う気持ちになっていたと言うことを
知っただけで、私たちはもう充分だと思います。
彼自身が、藤波さんに会って直接謝れなかったのが残念ですが、私たちの心のしこりも1つ取れた気がします。
１６歳年下の奥さんとの間に、５歳の溺愛した息子がいるだけにさぞや心残りだったことでしょう。
素直に
西村選手の御霊が、より高みへ登れますようにと
手を合わせる次第です。
合掌
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