うちの『けい』さん

2018.12.31
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2018年、最後に会った人は
これからも
もしかすると
会わないまま
終わっちゃうかもしれないなって
なんとなく
心の隅で納得していた人だった。


2018年、最初に
それでも会おうと思う、と


自分だけで動かせるものでもないこと
(つまり相手が同じ気持ちでなければ)

なんてひとりよがりな

自分を納得させ
安心させ
そうかもね、って
鼻で笑ってた。



この山(ハードル)は高い

だけど

会うことを頂上とするならば
麓で見上げていながらも


漠然とした確信が芽生えていた。


もし、
自分が(つもりその人が)
地球にいなくなったとしても

きっと


ただ
時々来ていた連絡が途切れるだけ、
きっと
毎日の機微は変わらない、
と、
そんな憎たらしいことを言う人だ。

2018年が終わるとともに
頂上に登った瞬間
次の目標を失うかもしれない、

それはそれでもかまわない。

どうせ、平成も終わるんだから。

もし失ったら、
平成と一緒に放り投げて仕舞えばいい。

そんな憎たらしいことを私も心でつぶやいていた。










目に眩しい蒼い光のように

自分が山と思っていたのは
登ってしまえば
こんなにいとも簡単に
頂上につけるのか

目に眩しい白い光に
瞬きしてしまえば
なくなってしまうのでは

と、危惧したことが
なんと徒労に終わったことかと
なんだか拍子抜けして

独り相撲をとっていた
自分がおかしい。


2018年
チカチカと頼りなげに
点滅していたものが
細い、蒼い炎となって
心に宿る。







  「おおお〜いい」と手を振る。
   (無印のおまんじゅう(アロマ)と一緒に)

  Bye Bye2018  Welcom2019





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Last updated  2018.12.31 17:26:39
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