うずらの卵

2006.01.22
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カテゴリ: 登山記録
この週末は大雪の天気予報が見事にはずれ、晴天に恵まれる。フツーに寒いが凍えるほどではない。今週はキンキンに凍った氷瀑を観賞と決め込んでいた私は少々とまどう。格安切符も買ってあるし、予定を変更するのも面倒だ。期待半分で出かけてみることにした。

宝塚からバスで有馬温泉に向う。ダイエット中なので掟破りではあるが、エネルギー補給のため小さなおにぎりとアミノ酸の粉末を口にして、ロープウェイ乗り場より紅葉谷の道へと入る。

紅葉谷は去年11月に歩いた道であるが、七曲滝を見るのは初めて。このあたり予想通り雪は少なく所々地面が凍っている程度。アイゼンを着けるほどではないので軽い気持ちで途中の標識に従い谷へと降りる。が、足を置くたび石が凍っててつるつる滑りとても歩きにくい。1ヶ所鎖とロープがかけてある片側切り立った岩場を超えるが、ツルツルに凍ってて危険きわまりない。禁断の行為だが両手でロープをつかみ落ちないよう進む。上にある巻き道へ行けばよかったと後悔。

難関を乗り越えて、少し行くと数人の人が上を見上げてる。
あった!七曲の滝!
キンキンではないがちゃんと凍っていた。うれしい!!

七曲滝氷瀑

七曲滝、氷はなく水が落ちてる部分もあるが、
なんとアイスクライミングをしている人が!すご~い!

滝に近寄り写真を撮りたかったが、上から突然大きな氷の塊が落ちて砕けるのを見た。こんなのが脳天を直撃すれば間違いなくあの世行きだ。危ない、危ない。遠くから眺めるだけにしておいた。



山頂の霧氷1

山頂の霧氷2


見晴らしのよい六甲ガーデンテラスでおにぎりと家でカットしてきたりんごのランチタイム。駐車場もあるので家族連れとハイカー達が入り混じって休憩をしている。山頂付近は晴れていてもやはり寒い。指先も痛い。コーヒーを沸かし両手を温めながら飲んでたら、レストランからカレーの匂いが。。私も暖かいとこでおいしいご飯が食べたいよ~(T^T)

下りは石切道を歩く。
今回のコースは有馬温泉から 裏六甲 を登り、頂上を超え海の見える 表六甲 へ下るというコースである。当然表側は裏に比べると雪はほとんど見られない。


石切道

石切道にて


石切道も初めて歩くがゆるやかで里山といった雰囲気の山道。昔、「石材(桜御影)を切り出し牛車で運んだ道」であると説明された案内板があった。それで道幅が比較的広いのだ。こういう道をのんびりと歩くのも楽しい。しかし下界が近くなり展望がなくなる頃から石ころがゴロゴロと落ちていて下を見て歩かないと、足をぐにっとやりそうで気が抜けない。しかし、駅までは遠い。登山道よりも車道歩きの方が登山靴だと疲れるのだ。

下山途中、道を尋ねられた。このあたりは迷路のようにたくさん登山道がある。
その方GPSを持って歩いているが目的の場所に行けず下山してしまったようだ。もちろん私はちんぷんかんぷん。役立たずでごめんなさいっ!
よし、またチャレンジするところができたね~。
六甲はほんとに奥が深い。





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Last updated  2006.01.22 23:12:10
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