うずらの卵

2006.01.29
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カテゴリ: 登山記録

武奈ヶ岳01


去年12月、雪山初体験で 敗退 した武奈ヶ岳

手持ちの仕事の締め切りが延びたことで、
いきなり昨日夜になって リベンジのチャンス が訪れた。


雲ひとつない快晴に恵まれ、しかも気温も3月上旬並に上がるらしい。少しだけ早起きして車で滋賀県へ向う。朽木方面へと続く367号線もほとんど凍結もなく無事坊村の駐車場へ到着。期待通り車がたくさん停まっていた。普段は混んでると憂鬱になるが、敗退経験のある山だけに人が多くいる方が安心だ。

前回よりも深い雪の中、登山口からいきなりの急坂を、真冬とは思えないくらいの暑さで汗だくになりながら自分のペースで高度を詰めていく。山でこんなにノドがカラカラになったのは何ヶ月ぶりだろう?ポカリや暖かいレモンティーがいつもよりおいしい。

御殿山を過ぎたあとは膝上まで埋もれ進むことが困難になった前回と違い、雪が深くなった分低木が埋っている。雪も踏み固められていて歩きやすい。夏山と変わらないぐらいの時間配分であっけなくあの美しい西南稜まで到達。

武奈ヶ岳03

武奈ヶ岳02


御殿山から眺める武奈ヶ岳の美しい山容

あたり一面青空。空に吸い込まれそう~

武奈ヶ岳06
西南稜、ここを歩きたかったのだ~♪

しかし、どんどん暑くなる。太陽が真夏のようにぎらぎらと照りつける。しまった!フリースの帽子では顔を隠せない。夏の帽子を持ってくるべきだった。

武奈ヶ岳の山頂からは360度のパノラマ風景が広がる。
こんな快晴に恵まれ、しかもこんなに遠くまで見渡せたのは山に登るようになって初めての経験。風ひとつない雪一色の山頂で透き通った眺望を堪能しながらのランチはどんな高級なレストランよりも贅沢なごちそうだ。本日のメインディッシュはピリッとした辛味と上品なコクが自慢の「坦々春雨」だ。おかげでさらにノドが渇いてしょうがなかったが・・。

武奈ヶ岳05

真中より少し右の白い山は伊吹山
残念ながら写真には写らなかったが、御嶽山も白山も見える。

もしや中央アルプス?

昼食後、同じルートを下山するが、あまりの暑さのせいか往路で見た樹木に咲く雪の花が散ってしまっていた。最後の急坂の下りで何度も滑って尻もちをつく。後ろの方にいる団体の女性達も同じ場所でころんだりしているのか?にぎやかで楽しそうな笑い声が常に聞こえてくる。今日山で会ったほとんどの人が大満足な一日を過ごし貴重な思い出を胸に帰宅されるのであろう。

リベンジは大成功のうちに終了!
途中からそんなの忘れてただはしゃいでいただけだけどね~

<オマケ>
家に帰って登山靴を脱いだら、先週の泥汚れが洗ったみたいにきれいになってた!ラッキー♪





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Last updated  2006.01.30 00:07:46
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