ヤサイエンジン
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先日の記事「剪定枝チップ配達」で書いた剪定枝チップについて質問されたので少し詳しく書いてみます。まずは匂い。中には臭いという人もいるけれど僕はこのにおいが好きだ。このにおいは針葉樹のにおいでマツやヒバ、ヒノキなどのにおいと土着菌発酵によって腐葉土のような臭いもする。簡単に言うと山のにおいに近い。これが長時間経つと針葉樹のにおいは消えて腐葉土とか山土のようなにおいになる。本題とは関係ないが、臭いという人は子供とか若い人に多い。山菜採りなどに行くと簡単に経験できるにおいなのであまりそういう経験がないのかもしれない。次は値段。これは地域によってなんともいえないので僕の住む地域について書いてみる。城南衛生管理組合というところが行っているリサイクル事業で、農家と個人で値段や一口の量が違う。詳しくはリンク先を参照。以前は1立方メートル(立米)500円でとりに行っていたが、配達(1立米1000円)してもらっている。今後はもう少しコストダウンを考えなければならない。さて最後に使い方。僕の場合はマルチング材として使っている。畑全面にマルチしようと思っているが財政上4立米づつしか買えないので今は畝の上と一部の通路のみに厚さ10cmぐらいを目安に敷いている。主な目的は雑草対策と水分保持。前にも書いたように今の畑は10年ぐらい休耕地で雑草がひどいので半分ぐらいに減ってくれれば御の字。詳しい情報は「ささののやさい」さんのページにある(上方左側「チップ最新レポート」)。僕の場合には今年からコストの関係上ただで手に入る合鴨敷料(鴨の飼育小屋に敷かれているおがくず)をまず地面に敷いてその上から剪定枝チップを5cmぐらいの厚さでさらにかぶせることにした。こんな具合に敷いていく。僕の場合は先ほど書いた2点を目的に使っているのだけど「ささののやさい」さんのところには副次的な効果もいろいろ書かれている。僕個人の気づいたことや利点欠点などおいおい書いていこうと思っている。
February 27, 2009
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