





荷物を預けてスタート地点に移動する。勇壮な太鼓の演奏で励ましてくれる。
ハリーさんが再び登場、「水道水!」と叫んで袋入りの水をくださった。水道水ってどうゆうこと?と思ったけど、冷たくないのにおいしい水だったので、全部飲み干した。後で考えると、水道水じゃなくて「深層水」だった。海洋深層水だったんだ。この水でずいぶん力がわいた。
ゴール前の校舎裏では、前はかなり離れているし後にもランナーはいない、安心してゴール…のはずだったのに、ゴールテープ寸前になって足音が近づいてきた。これはいかん、抜かれたらゴール写真がかぶってしまう、そこから必死のパッチで全力疾走、なんとかゴールテープは死守した。が、男性ランナーと並んで仲良くゴールしたみたいになってしまった。

約一月後、写真入の完走証が届いた。

