うずらの卵

2009.01.21
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カテゴリ: 登山記録
1月10日

待ちに待った3連休、予定していた山行が2つ玉低気圧とかで中止になったので、
空いたスケジュールの穴埋め作業を急ピッチで行う。

冬の丸滝谷へ行ってみよう!
ツレに加えて、山仲間のT子さんをお誘いしさっそく計画。
しかし、2つ玉がどうとか言ってるし、金剛山とは言え天気が荒れることが十分予想できる。
こんなバリなルート、本当にだいじょうぶだろうか?なんて悩んでいたら、
「明日急に休みになった」と、 リカオさん から電話が入る。

金剛山の道という道を熟知してるリカオさんを丸滝谷ツアーに巻き込み、
4人の即席チームの出来上がり♪

さて当日。

やっぱり天気が悪い。金剛山は厚い灰色の雲に覆われていた。
待ち合わせの道の駅へ行く途中、すでに雪に降られてしまう。
雨じゃなくてよかったね~とあくまで能天気なフリをする(笑)

ツレの車だと不安なので、リカオさんの車に乗せてもらい水越トンネル手前の登山口へ向う。

林道で早速真っ白な冬景色のお出迎え。
雪はバンバン降り、払っても払ってもザックの上に積もっていく状態。
まさに今降ったばかりのサラサラな雪なので、
沢は滑るほどではなかったけど、やっぱり緊張する。


こんな美しい世界が金剛山にあったなんて!


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夏だと気持ちいい水だけど、今日は冷たいっ!


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滑らないように慎重に登る


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真っ白な中、沢筋だけが道標に。


核心部の丸滝は、ロープが凍っていて手がすごく冷たい(≧∇≦)
それでも、滑って落ちたらシャレにならない高さなので必死でロープをつかむ。


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丸滝の横を慎重に登っていくT子さん


「こんな核心部がまだまだ続くの?」と、T子さん。
いやいや、ここから先はもう危険なところはない。


kongou090110-05.jpg



長いロープが張られた場所は、見た目よりきびしい傾斜。
ロープを両手でつかんで登るのはなかなか楽しかった。

沢が終り、ひいこらひいこらと尾根に向かって直登。
ようやく登山道へ合流。
六道の辻からははっきりした道へ。
さすがに山頂付近になると雪が多いが、踏み跡もありラッセルするほどではない。
けど登りの連続、体がえらいわー。


kongou090110-06.jpg
大日岳のリカオさん


山頂へ到着し、吹雪の中でうどんを食べる。
あまりに寒いので、茶屋の中へ避難(笑)
初めて茶屋の中に入ったけど広く、ストーブがあってぬくぬくで感激!
スキー場のレストハウスみたいだった。


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今年の干支も、寒くて布団から出られないようだ


下りはアイゼンを装着。
太尾道を下山に使う予定だったが、リカオさんの提案で中尾の背からに変更。
途中でストックをしまうとのこと。
なんでかっちゅうと、急な下りで木をつかまないといけないそうで(^^;

アイゼンに落ち葉が笑えるぐらい串刺しになり、もう滑るのなんのって~!
痩せ尾根の下りはなるほど急だったけど、時間がかなり短縮できた。
林道も、ツルツルだったので車のところまでアイゼンをつけたまま歩く。


kongou090110-08.jpg
下山、下山



kongou090110-09.jpg
中尾の背を下る


夏より多少大変だったけど、雪の沢登りという貴重な体験ができてよかった!
まあ、えげつない条件じゃなかったから行けたのだろうけど・・。

たかが金剛山、されど金剛山。
あらためて奥が深い山だと感じた。

よー遊んだ!くせになりそー!(笑)





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Last updated  2009.01.22 01:10:45
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