うちの『けい』さん

2019.02.24

終活しなきゃ

(2)

カテゴリ：損保保険屋・けいさん

うちの『けい』さん、
損保保険会社のパート事務員さん歴３年目に
突入中です。

お問い合わせで最近多いのが、

「契約者が亡くなったんですけど
どういう手続きが必要ですか？」

なにせ、
CMなし
新聞広告なし

契約者さまがそのまま年齢を重ね、
加入時は覚えていたけど、
だんだんとうろ覚えになり

家族形態が変わったり
リフォームしたりで
最初のご登録内容と変更があっても
ついつい
忘れてしまい、

ということ、とってもありがち。

契約者さまが亡くなってから、
初めてこの保険に入っていたことを知るご家族さまも

「大変だよなあ。
おかんがどんなものに入っているか、
知っておかなきゃなあ。」と電話を受けるたびに
心に思う、うちの『けい』さんでした。

それが。

一人留守番をするおかんのために
NTT電話帳に電話番号を載せない手続きをしようと

したら。

うわあーーん。

うちの『おとん』はとっくに亡くなっているのだけど
電話帳に女の名前は何かと物騒だからと

そのままにしておいたら

いやあーーん。

たかが電話帳に削除する簡単なお手続きでさえも

大変なことになり。

「フレッツ光の名義を変更していただければ、
電話帳の名義も変わります。」

（いいじゃん、削除するんだからさあ）

「いえいえ、今は個人情報の観点から
亡くなった人ではお手続きできませんので。」

（うちの『けい』さん、仕事でお客様にいうフレーズそのまんま（笑）。）

フレッツ光の契約書に乗っている電話をかけると。

「申し訳ないのですが、お客様はNTTの光でのご契約がありません。」

フレッツ光つないでますよ、現に今も。

「他のご契約で⚪︎⚪️光と書かれている契約書はありませんか？」

ありましたありました。

sannetさんの時はフレッツ光を使っていたけれど
sannetさんが楽天に吸収された時に
楽天の光に入ったという書類！

名前を変えるだけ、なのに。

ずっとお話中だった１時間弱を思い起こし、

終活しなきゃ。

今なら、まだこうやって頭が回るけど
次は、もう何を言ってんだか、って思っちゃうに違いない。

世に出回っている終活ノート。
あれはこんな時のためにあるのね。

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