なぎさのゆるゆるサポート

なぎさのゆるゆるサポート

May 24, 2007
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カテゴリ: 療育スキル
今日は次男が体調を崩して学校を休んでいます。
眠っています。
私も仕事を休んで見守ることにしました。
時間があるので発達障害の子供に寄り添うのに役に立つスキルについて書いてみようと思います。

まずは『ペアレントトレーニング』です。
これは主にしつけが難しいと言われるADHDの子供を上手にしつけるためにプログラムされたものです。
子どものよい行動に注目し、子どものよい面を増やし広げる方法を学びます。
ADHDでない普通のお子さんにも対応できると思います。

まず、お子さんをよく観察してください。

常に子供さんといっしょにいらっしゃる親御さんは1日でもいいのかもしれませんが
お勤めなどでお子さんと一緒にいられる時間が限られている親御さんの場合は
何日かかけてじっくり観察してみてください。

 1.これからも続けてやってほしい行動
 2.これからはやらせたくない行動   
 3.2度とやらせたくない行動    

メモする注意点として

 ・できるだけ具体的に書くこと
 ・目に見えること、聞こえること、数えられる行動を選ぶこと
 ・親の願望ではなく、実際に子どもが行動したことを書くこと


メモを元にターゲットとする行動をいくつか決めます。

そしてそれらの行動に対してこんな対処をします。

 1.これからも続けてやってほしい行動 →褒める
 2.これからはやらせたくない行動   →無視する 
 3.2度とやらせたくない行動     →制限(罰)を予告する

褒めることによってその行動を強化(印象付ける)します。


これは叱ることでして欲しくない行動まで強化、印象付けられてしまうのを避けるためです。

そして2度として欲しくない行動には罰を予告します。
罰は必ず実行できるもの、子供自身が納得したものを選び、必ず実行されなければ意味をなしません。

罰を与えるまでに親が努力すべきことがいくつかあります。
・指示を出すときはCCQで。(Close近くに寄って、Calm穏やかな声で、Quiet静かに言う)
・取引 「~したら~してもいいよ」あるいは、二者選択制でどちらを選んでも結局実行するように工夫する。
・ブロークンレコード 子供の対応の仕方に感情的にならないで指示を繰り返す。

いいことをしたらシールなどでポイントを与える。
点数がたまったらお駄賃を。

子供だましのようなところもありますが、それでよい行動が増えるのならそれにこしたことはありません。

3.は難しいですね。
まずは1.2.から始めてみませんか?

詳しくはアサクラさんのホームページ「アサクラ・タウン」にわかりやすい説明が掲載されています。
ペアレントトレーニング

「読んで学べるADHDのペアレントトレーニング」





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Last updated  May 24, 2007 11:28:23 AM
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Kaz@ Re:  5月末からウツになり、パキシルを服用し…
みっちゃん@ おっと、書き込んでくれてありがとうございます。 はじめまして、私は広汎性発達障害と診断…
なぎさ@ Re[1]:ハートをつなごう! 発達障害第6弾(04/28) フームーンさん >こんにちは。ハートを…
フームーン @ Re:ハートをつなごう! 発達障害第6弾(04/28) こんにちは。ハートをつなごうをみました…
daiyamondo1732 @ インターネット学習 ネットレの学習教室といいます。 お子さ…

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